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石橋湛山平和賞 表彰式・12月23日(土)

2023-12-11 13:00:00 | アート・文化
石橋湛山平和賞(山梨平和ミュージアム)表彰式・2023年12月23日(土)
第12回石橋湛山平和賞の選考結果を公表します。
2023年11月23日 (山梨平和ミュージアム 2023年7月~10月の募集です。)
 応募数  一般の部 21件 中高校生の部 183件
 受賞者名 一般の部
   最優秀賞 南林 和さん  笛吹市 73歳
         貴方は50年前に亡くなった石橋湛山という政治家をご存知ですか
    優秀賞 大川勝男さん  神戸市 69歳
         本土復帰に懸けた奄美の非暴力抵抗主義
    奨励賞 中村佐吉さん(栃木・壬生町)
        前田博人さん(甲府市)
         今津佑介さん(戸田市)

 受賞者名 中高校生の部
   最優秀賞 五味愛琳さん ソウル日本人中3年
         きっかけ」が世界を変える
    優秀賞 上田紗友美さん 若草中3年
         微力だけど無力じゃない
    奨励賞 井上寧々さん(甲陵中)
        小林乃笑さん(都留2中)
        長坂有里さん(駿台甲府中)
        田代蒼さん(甲府一高)
なお、表彰式は、12月23日(土)午後2時~ 山梨平和ミュージアムで行います。
2023年04月02日 発表
第12回石橋湛山平和賞案内 【記事に募集内容や送信先など詳細説明があります】

 募集期間 2023年7月10日~10月10日(↓ 画像クリックで別ページに大判表示)

 山梨平和ミュージアム 
2023年6月29日 「石橋湛山平和賞」の作品募集 7月10日から(NHK山梨 NEWS WEB)

 「石橋湛山平和賞」は、幼少期や学生時代を山梨県で過ごし、ジャーナリストや政治家として平和主義を貫いた石橋湛山元総理大臣にちなんで甲府市の山梨平和ミュージアムが2012年に創設した賞で、平和や命の尊さなどをテーマにした論文やエッセーを広く募集し、優秀な作品を表彰します。

 応募作品は山梨県立大学の伊藤洋元学長や劇作家など5人が審査して11月に結果が公表されるということで、優秀な作品には賞金などが贈られます。

 山梨平和ミュージアムは「ことしは石橋湛山の没後、50年の年で、不安定な国際情勢への関心も高まっている。湛山の政治に対する評価や、今の時代に通じる可能性を考えながら執筆してほしい」としています。

 【以上はNHK報道から部分引用です】
 
報道記録・・・
2023年8月19日 石橋湛山没後50年 論文とエッセーを募集(朝日新聞)
  NPO法人山梨平和ミュージアムは、今年で12回目となる「石橋湛山平和賞」の論文やエッセーを募集する。山梨出身の言論人で元首相の石橋湛山(1884~1973)が追求した平和主義を後世に伝えることが目的で、中高生の部と一般の部がある。
  石橋は日本が勢力を拡張していた戦前期にいち早く植民地放棄論を唱え、戦後も中国との国交正常化に尽力した。同ミュージアムの浅川保理事長は「今年は湛山が没して50年の節目の年にあたる。平和を目指したその思想に改めて光をあてたい」と話す。
【部分引用させていただきました】


特定非営利活動法人(通称・NPO法人)山梨平和ミュージアム は記事に掲載される名称ですが、ホームページには 山梨平和ミュージアムー石橋湛山記念館ー と掲載されています。
 石橋湛山氏のお名前は存じていて YPM(Yamanashi Pease Museum)とも称される山梨平和ミュージアムが、山梨県に在住された石橋氏のご活動にお詳しいと思っておりますが不勉強な私は未学習です、YPM図書棚には資料があふれています。
 石橋湛山記念館に関する情報をこのように別ページにすることにいたしました。
2023年11月1日 孫が見た石橋湛山の素顔 「好きな相撲や食事以外は書斎に」 国会議員の研究会で講演(東京新聞)
 日中米ソ平和同盟構想などを提唱した元首相の石橋湛山(1884~1973年)について国会議員が学ぶ「超党派石橋湛山研究会」が1日、国会内で開かれ、石橋湛山記念財団代表理事で孫の省三氏が講演した。自民党の小渕優子選対委員長や石破茂元幹事長ら約50人が出席した。
 生前の湛山について、省三氏は「常に書斎にいる人という印象。好きな相撲や食事の時以外は書斎にいた」と紹介。80歳前後で英語の勉強を始めたことも明かし、「努力しているという感じではなく、当たり前にやっていた」と語った。
 会合では湛山のニュース映像も上映された。講演の際、賃上げを求めるプラカードを掲げた学生を「しつこい」と一喝するシーンについて、省三氏は「『うるさい』ではなく『しつこい』と言っているところが面白い」と指摘した。
 出席者からの「(湛山は)演説で原稿を読んでいたのか」との質問に、省三氏は「読んだこともあるが、役所の原稿は前日必ずチェックして、自分の言葉に直して話した」と答えた。(大杉はるか)
2023年11月1日 没後半世紀の「石橋湛山」がなぜ注目される? 思想を学び直す与野党の国会議員に理由を聞いてみた(東京新聞)
 戦前はジャーナリストとして日本の植民地政策や日独伊軍事同盟に反対し、戦後は衆院議員として米国依存からの脱却を目指し、首相にもなった石橋湛山。世界平和に向け、日中米ソ平和同盟構想も提唱した。没後50年の今年、超党派の国会議員約40人が「石橋湛山研究会」を立ち上げ、その湛山の考えを学び直している。なぜ今、湛山なのか。世界の分断が進むこの時代に、湛山を学ぶと、何が必要なのかも見えてきそうだ。(大杉はるか)
(以下長文です)

