ICT工夫

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防犯自販機の話題

2007-10-04 22:06:34 | 産業・社会

今、北杜市のブログが熱い。私が山梨県を理解するのに大変参考になった「北杜市北梨門倶楽部」というブログがありました、過去形で書いたのは永らく更新が無くて訪問していなかったのです。昨日久しぶりにブログのブックマークから全巡回(これやると6時間はかかります)してみたら、「北杜市きたりもん倶楽部」と改名して継続更新されていました。「北梨門」=「きたりもん」、すなわち「来たり者」=私も甲府の異邦人という事です。早速このブログのリンク集に追加しましたが、ここで熱い話題が「防犯自販機」の話です。

とりあえずソースとなるブログなどにリンクしておきます。
2007年09月15日記事『山梨県商工会青年部連合会では、あんしん・安全まちづくり推進事業として犯罪抑止自動販売機を設置していただける方(場所)を募集いたします。』と始まる記事がブログ界での発端か?
2007年09月16日に、『県青連で一つだけやり残した事業を、引き継いだ現在の役員の皆さんが『実現』してくれました。』としてこの自販機の話題がでています。

これらの記事にコメントが付いていますが「北杜市きたりもん倶楽部」で、2007.09.30 ★自販機設置に「ノー!」★、同じ方が同日、北杜市アルファブログに、子供たちのためにも、自販機設置に「ノー!」をお書きになった。
続いて10月2日には後日談:★自販機設置に「ノー!」★と記事が出て、ここにコメントされたtosiさんは、「きたりもん倶楽部」への異見コメンテイターであると同時に、「へなちょこ柔道家tosiのだっちもねぇ独り言」、ご自身の発信用ブログを持っておられる、こういうスタンスを私は好き(^o^)
「やるか死ぬかやって死ぬか~自動販売機設置運動に反対します」というブログが10月1日に始まっています。
10月3日に、「北杜市きたりもん倶楽部」が追伸:★赤字にならない自販機!?★と記事を追加されています。

山梨県商工会青年部連合会さんのホームページからはこの自販機のことが探せませんが、9月20日からこのプロジェクトが始まっているとのことです。
環境省の光害対策ページにガイドラインもありますが、私は未読(^_^;)

光害とも関係して「ライトダウン甲府バレー2007」の記事を私は8月28日に既に書いていました。北杜市ブロガーの間で話題のこの自販機設置活動は、全県に300台目標とのことで、甲府市でも当然あるでしょう、商工会本部は甲府市飯田の国際交流センターの隣接地にあります。

私は日常的には自販機を利用しません。甲府の外れでタクシーに着地目標を示す時には便利です。防犯灯はそこそこに設置されていますし、地理不案内な暗い夜道は避けて歩かないと足を踏みはずして側溝に落ちる危険性もあります。夜間は車に私を認識させるために懐中電灯を持ち歩いています。無灯火で近付く自転車には身構えて対応します・・・ということで、子どもは一人で夜遊びしちゃいけないのですよ、大人は自分で身を守る方法を常に念頭に置く、それが一番肝心なところでしょ(^o^)

県立美術館にあるAED賛成にも反対にも色々な意見が読めます。私は効果(メリットとデメリット)がきちんと説明できない状態でこれ以上「もの」を増やさない方がよい、なによりも商工会のWebページでプロジェクトの推移が読めないのがツライという意見です。災害対応自販機で思い出しましたが、甲府市役所にも設置されたというニュースに記憶があります、しかしそのことは甲府市サイトを見てもすぐに見えて来ない。
写真は過日、県立美術館で見たAED(自動体外式除細動器)です。もしこれが街かどに必要なら消火栓・消火器や緊急通報装置(110、119へのホットライン)、照明器具など一緒に置いてあるとよいかも知れません。

自販機業界の生き残り策としてビジネスモデルの新機軸はどんどん出てきてよいと思います。それを採用するのはやはりビジネスの観点で見る人でしょうが、それに対して一般市民の考え方としてはこういうものがある、その事を発信できる手段はインターネットであり、それしか無いとも言えます。それに応えるビジネス側もインターネットを活用していただきたい、それがインターネット・オタクとしての私の願いです。


後期高齢者問題-3

2007-10-04 01:00:51 | ニュース

ホームページが開設されました、山梨県後期高齢者医療広域連合

このブログでは9月17日に、敬老の日と後期高齢者と題して記事を書いたのが最初でした。翌日には、後期高齢者問題-2を書いておきました。10月4日、ホームページ開設が確認できたので、記事その3としてお知らせできました。

山梨県後期高齢者医療広域連合リーフレット1

このブログでは、画像をクリックすると大きめの画像が別窓に開きます。二枚とも同じ窓で切替表示になります。
今回の新制度のポイントは、リーフレットにも書かれているように、これまで家族の健康保険に加入していた方も全て単独で、後期高齢者医療制度の被保険者になる、保険証も一人ずつ渡されるということです。もちろん保険料も自己負担(ご家族が負担してくれるにせよ別口)になります。この事は「制度の概要」ページに書かれています。
保険料については、「保険料率は平成19年12月ごろ決定の予定です。」と書かれています。国政の方でいろいろな動きがあるようですから、それに注意している事が必要と思います。制度が分割された事で、これまでの健康保険料の方はいくらか負担減になるかどうか、それはこれまで見ている記事では私には分かりません。常識的に考えれば国保など安くなるはずですね。

山梨県後期高齢者医療広域連合リーフレット2

この制度の財政的な問題としては後期高齢者だけの収支で完結するものであり、公的な財政負担(支援)があるにせよ、高齢者の医療費が増えていけば財政破綻する、破綻しないためには保険料がどんどん上がるということだと私は理解しています。だから後期高齢者の為に、その年齢に達していない国民からの税金投入がいかほどかは、はっきり見えることにもなるでしょう。その負担の大きさが見えた時、国民の間に「うば捨て山」心理をかもし出す制度じゃないかと(^_^;)
こういう制度を考えるなら、現在まだ若い人々が将来に備えて健康に注意する、年をとっても病院に行かずにすむ心身をつくるように心掛ける、そうなる事が大切だった、20年後にはこうなりますという制度にすればよかった。来年からやる、これは政治の怠慢に過ぎない。

蛇足ですが、Joomla で構築していてRSS配信もしていますが、タイトルをデフォルトの「Joomla! powered Site」から「山梨県後期高齢者広域連合」にした方が分かりやすいです。
リンク集からは外れていますが、福岡県後期高齢者医療広域連合は9月19日に公開更新されているようです。静岡、徳島、高知の3県が未公開。全国共通の制度については、他県と読み比べる事で一層の理解が出来ます。特に特別地方公共団体として47都道府県の全てがこの広域連合議会議員は市町村議会の議員から選出する間接方式を採ったと思えます。選挙に必要な経費などが節約できますから、それで良かったのでしょう。それだけに有権者に向けて広報体制の重要性は大きなものがあると私は思っています。