![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f2/c2028afd67119eb480258e2f5112182e.jpg)
右から東大猿渡博士、台湾海洋大呉靖國博士、同大蔡博士そして私。
本日は、国立台湾海洋大学の海洋教育センター長である呉靖國教授をお招きし、貴重な講演をいただいた。
「海洋教育と道TAO」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/02/8d4fb5db3ccff901b771bd878f3f4412.jpg)
これは、世界ではじめての道TAOを取り入れた海洋リテラシーの哲学だ。
自然の捉え方には、人によって千差万別。自然は、「道」なるものである。道とは「未知」なるものという意味もある。中国でもそう言い表すという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c4/1f1bc3e4f156203c8277222376f1044e.jpg)
自然の捉え方は大きく分けると、ロゴスとミトスになる。前者は論理、後者は感性。
両方の捉え方を持つ必要がある。
現代は論理を優先しがちであるが、バランスが崩れれば、問題が生じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/2f/ef6544ee2495117e5d6f186b3d139fab.jpg)
自然の理解は、人によって異なるが、本当の自然の理解は、誰もまだ到達していない。それが「道」だ。自然現象は人が唱えた説から学ぶものではなく、自分が自ら自然を体験して理解するものである。言葉は人を惑わす。人によって捉え方が異なるのは当然である。本当の真理に到達していない。そのことをお互いが認め合うことが、最も大事な事なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/08/3619a4ba3f169181d59402c6e24c52c4.jpg)
最後に、手前味噌ながら、呉教授に感謝の意を込めて、峨眉山月を朗吟しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/33/9b5a9b6988d6c1dd60d06cfa22f0ffa1.jpg)