2006年の第1回で甲府市議会議員野中一二さんが「ベスト・ホームページ賞」にノミネートされ惜しくも大賞を逸したマニフェスト大賞第2回のノミネートが発表されました。
私はマニフェストといわれても評価などできませんが、ホームページの作りについて関心を持っているのです。以下のような分野に分かれています・・・
地方議会ノミネート
首長ノミネート・・・宮崎県知事 東国原英夫さん、神奈川県知事 松沢成文さん、横浜市長 中田宏さんがノミネートされています。
最優秀成果賞ノミネート・・・議会、会派・個人
最優秀アイデア賞ノミネート
グッド・マニフェスト賞ノミネート・・・個人、会派、政党支部
ここまでは政策とか企画などの中身の問題でしょう。
ベストホームページ賞ノミネート・・・議会、会派、個人がありまして、昨年野中さんと争って大賞を獲得した三重県議会が今回も応募しノミネートされています。
昨年もこれがどうして?と思ったのですが、今回のサイトも table の height を 53 に指定したセルに height 60 の画像を置いてみたり、『第1回臨時会議案審議結果一覧(5月18日議決分)を掲載しました』 のリンク先ファイル名に丸中数字を使ったりしていて、文法的に大きな間違いは無いものの、「ブラウザさん、これで表示をお願いします」という感じです(^o^)
上記リンク先を開くと Firefox や Opera というブラウザでは 問題の部分はアドレスバーに、(前方は略します)/kekka-list/190518%87A.htm として表示されて丸中の2 すなわち ② はアドレス表示として使える文字に置き換えられています。 インターネットではファイル名に2バイト文字は使わないのが国際ルールですが Internet Explorer6、7 で三重県議会ページを見ているなら、丸中の2がそのままアドレスバーに見える訳で、これが Internet Explorer の怖さです。Internet Explorer だけでテスト確認しているサイトはルール違反も気にならなくなってしまいます。テーブルも文法的に間違っていると崩れて読みにくくなりますが、それも Internet Explorer では適当に解釈してテーブルらしく表示するので間違えている事に気が付きません。
しかしマニュフェスト大賞とか日経BPなどあちこちであるホームページ評価のイベントでは、こういうテクニカルな細かい事を評価の基準にはしていないと思えます。こういう問題は制作する側が当然分かっているべき問題だと考えられていて、ソースの確認などはせずに表側に見えるモノで審査員は判断していると思います。私は単細胞の職人ですから、裏をひっくり返されても 「いい仕事してますねぇ」 と言われるようなWebページを作りたい、それだけのことなんです(^o^)