富士山登山鉄道構想の説明会・2023年12月18日西桂町にて

2023-12-06 16:00:00 | 産業・社会
2023年12月18日の西桂町での説明会について報道
富士山登山鉄道構想 信仰上の理由から反対の声に長崎知事「客観的な根拠に基づいた議論が出発点」(UTY 2023年12月19日 12:21)
 富士山登山鉄道構想に信仰上の理由から反対の声があることについて、山梨県の長崎幸太郎知事は「客観的な根拠に基づいた議論が出発点」と、まずは文献などを示すことが必要という考えを強調しました。
 18日夜は富士山鉄道構想について県の住民説明会が西桂町で開かれ、およそ80人が参加しました。
 構想を巡っては、世界遺産の構成資産の神社関係者が夏山以外の期間の営業につながるとして、信仰の観点から構想に反対の姿勢を示しています。
 このことについて質問されると長崎知事は・・・
 長崎知事: 歴史的な経緯と信仰上の理由をまずはしっかりとした文献を基に一緒になって研究をさせていただきたい。客観的な根拠に基づいた議論が出発点だと思っている。
 まずは文献など客観的な根拠を示すことが必要という考えを強調しました。

 富士山信仰は山梨県民だけでは無いと思います。長崎知事はその点をご理解なさっておられるでしょう。富士山=観光施設・稼ぎ所とは思いたく無いので、今後の忍野村、鳴沢村での説明会・内容にも注意したいと思います。
 なお1月予定は山梨県庁から日程の公表待ちです。これまでの説明会内容は報道記事だけで県庁の発表は確認していません。

以下は 2023年12月18日 西桂町での説明会に関する記事
【2023年12月07日の報道・NHK報道の最初と最後だけ掲載します】
富士山登山鉄道構想 知事「地域の価値高めるためLRTを」(NHK山梨)
 県が検討を進める「富士山登山鉄道構想」について、長崎知事は7日の県議会で、「地域の価値を高めていくために必要だ」と述べて重ねて理解を求め、議論を続けていく考えを示しました。
 12月の定例県議会は7日、代表質問と一般質問が行われました。
 この中で「富士山登山鉄道構想」をめぐり県が有効としている「LRT=次世代型路面電車」の活用について、長崎知事は「オーバーツーリズム対策だけでなく、地域の価値を高めるために必要となるグリーンモビリティだ」と述べました。
 そして、地元などから「電気バスで十分だ」という意見が出ていることに対し、運行上の課題があることやふもとや5合目のバスターミナルが「LRT」の駅舎に比べ魅力向上につながらないという指摘もあると説明しました。
 また、長崎知事は「LRT」は富士山周辺の地域にも路線を延ばして二次交通網の基幹路線とすることも可能で、電気バスと組み合わせることで住民や観光客の移動の利便性を高めることができるとして、重ねて理解を求めるとともに、議論を続けていく考えを示しました。

 一方、富士山の入山管理をめぐり、観光文化・スポーツ部の落合直樹部長は、現在、道路法などによって規制が困難となっていることから、登山道の一部を道路の位置づけから外して登山者数や時間帯によって閉鎖することも選択肢の1つとする見解を示しました。

2023年11月27日 「富士山登山鉄道構想」について県民の皆さまにより深く知っていただくための説明会を開催します。(山梨県知事政策局富士山登山鉄道推進グループ)
1.開催日時・場所
日時:令和5年12月18日(月)19時00分~(開場 18時30分)
・場所:西桂中学校 多目的ホール(南都留郡西桂町下暮地884-1)
2.定員 ・西桂会場:200名
3.参加方法(参加費無料・事前申込制)【上の説明会記事に申込方法など掲載されています。】
4.お知らせ
 令和5年12月12日(火)、12月14日(木)にそれぞれ予定しておりました忍野村、鳴沢村での説明会は 知事の公務の都合により、1月開催へ日程を変更させていただきます。
 変更後の日程につきましては後日、本ページに公開いたします。
【以上でこのページは終りです】
富士山登山鉄道構想の説明会については、富士山登山鉄道の説明会 2023年11月23日 富士吉田市  今後の予定についても報道を確認して記事に記録していました・・・
 『富士山登山鉄道構想の説明会は、12月に忍野村、鳴沢村、西桂町、2024年1月に富士河口湖町で開かれる予定です。』
 この日程変更が告知されたのです。
 この件は 山梨県知事政策局富士山登山鉄道推進グループ の 富士山登山鉄道構想 サイトからの発信です。
今後の為にこの記事を残します。

