今日は、母の10年目の命日でしたので、父、子供、孫で集まり、法要を勤めました。私は、母が亡くなり三回忌位までは、写真を見る事が出来ませんでした。最近は、ようやく、涙が出なくなったと思ったのですが、懐かしい写真を見ると、読経中も、息が詰まってしまいました。
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母の部屋は、今もそのまま、いつも、ここに座って、テレビを見ていたね。と、みんなが、話すのを聞くと、また、思い出して、泣けてきました。10年前の今日の私は、悲しんでいる余裕はなく、通夜、葬儀の準備に追われて、何とか、通夜葬儀が終わった時には、身も心もボロボロになって、精神的にも不安定になりました。不眠症にもなり、しばらく、睡眠薬を飲まないと眠れなくなりました、そして、もう、49日の準備をしなければならず、体の不調は続きました。そして、相続の手続きやら、やらなければならない事が多すぎて、心が限界でした。そんな時、私を救ってくれたのが、浄土真宗の教えと、登山を始めた事でした。今では、良き思い出ですが、あの頃の自分は、よく頑張っていたと思います。