手に入れてから、もう長が~く乗っている、、、ちょっと古めだけどこのバイクに乗りたい! から手に入れた。。。
バイクの買い方って新車で買う以外にも色んな出会いで乗る事になったりいたします。
で、年数が経ったバイクは、、、それなりに、徐々に、いつのまにか、劣化して、、、知らず知らずの内に調子を崩して、、、故障に発展する事もあります。
最近老メカが修理したバイクですが、、、
ウォーターポンプ内部のシールが悪くなり、ドレンホールよりクーラントが漏れる、、、という修理をいたしました。
このバイクのウォーターポンプは、、、内部のオーバーホール用の部品の設定が無いので、アッセンブリーの交換で修理が終わりました。
とりあえず、、、患部の交換で路上復帰になりましたが、新しそうに見えても、、、それなりに年数が経っていて、生まれてから10年ちょっとが経っていました。
患部は交換したものの、、、患部に接続しているホースが、、、やっぱり劣化していて、、、
あまりヨロシクない、、、状態でした。
ホースが弾力が無くなっているのでしょうね、膨らんでいたり、伸びていたり、、、しています。
このバイクを、、、もうちょっと観察すると、、、
ここに、、、
クーラントが漏れて乾いた跡が、、、
ホースバンドは増し締めを試みましたが、、、締まる事は無く、、、締め切りまで締まっていました。
ここのクーラント漏れは、、、水温が上がって、内圧が高くなると、、、ジワジワと漏れてくるのかも知れません。
乗っていると、、、甘ったる~ィ匂いがする事もありますので、ちょっと気配りするだけで発見が出来るかも知れません。
ふだんから磨いたり洗車をしたりのお手入れで、この漏れている跡をお客様に気が付いていただきたいですねえ。
他にもタンク下で、あやしい部分もあったり、、、
やっぱりゴムの部品なんですねえ、時が経てば交換をしなくては。。。
お客様にはゴム部品の全交換をお勧めして納車になりました。。。
こちらも今月初めぐらいの点検&修理の250ccバイクですが、、、
12ヶ月点検でカウルを外して点検をしていたところ、、、
ラジエーターホースよりクーラント漏れを発見。
フルカウルに隠れていて発見がしにくいですが、時たまカウルを外して様子を見ないと。。。
こちらのバイクはホースとバンドを交換して修理完了しましたが、、、やっぱり古いバイクですからねえ、、、あちらこちらのゴムがヤレテいます。
走行距離はめっちゃ少ない4000km。。。
何年モデル?かは調べなかったけど、最終モデルで2007年なので、少なく見積もっても9年くらいは誕生から経っていますね。
タイヤは減ってはいないのですが、、、
ヒビがひどいので交換です。
エアーバルブもこの通り。。。
乗っても乗らなくても時が経てばダメになるゴム部品、交換は必要ですね。
このバイクのお客様は1年ほど前に手に入れたんだそうで、、、今回はちょうど1年なので12ヵ月点検としてお預かりいたしました。
結果としては、、、ラジエーターホース等のゴム部品の全交換をお勧めしたのと、来年は自動二輪と同様の内容の24ヵ月点検(車検整備)を合わせてお勧めして終わりになりました。
今月は2台のクーラント漏れ修理をいたしました。。。
まだ今月は終わっていないので、3台目、、、4台目があるかもしれませんが。。。
新車なら当分はゴム部品の劣化の心配なんかしなくても楽しめますが、古くなってきますとねえ。。。
患部だけの修理ではなくって、リフレッシュの為の全交換を決断しないと、イタチゴッコのように修理が続きます。
部品が手に入るうちにリフレッシュしないと、旧車になりかけのバイクは手遅れになってしまいますよ。
部品が販売中止になると、そのまま乗れなくなる事もありますので。
今日、部品の入荷状況を調べる為に、ちょっとだけパソコンを叩いてみました。
H社 2007年モデルホーネット250のラジエーターホース。まだまだ在庫多数。
同じH社 1998年モデル CRM250ARのラジエーターホース。全部販売中止!在庫無し。。。
H社の部品の販売中止、、、早い気がするのは老メカだけでしょうか?
Y社の古めの部品って意外とあるんですよ。。。
H社もがんばってもらいたいんですが。
部品が無いと走れなくなってしまいますので。
当店の古くからのお客様が先日来店下さり、お乗りのCRM250R(1991年だったかな)がオイル漏れとの事で修理の相談をいただきました。
2ストオイルが漏れているようで、交換が必要なあやしい部品の在庫状況を見たところ、まだ在庫があり修理が可能のようでした。
ついでにこれからも末永く乗るために必要な部品をピックアップして在庫状況を見たところ、、、ワイヤーなどの機能部品やエンジンや電装など本気で壊れた時に必要な部品は、、、皆無、、、でした。
1998年のCRM250ARのラジエーターホースが無いのだから、1991年では。。。
古いバイク、、、味があったり、パンチがあったり、個性的で楽しいバイクなんですが、、、生き残るのはタイヘンですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます