今日は、長崎原爆の日、毎年のお参りに行かせて頂きました。午後からもご法事がございましたが、終わった頃から、車の洗車が出来そうな位、凄い雨になりました。７月中に、梅干し作業が終わっていて、ホント、よかったです。当初、のんびり、やろうと思っていたのですが、８月になり、こんな不安定な天気が続き、葬儀の依頼も多く、これでは、梅干しどころではなかったです。やはり、やるべきことを、先延ばしにしても良いことはありません。今、一番、恐れているのが、台風７号の進路です。このままの予想からいえば、お盆初日８月１３日から、大荒れになりそうです。関東直撃となれば、本当に困ったことになります。お参りは、どうなるのか？お盆法要は大丈夫か？と今から、心配なのですが、こればっかりは、自分の力ではどうにもなりません。ここで、何とか、こちらには、来ないでくれと祈りたいところですが、台風は無くなるわけではないので、こちらに来なければ、他が地域が、大変な被害になる可能性もあります。ですから、自分の地域さえ、台風がこなければ良いという訳にはいきません。法話でも、ある布教使さんが、台風が、自分の住む地域からそれてくれて良かったと、話をしてはいけませんと話されていました。私たちは、いつでも、自分中心で物事を判断してしまいます。集合写真でも、自分にとって、良い写真というのは、自分が目をつぶらずに、上手く映っている写真のことです。他人がどう映ろうがどうでも良いのです。これから、お盆に車で帰省を考えておられる方も多いと思いますが、ガソリン価格が凄いことになってますね。世の中、値上げ値上げ、この前も、お盆法要の御供物を届けてくれた営業の方が、また、来月から、値上げになりますと言われました。それにしても、お布施は、この値上げ時代でもまったく値上げはありません、むしろ、値下がりしています。そもそも、お布施は、表向きでは、金額を提示するものではないということになっております。しかし、そんなこと言っていられないので、私は、はっきりと提示することにしています。しかし、その金額でなければ、勤めないというわけではありません。ご無理なら、無理のない金額でお包頂ければ大丈夫です。これからの時代、お寺は、つぶれるとか、よく聞く話です。新聞や週刊誌ネットニュースなどでは、あたかも、どんどん潰れていく時代がくると書かれたりします。その方が、読者は、興味が沸くからです。でも、私が、毎月、愛読する月刊住職では、日本中で、頑張っているお寺さんの記事がたくさん載っています。しかも、それが、過疎と言われる地域であっても、工夫次第で檀家さんがどんどん増え、檀家さん以外の方も集まるイベントを開催したり、いろいろ頑張っているお寺が紹介されています。私は、そういう記事を拝見するたびに、勇気づけられます。こんなに頑張っているお寺が日本全国にはたくさんあり、間違いなく、救われている方がたくさんいらっしゃり、檀家さんに、必要とされているお寺がたくさんあるのです。墓じまいとか仏壇じまいとか、そればかりがニュースになるのは、悲しいことだと思います。もちろん、何もしなければ、衰退していくのは当たり前です。
