二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

和装の財布

2015年05月16日 | 日記

二鶴工芸です。
画像は得意先の方からのオーダーで和装の時に持つ財布が欲しいとのことで、できるだけ薄いものという注文でした。

この財布の仕立てはいつもと違い、別の方へお願いしました。
薄いペッタンコなタイプです。
生地は提供されたもので着物生地に疋田とよばれている加工をしたものです。
その生地に純金箔で小紋型を使い摺箔加工しました。
当方も強い樹脂を使っていますが、これだけ全面に加工したものはキズが付きやすいものです。
この事を了承済みでの加工です。
ご本人様も、その方が使った感があるし、その分愛着が湧いてくると!!
そうです!!まさにその通りです!!!
モノを大事にするということは、元来そういう事です。
愛着を持たれる商品を作らないといけない!と思った次第です。


迷彩のクラッチバッグ

2015年05月14日 | 日記

二鶴工芸です。
画像はバッグ作家さんとコラボして制作しましたクラッチバッグです。
がま口を得意とされている方で面白い作風が多いです。
デニムに金彩で迷彩加工した生地を加工+シルバーの本革の組み合わせで制作していただきました。
口金は1尺なので約30cmです。
取り外しのできる手提げとショルダーのストラップ付属です。


サンプル

2015年05月13日 | 日記

二鶴工芸です。
画像はデザインのほんの一部ですが、いつもお世話になっています石川県のガラス加工会社と産地の織物屋さんとでちょっとしたプランが進行中です。
地元ではなく京都の当方に依頼いただき感謝です。
石川県は北陸新幹線・連ドラと話題になって観光客も増えているようです。
現在、サンプルの調整中ですが流れに乗って行きたいところです。


フクロウ

2015年05月12日 | 日記

二鶴工芸です。
画像は額装になる前のフクロウです。
最近また加工しました。

金・銀箔・色箔などを使ったオール金箔加工になります。
バックの黒の部分も黒の箔を使っています。
この額は約20年程前から制作していますが、現在も年数点のペースで継続的に動く作品です。
フクロウ(不苦労)というくらいなので縁起が良いとして飾られる方やお祝いに贈りたいというお客様がほとんどです。





cafe町子のパンケーキ

2015年05月11日 | 日記

二鶴工芸です。
昨日は母の日でした。
昨年に続き、本人が愛用してますサプリメントをプレゼントしました
健康でいてくれるのが一番です。

お昼に千本北大路東南のcafe町子に行ってきました。
以前から気になってたcafeでパンケーキを食べたいと
わたくし、酒は体質的にアルコールを受け付けないようで、注射のアルコールでもしばらくアザになるくらい全くダメです。
酒はダメなのですが、甘いものはイケる口なんです。
ええオッサンなんですけど~

目当てのパンケーキを食べる前に普通にランチを食べてからにしようという事になり、から揚げ丼にしました。
画像はないですが、結構なボリュームで
ランチを食べるとミニサイズのパンケーキ類が¥300引きで食べれますとメニューにありましたが、せっかくなので通常サイズにしようと
それが画像のものです。
私は基本、パンケーキよりはホットケーキ派なんでパンケーキでもいつもシンプルなプレーンにします。
パートナーはチョコにしました。
後でミニにすれば良かったと後悔
ポンポンのお腹で帰りました
でもまた行こうかな
他のメニューも充実してますし。
お店の中も雰囲気が良く、椅子ではなくソファーになっているのが特徴です。
良かったら行ってみてください。

cafe町子:http://kingyoya-kyoto.com/machico/

 


ヴィンテージ

2015年05月09日 | 日記

二鶴工芸です。
画像は最近はなかなか制作できませんが、7~8年程前に一点ものでヴィンテージというコンセプトで拘った商品です。
使った素材は酒袋(酒粕を絞る袋)・ヴィンテージデニム(旧織機で織られたデニム)です。
いい味の酒袋はなかなか見つからないもので画像くらいの浅い色はよくあるタイプのものです。
黒光りしているものはなかなか見つからないですね。
画像のデニムはリジット(見洗い)の生地を一旦、業者にバイオウォッシュ加工して色落ちさせたものを使いました。
このバッグのサイズは長財布が入る程度のミニマムなサイズです。
見せどころは前胴のポケットにセルヴィッチ(赤耳)を使ったペン入れのポケットを配したところです。
このセルヴィッチを使うことでヴィンテージ感がアップします。
一点ものですのでディテールにも力が入ります。
これだけ手をかけると、それなりに価格が高くなるのは当然です。
当時デパートの催事で確かチラシに載ったのですが朝一番に購入しに来られたそうです。
40代半ばくらいの男性だったそうです。
この手のものを何点か展開しましたが全て無くなりました。
ファッションの中にヴィンテージアイテムを取り入れるのが大人のおしゃれだと。
この思考は今でもさほど変わらないと思います。
F&Eという雑誌が今でも販売してるくらいだし。
ただ当方の商品はアメカジ寄りのジャパンカジュアルです。

難しい購買層ですが、この層をくすぐらせるアイテムを制作するのも一考ですかね。





三日月

2015年05月07日 | 日記

二鶴工芸です。
画像は試験的に制作しました三日月型のガラス製の飾り皿です。
別注文で三日月型にカットしていただきました。
それを額装したのですが額屋さんが結構苦戦したようです。
ガラスの曲げの部分が一定でないため皿を受ける金具の取り付けが上手くいかなかったようです。
現状大丈夫ですが、ちょっと動かすと皿が動いたりします。
難しい
このままお蔵入りになるのか~


ガラスの茶室

2015年05月04日 | 日記

二鶴工芸です。
昨日、京都山科の青蓮院・将軍塚青龍殿のガラスの茶室を見に行ってきました。
観光客で多いだろうと覚悟していましたが、以外とちらほらでラッキー(^^)v
中途半端な昼の時間だったのか、夜のライトアップの方が多いのかも。
以下が詳細です。

京都・フィレンツェの姉妹都市提携50周年記念の特別展覧会として、4月9日より『吉岡徳仁 ガラスの茶室—光庵』が開催される。
場所は標高220メートルに建てられた京都・山科の青蓮院・将軍塚青龍殿。
京都市街を一望できる壮観な檜の大舞台に、デザイナー吉岡徳仁が手がけた美しいガラスの茶室が現れる。

期間はありますが、行ける時に行っとかないとと思い、また今の季節がいいだろうと。
眺めもいいし、暑くもなかったのでちょうど良かったです。