二鶴工芸です。
画像は得意先の方からのオーダーで和装の時に持つ財布が欲しいとのことで、できるだけ薄いものという注文でした。
この財布の仕立てはいつもと違い、別の方へお願いしました。
薄いペッタンコなタイプです。
生地は提供されたもので着物生地に疋田とよばれている加工をしたものです。
その生地に純金箔で小紋型を使い摺箔加工しました。
当方も強い樹脂を使っていますが、これだけ全面に加工したものはキズが付きやすいものです。
この事を了承済みでの加工です。
ご本人様も、その方が使った感があるし、その分愛着が湧いてくると!!
そうです!!まさにその通りです!!!
モノを大事にするということは、元来そういう事です。
愛着を持たれる商品を作らないといけない!と思った次第です。