この時期、お風呂につかると、思わず口から「あ~気持ちいい」「生き返る~」「疲れがとれる~」という声が出てきます。
これは、疲れた体に、お風呂の温かさが入り満ちて、出てくる言葉です。
自分で、声にだそうなどとは、考えなくても、自然に出てくるものです。
私が称える南無阿弥陀仏も、阿弥陀如来様が、既に、私の体に入り満ちて下さるから私の口に
念仏となって出てくるのです。
称えているのは、私でありますが、私を称えさせる、阿弥陀如来様のはたらきが先なのです。
これは、明日まで、築地本願寺に法話に来て下さっている赤井先生のご法話の一部です。
お聞きしていて、本当に、そのとおりの分かりやすい喩えでありましたので、皆さんに、
ご紹介させて頂きました。
南無阿弥陀仏は、阿弥陀如来様そのものであります。
法話をお聞きしていて、有難いお話をお聞きしますと、自然に、念仏が出てくることもございます。
それも、同じ、はたらきです。いつでも、阿弥陀如来様が先にはたらいてくださっているのです。