富士吉田市など 富士山登山巡り新たな対策を県に要望

2023-12-05 19:00:00 | 産業・社会
2023年12月05日 富士吉田市など 富士山登山巡り新たな対策を県に要望(NHK山梨)
 富士山への登山でいわゆる「弾丸登山」など危険な行為が相次いでいるとして、富士吉田市などは5日、県に対し、来シーズンに向けて、夜間に登山できるのは山小屋の宿泊予約がある人のみとするといった新たな対策をとるよう求める要望書を提出しました。
 5日は、富士吉田市の堀内茂市長などが県庁を訪れ、県観光文化・スポーツ部の落合直樹部長に要望書を提出しました。
 ことしの富士山の夏山シーズンでは、コロナ禍を経て登山者数の回復傾向が見られる中、夜通しで一気に山頂を目指す「弾丸登山」など危険な行為も問題になりました。
 要望書では、来シーズンに向けて状況を改善するため、現在は登山する人に任意で1人あたり1000円を求めている「富士山保全協力金」を義務化することや、一定の時間以降の夜間に登山できるのは山小屋の宿泊予約がある人のみとするといった新たな対策をとるよう求めています。
 市によりますと、山梨県側の山小屋では一泊あたりあわせておよそ2000人が宿泊可能で、予約をした人に証明書を発行することなどを想定しているということです。
 要望に対し落合部長は、「県としても早急に対策をとりまとめて、備えを万全にしていきたい」と応じていました。
 面会のあと堀内市長は、「登山者のマナー低下で弊害が出ており、来年の夏も続くことで富士山の安心、安全、清潔のイメージが崩されてしまうことはあってはならない。静岡県とも連携して対策をとってほしい」と話していました。

【富士山に関する記事を読みながら、かなり以前ですが運動部で富士山に近い施設で合宿した夜に、大勢の人が富士山に登って行くのに気付いたことがあります。「弾丸登山」とはあれだったのでしょうね。】

リニア中央新幹線の開業時期を「2027年以降」に変更

2023-12-05 17:00:00 | リニア中央新幹線
リニア中央新幹線の開業時期を「2027年以降」に変更(JR東海発表・報道記録) (令和5年)2023年12月14日に発表
報道記事を確認して掲載しましたが、全て部分引用です。
 JR東海はリニア中央新幹線を2027年開通と決めていましたが2027年以後に変更すると国土交通省に申告しました。この件が大きく報道されたのです。

 報道の中には静岡工区の遅れを理由に変更と書かれている記事もあります。南アルプスの奥深くトンネルを掘る計画そのものに問題は無かったのか私は以前から疑問を感じていましたが、このような事業の関する知識はありません。
 問題は静岡工区だけでは無いと思いますが、リニア中央新幹線が無事に開通するのを願うのみ。でも思い出す、東京で地下鉄が増えた頃、対応に苦しい知人の話しを聞いた、私は便利になった。こんな事を思い出しながらリニア中央新幹線事業について学習は続けたい。
2023年12月15日 リニア中央新幹線 開業時期2027年から2027年“以降”に変更 飯田市民は困惑【長野】(テレビ信州)
 東京・品川と名古屋間を最速40分で結ぶリニア中央新幹線についてJR東海は開業時期をこれまでの2027年から2027年“以降”に変更すると発表しました。県内唯一の新駅ができる飯田市からは困惑の声が上がっています。
2023年12月15日 「決断に敬意を表する」川勝知事がJR東海を評価 リニア開業目標「2027年以降」変更 持論の「部分開通」や「他工区の状況」でけん制も=静岡(SBS NEWS)
 リニア新幹線の工事をめぐり、JR東海が開業目標を「2027年以降」に変更したことについて、静岡県の川勝知事は「決断に敬意を表する」と評価しました。
2023年12月15日 JR東海 リニア開業時期、27年以降に変更(毎日新聞)
 JR東海は14日、リニア中央新幹線の品川―名古屋間の工事について、斉藤鉄夫国土交通相に実施計画の認可を申請した。申請書では、静岡工区の遅れを理由に、工事が完了し開業する時期を従来の「2027年」から「27年以降」に変更。
2023年12月15日 リニア新幹線の事実上延期受け、途中駅予定の街は「粛々と整備」「反対は静岡だけじゃない」(東京新聞)
 長野県駅ができる飯田市の担当者は「JR東海から昨日、変更の連絡があった。駅前広場整備は27年に合わせ進めている。開業が遅れても、広場を段階的に活用できるよう検討する」と述べた。岐阜県駅を予定する中津川市の担当者も「まちづくりは27年に向けて着々と整備する」と話した。
 リニアの東京側の起点となるJR品川駅(港区)周辺では、リニア駅建設に加え、京浜急行の連続立体化やビル建設など、大規模な再開発も進む。港区の担当者は「リニア開業を見越した事業もあるが、まちづくりを再検討する段階ではない」と話した。
2023年12月15日 JR東海 リニア「27年困難」、計画変更「次の時期とセット」(日本経済新聞)
 JR東海の金子慎社長は15日の定例記者会見で、リニア中央新幹線について「2027年中の開業は難しい」としたうえで、「計画を変更するなら、次はいつになるのかという話とセットになる」と述べた。開業時期など計画を変えるには、事業を認可した国土交通省との調整が必要で、当面は延期に向けた手続きは見送る方針だ。
2023年12月15日 リニア中央新幹線 開業時期変更 街の声は(NHK)
 リニア中央新幹線の開業時期について、JR東海は14日、これまでの「2027年」を「2027年以降」と変更し、国に申請しました。 一夜明けた15日、街の人に話を聞きました。
 
