二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

オークション作品一覧

2015年12月16日 | 日記

二鶴工芸です。
H27年度 京もの工芸品 京都オークションの作者・出品作品の詳細のサイトです。
作品・作者・コメント・オークション最低入札価格が載っています。
また、今回はメールでの入札受付をされているので京都以外の地方のお客様にも落札のチャンスがあります。
ただし、実物を見たい方はすみませんが、京都に来てください^_^;
過去の3回はお客様を会場に招いて作者自らプレゼンをし、お客様がパドルを挙げて落札を競うシステムでしたので駆け引きのような雰囲気がありましたが、今回はサイレントオークションで札入れのみになります。
なので、今どれくらいの価格に上っているか!?わかりません(>_<)
お客様がこの金額であれば購入してもいいですよ!という金額で投函してください。
絶対に欲しいと思われれば、高額で投函するしかないでしょう^_^;
全て再生産無しの一点ものです。
こちらのサイトで確認してください→http://www.kyoto-saryo.jp/gallery

 


ペッパー君

2015年12月15日 | 日記

二鶴工芸です。
中学生の頃から通っているスポーツクラブに何か月か前からなぜかペッパー君がいます。
普段は子供達が集っていて楽しそうに会話しています。
おっちゃんも話かけてみたいのですが・・・
誰もいない時にトライしてみようと思うのだが・・・なかなか(>_<)


H27年度 京もの工芸品 京都オークション

2015年12月14日 | 日記

二鶴工芸です。
先日、記載しましたH27年度 京もの工芸品 京都オークション の詳細です。
京都府のホームページからです→:http://www.pref.kyoto.jp/senshoku/news/press/2015/12/h27kyouto-auction.html
パネルを使った展示は19日(土)から27日(日)までイベントスペースで展示するようです。
来年1月2日、お正月ですが京都茶寮内にて午後から実演をする予定です。
画像一番左、載せていただきました。



H27年度 全国伝統的工芸品 公募展 作品展 

2015年12月12日 | 日記

二鶴工芸です。
作品展の連チャンですが、H27年度 全国伝統的工芸品 公募展 作品展に出展することになりました。
公募展ですが、入選、落選問わず展示されるようです。
今回初めての出展ですので、よくわからない部分もありますが。
私はデニム製の男物の角帯を出展しています。
作品は購入もできるようです。

H27年度
全国伝統的工芸品 公募展 作品展
現代の豊かなライフスタイルを演出する
「私のお気に入り」

12月25日(金)~H28 1月6日(水)
場所:伝統工芸 青山スクエア  東京都港区赤坂8-1-22 赤坂王子ビル
AM11時~PM19時
※12月30日から1月3日まで休み

首都圏にお住まいの方、年末でお忙しいと思いますが、お時間よろしければお運びくださいませ。
二鶴工芸 上仲昭浩


 


京もの工芸品 京都オークション

2015年12月11日 | 日記

二鶴工芸です。
昨日、京都駅ビル2階 京都茶寮 「京ものセレクション 現代に受け継がれる琳派」の搬出でした。
お越しいただいたお客様、ご購入いただいたお客様、本当にありがとうございました。
またこのような機会があればよろしくお願い致します。

同時に平成27年度 京もの工芸品「京都オークション」の作品搬入。
同じ京都茶寮でのイベントです。

京都府内の若手職人さんを全国へ発信するとともに、作り手と買い手と繋がる新たな市場づくりを目標として平成24年から開催。

■日時:平成27年12月12日(土)~平成28年1月14日(木)
■場所:JR京都駅ビル「京都茶寮」


今回は、1ヶ月の期間に及ぶ札入れ形式オークションと出品者&参加者交流会やイベントスペースでの展示(イメージ)、製作実演等を行う予定。

今回のオークションは全て再生産無しの新作の一点もの作品(商品)です。


私はあまり流通していないアザラシ革を使った本革製の道中財布を出品します。
今回も各職人とのコラボで制作しました。
革小物・組紐・京銘竹、また金彩加工した生地はもう手に入らないデッドストックの西陣織の生地を使用。
そして落札していただいたお客様にはオプションとして、ご自身の家紋を京銘竹の緒締めに加工致します。
展示の緒締めはあくまでサンプルです。
ご興味ある方は是非、ご希望の落札価格を書いて投函してください。
私の開始価格は¥15,000からです。
我々出品者は会期終了までドキドキの毎日です。
京都茶寮前のイベントブースでは出品作品の詳細がパネルで展示されていますので、そちらも観覧してください。

