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ブックエンド
俺が洋楽を聴き始めたきっかけは城南中学校時代の親友、七浦(今は海猿)の家で聴いたSimon & Garfunkel の「The Boxer」
それまではクラシック一辺倒で、ステレオの前で指揮棒振ったりしてたが(汗)、初めて聴いたこの曲の詩の素晴らしさにこころ打たれた。
そこからSimon & Garfunkel を聴きまくり、ソロ後も両者はほぼ抑えている。その中でに一枚といえばこれ!彼らのコンセプトアルバムということになってる。(ただしA面だけ) アメリカのシリアスな課題を取り上げ、一種のロードムービー的にその情景を描写している。「アメリカ」は彼らの代表作だと思う。Paulはソロでも「アメリカの歌」を出していてこれも名曲だが、彼のシニカルな目線での「アメリカ」は曲が作られた68年の(裏側の)世相を表している。老人ホームの会話から「Old Friend」そして「Bookends」への流れはとても秀逸。B面はシングルの寄せ集めではあるが名曲ぞろい。ジャケも彼らのアルバムの中では最高。