2023年12月14日 リニア中央新幹線「開業時期変更」正式表明 国へ認可申請 「静岡工区の着手見込みが立たない」(乗りものニュース編集部)
 静岡工区をめぐっては、大井川の水資源への影響について静岡県が懸念を表明しており、全線のなかでここだけ着手できていません。今回、JR東海から初めて正式に開業時期の変更が表明された形です。JR東海は「工期の見通しが立った段階で、改めて工事の完了の予定時期の変更申請を行う予定」としています。 合わせて、総工事費が従前の工事実施計画での5兆5235億円から、7兆482億円に変更されます。ただし、これは2021年3月に公表した見通し額だということです。
2023年12月14日 【速報】リニア中央新幹線の開業時期「2027年」から「2027年以降」に変更 JR東海が発表「2027年の開業を断念したものではない」(TBS NEWS)
 しかし、静岡県の川勝平太知事が環境への影響を理由に着工に反対の姿勢を示し続けていて、静岡工区で着工の目途が立っていないことから、事実上2027年の開業は困難な状況となっていました。   JR東海は、14日夕方に会見を開き、国に提出した認可申請書の中で開業時期を「2027年以降」としたことを明らかにしました。
2023年12月14日 リニア工事の完了2027年以降に JR東海、27年から変更申請(朝日新聞)
  駅と車両基地の設備工事計画を申請したのにあわせて、すでに認可を受けている土木工事などの計画に盛り込んでいた完了時期を修正した。JR東海は27年の開業について「困難」との見方を示してきたが、公的な文書で正式に認めたことで、開業を見据えた駅周辺の街づくりなどに影響が出る可能性もある。ただ、JR東海は今回の申請について「27年開業の断念ではない」(沢田尚夫常務)とも主張している。
2023年12月14日 リニア品川-名古屋開業「27年以降」 静岡着工遅れで変更―JR東海(時事通信)
 品川―名古屋間の駅や車両基地などの工事実施計画を同日、国土交通省に認可申請。工事完了予定時期を「27年以降」と申請書に明記した。JR東海の丹羽俊介社長はかねて、「27年の開業は困難で、新たな開業時期を示すことはできない」との見解を示しており、これを明文化した。
 沢田尚夫常務執行役員は14日、東京都内で記者会見し、「断念ではなく、今の時点で27年は難しいということだ」と説明した。工期の見通しが立った段階で、完了予定時期の変更を申請する。大阪までの全線開業時期についても「影響が出てくる」と述べた。
2023年12月14日 リニア中央新幹線の開業時期 「2027年以降」に変更 これまでの「2027年」から JR東海(フジテレビ)
 JR東海は14日、リニア中央新幹線の品川 - 名古屋間に関して、車両や建設整備などの工事実施計画を斉藤国土交通相に認可申請した。 その中で、これまで「2027年」としていた開業時期を「2027年以降」に変更していて、静岡工区のトンネル掘削工事に着手の見込みが立っていない状況をふまえたものとしている。 JR東海は、開業時期の具体的な見通しがたった時点で、あらためて変更申請を行うとしている。
2023年12月14日 リニア開業「27年以降」 JR東海、工事申請で(共同通信)
 JR東海は14日、リニア中央新幹線の品川―名古屋間の工事について、斉藤鉄夫国土交通相に実施計画の認可を申請した。申請書では、静岡工区の遅れを理由に、工事が完了し開業する時期を従来の「2027年」から「27年以降」に変更。これまで「27年の開業は困難」との認識を示してきたが、公的書類に初めて現状を反映させた。
 担当者は「27年の開業断念や時期を延期したものではない」と説明した。見通しが立った段階で、工事完了の予定時期を改めて申請するとしている。
 今回申請したのは、駅や車両基地の建設工事などの実施計画。品川―名古屋間の総工事費の見通しは、既に公表済みの7兆482億円とした。
2023年12月14日 「いつまで工事」「早く開業を」リニア工事の完了延期、沿線からも声(朝日新聞)
 JR東海は14日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の工事について、「2027年」としていた完了時期を「27年以降」に変更した。静岡県内で着工できるめどが立たない現状を踏まえたという。一方で同社は「27年開業の断念、延期ではない」とも説明。沿線の自治体や関係者からは、「早く開業を」「いつまで工事が続くのか」との声があがる。
2023年12月14日 リニア中央新幹線の開業時期「2027年以降」に変更 JR東海(NHK)
 建設が進められているリニア中央新幹線の開業時期について、JR東海はこれまでの「2027年」を「2027年以降」と変更することを決定し、国に申請しました。 静岡県が着工を認めず、「2027年開業は難しい」としてきましたが、この見解を国に提出した計画にも正式に反映させた形です。
2023年12月14日 JR東海 リニア中央新幹線の開業時期を2027年以降に変更(NHK山梨版)
 開業時期を変更したことに関連し、山梨県内の工事についてJR東海の担当者は引き続き早期の工事を進めていく方針は変わらず、南アルプストンネルの掘削工事の状況を考慮しながら合理的な工期を検討していくとしています。
 長崎知事は「JR東海は少しでも早い開業を目指して地域の理解と協力が得られるようしっかりと取り組んでいただきたい。県としても一日も早い全線開通に向けて協力し、貢献していきたい」というコメントを出しました。
 リニア新駅の建設が予定されている甲府市の樋口市長は「やむを得ないと考えている。引き続き、問題の早期解決に向けてJR東海や国をはじめとする関係機関の一層の連携と努力を期待する」とコメントしています。
【全文は長文です】
2023年12月14日 リニア中央新幹線 JR東海が開業時期を「2027年以降」と変更 理由は静岡工区の遅れ(UTY)
 JR東海は山梨県内の工期は現在、見直す予定はないとし、引き続き早期開通を目指したいとしています。
 また、リニアの山梨県駅の構造についても明らかにしました。 それによりますと駅は4階建てで、2階に改札を、4階にホームを整備します。 建物の面積は約1万3000平方メートルで、駅の長さは約370m、幅は約40mとするとしています。
2023年12月14日 事実上の“開業遅れ” リニア開業時期を2027年以降に変更 山梨県(YBS NEWS)
 開業の遅れについてリニア山梨県駅周辺の地権者は「知事が変わるたびに駅周辺の整備方針が変わり地元が振り回されてきた。これ以上色々変わる前に開業してほしい」としました。
 また、長崎知事は開業時期の変更について、「JR東海には少しでも早い開業を目指して地域の理解と協力が得られるよう、しっかりと取り組んでいただきたい」と注文を付けました。
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『JR東海は斉藤鉄夫国土交通相に実施計画の認可を申請した』との事ですが、JR東海や国土交通省がその文書内容を公開されるのか私は知りません。「2027年」を「2027年以降」と変更申請とのことですが、民間事業が申請した工事期間が変更される時は、このような申告をする法令でもあるのでしょうか、ドシロウトの自分には理解不能。

来夏の富士山登山者管理 山梨県に弾丸登山抑制の要望書提出

2023-12-05 15:00:00 | 産業・社会
2023年12月05日 富士吉田市や山小屋関係者 県に弾丸登山抑制の要望書提出 来夏の富士山登山者管理 山梨県(YBS)
 来夏の富士山の登山者管理について、富士吉田市や山小屋関係者は5日、山梨県に弾丸登山などを抑制する要望書を提出しました。
 今年(2023年)の富士山は世界文化遺産登録10年の節目などから、多くの登山者が訪れ、無謀な弾丸登山などが問題視されました。
 こうした中、来年夏の登山者適正管理のために、富士吉田市の堀内茂市長や山小屋関係者が県に要望書を提出しました。
 要望書では、夕方や夜間の登山者は宿泊予約者のみにすることや、富士山保全協力金の義務化を要望しました。
 県は「早急に検討し来年に向けて備えを万全にしたい」などとしています。
2023年12月05日 富士山登山「宿泊予約者に限定」(山梨日日新聞)

夏山の富士山 宿泊予約者以外の夜間登山は制限を

2023-12-05 13:00:00 | 産業・社会
2023年12月05日 夏山の富士山 宿泊予約者以外の夜間登山は制限を 地元の市などが県に要望 山梨(UTY)
 混雑やマナー違反が問題となっている富士登山のあり方を巡り、山梨県富士吉田市の市長らが県に対し宿泊予約者以外の夜間登山を制限するよう要望しました。
 2023年の夏山シーズンで富士山に山梨側から2022年より4万4000人多い、約13万7000人が登山しました。
 このうち、山小屋で休憩しない弾丸登山が約3800人いたほか、登山道で仮眠する人や焚火をする人もいました。
 こうした状況を受け、5日に富士吉田市の堀内市長や山小屋の経営者らでつくる組合が県庁を訪れ、来年の夏山シーズンに向けた対策を要望しました。
 要望では、一定時間以降の夜間の登山者は山小屋への宿泊予約者だけにするよう求めています。
 これにより、夜間の登山者数は山小屋に宿泊できる約2000人以下に制限できるとしています。
 また現在任意で徴収している富士山保全協力金=いわゆる入山料を義務化することも求めました。
 富士吉田市 堀内茂市長:本当に危険な状態になります。来年度からは(夜間は)2000名という限られた数の方に安全・安心に登っていただきたい。
 なお県は、来年の夏山シーズンに規制も含めた登山に関する条例の制定を検討しています。

構成資産の神社から反対意見・富士山登山鉄道構想

2023-12-04 11:00:00 | 産業・社会
2023年12月04日 構成資産の神社から反対意見「信仰の阻害に」 県が進める富士山登山鉄道構想 山梨県(YBS)
 山梨県が進める富士山登山鉄道構想について、富士山世界文化遺産協議会作業部会が4日、富士吉田市で開かれました。
 会議では、県が富士山登山鉄道構想の進歩状況について説明しましたが、富士山吉田口登山道に神社を構える北口本宮冨士浅間神社や静岡側の神社などから、富士山に対する信仰を阻害しかねないとして、構想に反対する意見が相次ぎました。
 また神社側は、吉田口の麓から5合目までの道に廃墟のままになっている神社や茶屋が多く残っていることから「構想を進める前に登山道の整備が優先だ」とも指摘しました。
 これに対し、県は「慎重に判断を進めていく」としています。
 私は子供の頃から富士山を信仰する気持があります。生まれ育った街の中に小さな富士山があって、子供たちでお参りしたり登ったりするのも遊びの一部だったように思い出します。その土地を放れて数十年、今はどうなっているか東京に行ったら寄ってみたいです。

赤穂義士と吉良上野介義央・元禄15年12月14日

2023-12-04 10:00:00 | アート・文化
元禄15(1702)年12月14日
1702(元禄15)年12月14日に赤穂浪士の討ち入りにより、吉良上野介義央公はこの世を去りました。
 赤穂義士が眠る泉岳寺 Sengaku-ji temple 2018年11月14日 | 港区・歴史散策【 ← 大江戸散策徒然噺 松田英久氏のサイト goo blog 版?】

 今年2023年、ふと思い付いて久し振りにサイト確認したら上の2018年11月14日記事に巡り合えました。
それで私が知る限りの関連サイトを確認して、泉岳寺、赤穂市、東京都墨田区、愛知県西尾市での情報を確認して記事追加を試みました。民間サイトの記事も多数あるのに気付きました。
歴史を見ながら現実を見直す、ネットを活用したいと考えております。この記事では 赤穂 義士・浪士 どちらも原文に合わせます。

泉岳寺(せんがくじ 東京都港区高輪2-11-1)
 泉岳寺概要
 泉岳寺の歴史
 境内案内
  赤穂義士記念館
  赤穂義士は元禄16年(1703年)2月4日に切腹した後、直ちにこの地に埋葬されました。
  いわゆる四十七士の他に、本人は討ち入りを熱望したものの周囲の反対に遭い討ち入り前に切腹した萱野三平の供養墓があります(明和4年(1767年)9月建立)。したがって泉岳寺の墓碑は48墓あります。
第120回赤穂義士祭【2023年12月14日】
赤穂市 産業振興部観光課観光係 画像・第120回赤穂義士祭(現地画像にリンク設定)
赤穂市 過去の記録をリンクしたページがあります

吉良上野介義央(きら こうずけのすけ よしひさ)について
 今回は 吉良上野介義央 に関するサイト・情報集めを試みました。
東京都墨田区では・・・
1000:義士祭について知りたい。- 墨田区公式ウェブサイト 『義士祭は、毎年12月に、本所松坂町公園内 で開催されます。詳細については、開催月に発行の、すみだ区報に記載しますのでご確認ください。』・・・関連HP・一般社団法人墨田区観光協会 とのメッセージ

一般社団法人 墨田区観光協会 義士祭
 吉良上野介屋敷跡が保存されている本所松坂町公園周辺にて、吉良上野介とその家臣を供養する義士祭が開催されます。
 2023年12月14日~2023年12月14日 吉良邸跡(本所松坂町公園) 東京都墨田区両国3-13-9

すみだ区報 2023年(令和5年)12月1日号 忠臣蔵のまち・両国 サイトのイベント欄・タイトルで ▼吉良祭・元禄市 12月9日 (土)・10日 (日)~〝忠臣蔵ゆかりの地〞を巡るガイド付まち歩きツアー「赤穂義士引き揚げコースを歩く」12月17日(日)まで多数のイベント案内が掲載されています。
毎年11月末~12月最初の すみだ区報 を確認するのも便利かも知れません。

本所松坂町公園(吉良上野介屋敷跡)(じゃらんnet)
 回向院のすぐ東にある。赤穂浪士が討入りした吉良上野介の上屋敷跡で、100平方mほどの小公園になっている。公園の周囲は高家の格式をあらわす海鼠壁長屋門を模した塀と門で、園内に吉良首洗い井戸と、これも邸内にあった松坂稲荷社があり、塀の内壁に吉良邸の見取図や義士関係の絵などの銅板がはめこまれている。

吉良邸跡(本所松坂町公園) (東京とりっぷ)
 『忠臣蔵』で知られる吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)の江戸上屋敷跡(吉良邸跡)。降りしきる雪のなか、亡き主君・浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の仇討ちに元赤穂藩の四十七士が向かった先です。かつて吉良はこの一帯に広大な屋敷を構えていましたが、本所松坂町公園として残るのは、吉良邸の北側の一部のみ。
 討ち入り当時の吉良邸は、東西733間(134m)、南北は34間(63m)、2550坪(8400平方)という広大なものでした。
 現在の公園の面積は、97.56平方なので、86分の1の規模ということに。
 往時の吉良邸を偲ぶなまこ壁に囲まれ、吉良上野介の首を洗ったとされる「首洗いの井戸」や供養碑が残されています。
 当時ここは本所松坂町と呼ばれていたので、現在、本所松坂町公園という名称になっています。

愛知県西尾市では・・・
 西尾市 吉良公毎歳忌 開催日 : 毎年12月14日(愛知ニュース)
 1702(元禄2)年12月14日に赤穂浪士の討ち入りによって、吉良上野介義央公はこの世を去りました。 地元、吉良では名君として慕われていた吉良公の命日にあたる毎年12月14日には、吉良家の菩提寺である華蔵寺で法要が営まれます。この「吉良公毎歳忌」には吉良上野介義央公を偲んで、地元をはじめ他地域からも多くの人が訪れます。 当日は本堂横にある御影堂(みえいどう)も開帳されており、吉良上野介義央公、義安公、義定公の木像を見ることができます。

 吉良上野介公を巡る旅 (西尾観光)
 (黄金堤(こがねづつみ) )赤穂浪士討入り事件で討たれた吉良上野介義央公の領地の大部分は現在の西尾市吉良町にありました。地元では数々の善政を敷いた名君として愛されています。言い伝えによると、当時この辺りの村は大水のたびに被害に苦しんでいました。義央公は水害から領地を守るため、領民とともに長さ約180メートル、高さ約4メートルの堤防を一夜で築いたといわれます。その後は水害がなくなり、良田となったことから、人々はこれを「黄金堤(こがねづつみ)」と呼んで遺徳をたたえました。現在は桜の名所としても知られ、3月下旬から4月上旬にかけてはライトアップも行われます。
【その他、各地の案内記事】

これまで掲載した 赤穂義士 関連記事・・・
2010年12月14日 時は元禄15年、師走の半ばの十四日・賑わいをみせる高輪泉岳寺、恒例の義士祭(大江戸散策徒然噺)
私もこの記事を参考に同じタイトルで記事を書いています・・・
2021-12-14 時は元禄十五年師走半ばの十四日
【他にも記事を書いていたら、ここに追録します】
2007-12-08 12月8日と14日
 14日は本所松阪町吉良邱討ち入りで・・・
 大石内蔵助(おおいし くらのすけ)が師事した山鹿素行(やまが そこう)の兵学については甲陽軍鑑の小幡景憲(おばた かげのり)から学んだものということで武田軍学ということから赤穂浪士と甲州との繋がりがあります。
・・・など書いた記事でした。12月8日記事は太平洋戦争開始日でしたので別件ですが同じサイトに書いたのです。

静岡県内のリニア事業について国交相がJR東海へ要請

2023-12-03 16:00:00 | リニア中央新幹線
国土交通省 有識者会議
リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
水資源(2020/4/27~2021/12/19) 環境保全(2022/6/8~2023/11/7)↓

リニア中央新幹線静岡工区に関する報告書(令和5年報告)~環境保全に関する検討~(令和5年12月) 23ページ+関係画像など11ページ

共同通信 2023.12.08 リニア、環境保全に全力を 国交相、JR東海へ要請
 斉藤鉄夫国土交通相は8日、JR東海の丹羽俊介社長と省内で面会し、リニア中央新幹線静岡工区の環境保全策に全力で取り組むよう要請した。国の有識者会議が7日、JR東海に求める対策を盛り込んだ報告書をまとめたことを受けた。
 斉藤氏は具体策として、環境保全意識の社内共有や地域関係者とのコミュニケーション、周辺環境のモニタリングを例示。「報告書に基づいた取り組みが行われているかどうか継続的に注視したい」と述べた。
 丹羽氏は「静岡県や静岡市などと双方向のコミュニケーションを図り、モニタリングなどに全力で取り組みたい」と応じた。

【記事の写真】リニア中央新幹線静岡工区の環境保全策に関し、JR東海の丹羽俊介社長(右)に報告書を手渡す斉藤国交相=8日午後、国交省【渡した報告書は読めませんが】

国土交通省からJR東海に渡した『JR東海に求める対策を盛り込んだ報告書』は国土交通省から全国民にも公表されるのか確認したいです。
リニア中央新幹線は、静岡工区も含めて『JR東海の単独事業』として始まったと私は思ってきましたから、国土交通省からの「報告書」は確認したい。
有識者会議が作成された報告書 『静岡工区の環境保全策に全力で取り組むよう要請』とは何を意味して書かれているのか?
年末で時間が無いのですが、この件に関して他の報道機関からの報道も確認しておきたい。この記事、更新するのは年明けになるかな・・・

NHK 2023.12.08 リニア中央新幹線 環境保全対策の報告書 国からJR東海に手渡す
 静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」について、JR東海が取るべき環境保全対策を盛り込んだ国の有識者会議の報告書がまとまり、国からJR側に手渡されました。
 リニア中央新幹線について、JR東海は2027年の開業を目指していますが、静岡県は、トンネル工事などに伴う「水資源」や「環境保全」への懸念から着工を認めていません。
 両者の仲裁に入る形で、国が設けた有識者会議は、JR側が十分な対策をとれば大井川の水の流出を抑えられるなどとした「水資源」に関する報告を2年前に公表したのに続き、「環境保全」についての報告書を取りまとめました。
 報告書では、JR側が取るべき対策として挙げた、
  ▽トンネルを掘った際に、周辺の沢の水量の減少を抑える保全措置や
  ▽工事の残土が周辺環境に与える影響を調べるモニタリングなどについて、
 「整理された」としたうえで、国もこうした対策を客観的な立場で確認すべきだとしました。
 3年半にわたる有識者による議論はこれで終了し、8日は斉藤国土交通大臣が、この報告書をJR東海の丹羽俊介社長に手渡しました。
 丹羽社長は「報告書を踏まえ、積極的な情報発信と丁寧な説明を行い、環境保全に全力で取り組んでいく」と述べました。
 一方、静岡県の川勝知事は7日、「今後も議論が必要な課題が残されていて極めて遺憾だ。県の専門部会での議論を再開するほか、JR東海との対話を進めていく」というコメントを発表しています。

「水資源」に関する報告を2年前に公表したとNHKが書いた件については私はリニアの静岡状況も不勉強、2年前はコロナ禍問題が全てでした!
NHK記事も拝読し、南アルプスのリニア事業について、JR東海の山岳地域の状況確認について未熟だったのでは無いかと私が感じていることが、あながち間違えではないと思える報道です。