以下が道中財布の詳細です。

道中財布というのは、江戸時代から旅人が旅に出る 時に必ず、お金や重要書類などを肌身離さず懐に入れて持ち歩いたといわれています三つ折りの財布になります。
アザラシ革茶色にデッドストックの西陣織生地に家紋菱柄を金泥で摺り箔加工。
正絹の組紐使用、緒締めの部分は京銘竹に家紋彫(金箔押し地)。
ファスナーのつまみは竹製。
札入れ1ヶ所とカード入れ、ファスナーの小銭入れになります。
小銭入れの内装は家紋柄です。

京都の粋(すい)

東京(江戸)の「粋(いき)」に対して京都(上方)は「粋(すい)」といわれています。
粋(いき)というのは、呼吸の「息」に通じ粋(いき)はマイナスの美学。
呼吸は吐いたときに「息」になる。
吸っているときはただの空気で、それが人の体の中を通って吐いたときに息になる。
この身の内から外に出していくというのが、江戸の「粋(いき)」です。
こそぎ落としていく、背負い込まない、吐いていく、削除していく。
ギリギリの最低限のところまで削り取っていき最後に残った骨格のところに、何か一つポッとつけるのが江戸の美学の「粋(いき)」です。

それに対し京都(上方)は粋を「すい」と読む。
上方の粋(すい)は「吸う」に通じ、身の回りのあらゆるものを自分の身の内に取り込んで血肉として自分を磨いてゆく。
いろいろ習い事をしたり、情報を集めたり、教わったり教えたりという人の間でもまれて身の内に吸収して粋(すい)になっていく。
おしゃれにしても、お白粉を塗る、紅を重ねる、着物を重ねるという風にどんどん乗せていくプラスの美学が「粋(すい)」です。

本品は西陣織・京友禅(金彩工芸)・組紐・京銘竹・革小物と各職人の技術の結集で生まれました。
まさに「粋(すい)」の道中財布になります。






琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~

2015年12月09日 | 日記

二鶴工芸です。
6日の日曜日の夜に二条城でのアートアクアリウムに行ってきました。
アクアリウムは昨年に続き2回目です。
今年は琳派400年記念ということで。
しかしこの時期、夜はさすがに寒いですわ(>_<)


2ショット

2015年12月08日 | 日記

二鶴工芸です。
先週末土曜日の夜は今年最初の忘年会でした。
開催場所が烏丸周辺だったので、ちょっと早く出て京都職人工房のメンバーも出展しているCOCON KARASUMA のkara- Sの展示会とネコのミモロちゃんの写真展に行ってきました。http://www.kara-s.jp/gallery/20151201_kyoto_design_crafts_fair.html
今年2回目のミモロちゃんとの2ショットです。
ミモロちゃんのカレンダーを購入しました。
http://blog.goo.ne.jp/mimoron/e/25650f081043c989353d5db380cd032c


ラジオ出演

2015年12月07日 | 日記

二鶴工芸です。
土曜日の昼に地元京都のKBS京都にラジオの録音に行ってきました。
1週間前に急に決まって^_^;

「本多隆郎の京のあったか円かじり」という番組で「京の匠登場」というコーナーで。
放送は13・20日(日)の午前6:25~6:55です。
その中の10分程で2回に分けて。
日曜日の早朝ですが、起きられた方は拙い話を聞いてくださいませ~^_^;