遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

Winners Voice

2010-10-07 19:30:35 | BIONEWS
ノーベル化学賞両氏が電話対談 同時受賞を祝い合う(共同通信) - goo ニュース
一晩たちましたが、今日もノーベル賞受賞者に関するニュースは賑やかでしたね。とりあえず、先生方のコメントを拾いました。

鈴木章先生(北海道大名誉教授)

「セレンディピティ(画期的な発見をすること)を大切に、起きている現象や自然を直視する謙虚な心と小さな光も見逃さない注意力と旺盛な研究意欲が必要だ。神が与える幸運もあるが、手を抜いては決して幸運はやってこない」

「セレンディピティとは研究上、運に恵まれるかどうかということで、幸運に巡り会う機会はあっても、それを生かすかどうか、その対応の仕方が肝心。新しいものを見つけようとする気持ち、見つけるための努力が大事で、それを持っているかどうかで、セレンディピティを生かすかどうかは変わってくる」

「一生懸命やれば面白くなる。興味を持てば負担は感じないもの」

「変革期に生き残れるかどうかは、光る個性を持っているかどうかだ。」

根岸英一先生(米国パデュー大特別教授)


「人間は個でなければならない。流されてはならない。」

「基礎的な能力を持ち、正しく夢を持って50年追い続ければ、夢が実現する可能性は高い」

「私は日本の(悪名高い)受験地獄の支持者だ」

「ある一定期間、旅行者としてではなく、海外に出て日本を外から見ることが重要。もっともっと出てこられることを勧めます」
コメント (2)
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