なぜ,美味しい日本の天然魚が世界で一番安くたたかれ、高い輸入魚を食べるようになったのか。
大量に出される売れ残りの廃棄物。
なんとかして,日本の天然魚の価値を高めたい。それを変えるのは教育しかない。
そう考えた東京出身の魚屋さんが私の研究室を訪れたのが2月でした。
魚屋さんは4月から大学院生になりました。私は魚のさばき方を教わっています。
4月から学生になった魚屋さんと閉伊川のサクラマスをテーマにした研究を一緒に考え、地元の皆様そして多くの皆様にお世話になり,
「天然 宮古 さくらます鮨 海を知り、川に学ぶ」を開発する事が出来ました。皆様ありがとうございます。
ただのお鮨ではありません。地元でもなかなか手に入らない天然のサクラマスを使っています。
海外の養殖ものではありません。天然の日本の最高級の食材,遡上前(海で栄養をたっぷり蓄えて川に上る寸前)のサクラマスを使っています。また,お鮨と一緒に副読本「よっしぃ博士のサクラマス教室」とアンケート用紙が届けられます。
お鮨を食べて興味を持って頂いたら「よっしぃ博士」と「もっくん(東京港区在住の小学4年生を想定しています)」の会話を通しサクラマスの生態を学びましょう。
そして森・川・海と人とのつながりの大切さを理解しましょう。アンケート調査にご協力頂きました方には,ささやかな記念品を贈呈します。
本日発売されたJAL機内誌「アゴラ」11月号に掲載されました。
どうぞよろしくお願い致します。
注文は,miyakomasu@gmail.comで受け付けています。
売り上げの一部は環境教育活動の支援として水圏環境教育活動に提供されます。
皆様どうぞご協力の程お願いします。