遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

魚だって油っこい

2006-12-10 15:23:17 | BIONEWS
ベトナム南部のカントーでナマズからディーゼル燃料を生産することに成功した。その人は化学会社に勤めたことがあるそうな。欧米人はナマズをよく食べるんでベトナムは養殖して輸出しているらしい。輸出品は切り身なので内蔵や皮が廃棄物として大量にでる。これがあんまり油っこいから精製して油を抽出しようとしたらしい。ベトナムの人はまじめで賢いですよ。今のところベトナム出身でダメな留学生や研究者に会ったことはないです。もちろん、個人差はあるでしょうから国籍ですべては決まりませんが・・・・。

ナマズ(英語でcatfish)は米国留学中に食べたことあります。ナマズは川や沼の底にいるので、かなりきれいな水で飼われたものでないと臭くてダメです。養殖物に限りますね。料理は姿揚げでした。お箸があれば食べやすいのにナイフとフォークでさばかないといけないのがつらかった。それと醤油が欲しかったなぁ。米国ではルイジアナ州にこういう独特の食文化があります。この州はフランス領だったので、米国で唯一『食文化』というものがあるのです。ガンボーがあったり、ケイジャン料理があるのもこの州。ホットソースもテキサス産よりも良い味がするし、ナマズのほかにワニやザリガニを食用に養殖しているのもルイジアナです。

記事のURLは、http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/061209/sng061209000.htm
コメント (2)
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