NHK静岡 2023.12.08 リニア中央新幹線 国の有識者会議の報告書がJR側に
【NHK本部記事と同じ文章が続き、静岡版は以下の記事・・・】
 7日、斉藤大臣に報告書を提出した国の有識者会議の座長で北海道大学の中村太士教授は、報道陣に対し、静岡県が議論の継続を求めている中で区切りをつけた理由について、「県が求めているのは、さらなる現地調査をしないとできない大変な作業で、研究としては大事だが、社会的な要請としては時間がかかりすぎる。末端の調査をいくらやってもどんな生物がどんな細かい沢にいるか分からない今の状況では議論はエンドレスになってしまう」と指摘しました。
 その上で、「水が枯れれば生物がいなくなるのは当たり前の話で、それを最初に予防措置として進め、実際の工事が始まってから沢の水が減ったら代償措置のスキームを固めていくのが一番リーズナブルだ」と報告書の正当性を主張しました。

『水が枯れれば生物がいなくなるのは当たり前の話』 その当り前の水枯れは何故生じるのか、代償措置とはどういうものでしょうか。
『工事をしても水枯れにならない スキーム「scheme」計画」はこの方法だ』 と明確に指示できるなら良いですね。
南アルプスを掘るのは、これまで掘りなれたトンネルと同じだと考えたのがリニア中央新幹線計画のミスだったのではないか・・・以前から静岡の記事を読みながらこんな事を考えておりました。
このサイトの冒頭に掲載した「国土交通省 有識者会議」の記事から学習しておきたいと思います。


富士山…オーバーツーリズムに悩む自治体(産経新聞 )

2023-12-02 10:00:00 | 産業・社会
富士山…オーバーツーリズムに悩む自治体 満足度低下を懸念(産経新聞 )
産経新聞記事です、長文ですので単独ページにしました・・・◆富士山は2ページからです
2023年11月28日 美瑛、富士山…オーバーツーリズムに悩む自治体 満足度低下を懸念
 訪日外国人客数の回復や新型コロナウイルス感染症の5類移行で観光需要が急速に戻る中、一部の地域では過度の混雑やマナー違反といった「オーバーツーリズム(観光公害)」への懸念が改めて強まっている。観光客の満足度低下を招きかねず、政府も10月に緊急対策を公表した。「丘のまち」として人気の北海道美瑛町や、多くの登山者が訪れる富士山を擁する山梨県も対策に追われている。

◆北海道・美瑛 【これから始まりますが富士山は2ページからなので最初の頁の引用は略しました】 北海道上川郡美瑛町(びえいちょう)

◆富士山 世界文化遺産に登録されてから今年で10年の節目を迎えた富士山。日本を代表する観光名所だが、コロナ禍以前から山頂付近の混雑や、山小屋に宿泊せずに夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」、登山道での仮眠など、来訪者の集中がもたらす問題に悩まされてきた。

 今年の夏山シーズンは、コロナ禍の一服で登山者が急増。主な登山ルートの一つ、山梨県側の吉田ルートは7月の週末、混雑に見舞われ、3連休の中日となった同16日には山小屋の収容能力の2倍となる約4000人が押し寄せた。弾丸登山を試みる人の中には、寒さをしのごうとして山小屋の施設に無断で立ち入るなどのマナー違反が散見された。

 山梨県は8月、初めての取り組みとして、登山道が過度に混雑して登山者の転倒や落石といった危険性がある場合、県警に要請し、登山者の進行を規制すると発表。期間は同11日から9月10日までで、「1日の登山者4000人が規制要請の目安」(県世界遺産富士山課の笠井利昭課長)としていた。実際に規制が発動されることはなかったが、山小屋の関係者からは「不幸中の幸い。いつ事故が起きてもおかしくない状況が続いていた」との懸念も聞かれた。県は地元の富士吉田市などと協議し、来シーズンからの登山者の規制について条例化を検討している。

 長い目で見たオーバーツーリズム対策として長崎幸太郎知事が掲げるのが、選挙公約でもある「富士山登山鉄道構想」だ。麓と5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」上に次世代型路面電車(LRT)を敷設し、車からの転換を図り、来訪者数を一定水準に抑える効果があるとしている。

 ただ、実現には建設費用の負担や技術的課題などを解決する必要がある。地元の富士吉田市も構想には反対で、着地点はみえない。

 10月の訪日客数は、単月で初めてコロナ禍前の水準を超えた。外国人が日本で旅行するときに商品やサービスの割安感が強まる円安の後押しもあり、訪日客数は今後も増加基調が見込まれる。半面、過度の混雑などで観光客の満足度が低下すれば、観光地としてのイメージが悪化し、中長期での集客力に響いてくる。

 オーバーツーリズムに関する著書がある日本総合研究所の高坂晶子主任研究員は「オーバーツーリズムには『これをすれば全面解決できる』という特効薬のような対策はない」と指摘。「各地域が先行事例を参照しながら、起きそうな問題を想定した上で、気持ちよく観光をしてもらえるような工夫を凝らし、先手を打って対応していくことが大事になる」と話している。(坂本隆浩、平尾孝)

『オーバーツーリズム』 NHKさんの報道に感謝

ビジネス特集 NHK  外国人も含め国内外の観光客が押し寄せて地元住民の暮らしに支障が出る「オーバーツーリズム」。いま、各地で問題となっています。

使いなれない横文字が多くて不勉強な私は困っています。ネットのお蔭でなんとかなる、その繰り返しの日々・・・