浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

今日は猛暑だと信じてます

2024-07-08 22:19:00 | お知らせ
連日の暑さで、お墓にお供えされたお花もすぐに弱ってしまいます。
思っている事は、口に出さないと伝わらないのであります。 阿弥陀如来も、私たちに南無阿弥陀仏と呼んでくださっているのです。阿弥陀仏様は黙って立っていらっしゃる仏様では無いのです。私たちに、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏「必ず助ける」と呼び続けてくれています。そこに、私たちの救いがあるのです。南無阿弥陀仏の呼び声を聞いても、まだ、心配していると言う事は信じていないと同じことなのです。南無阿弥陀仏が聞こえている事実の前には、心配も信じるも疑いも、全部、阿弥陀如来のはたらきで、私から除かれるのです。「今日は猛暑だと信じています」と言う人はいません。外に出れば猛暑である事は明白であります。「信じています」は必要ないのです。「明日も猛暑であると信じています」とは言えます。それは、未来のことだからです。「信じています」は、今のことではなく、未来のことであります。私がこの世に存在するのは、今しかないのです。明日、生きてると言う保証はどこにもないのです。今、救われなければ意味がないのであります。南無阿弥陀仏は、今、阿弥陀様の救いが届いているという証拠であります。「私はあなたを信じています」と言われたら、それは疑われている証拠であります。本当に信じていたら、信じていますは必要ないのです。何をしでかすかわからないから、信じていますと言うのであります。浄土真宗は、阿弥陀如来を信じて救われるのでは無いのです。信じるとは未来のことであり、不確定なことであります。そして、疑っているのと同じなのです。浄土真宗は、信じて救われるのではなく、南無阿弥陀仏を聞いて救われるのであります。聞くといっても、南無阿弥陀仏の音を聞くのではなく、南無阿弥陀仏の本当の意味を聞くのであります。

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