二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

父親の自慢

2017年02月06日 | 日記

二鶴工芸です。
先月の記事にて。
京都市産業技術研究所の創設100周年を記念して制作された大型の時計のモニュメントです。
この文字盤が1月から12月までを季節を表現していて、京都地場産品で制作されています。
その11月の紅葉の部分は手描き友禅で制作されています。
実は父親が極わずかですが制作に関わっておりまして。
間接的に仕事が回ってきて柄の糸目を箔で括る箔糸目という加工をしました。
言ってもほんのわずかなんです(^_^;)
でも父にとってはちょっと自慢のようで・・・(=_=)
そんなこと言えば友禅は分業なんで糸目は私がやった!彩色は私が!、引き染は私が!金彩は私!みたいに(=_=)
制作に関わった着物を有名人が着ているのを見た時のような。

まぁ先々残るようなモニュメントなんでちょっとは自慢してもいいかな~と思います。