遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

秋フライト

2010-10-16 22:21:17 | PARAGLIDER
今日は朝から獅子吼エリアです。だって天気図をどうみても、「今日はいいよん♪」と書いてある。寒気入ってるし、空気乾いてるし。もう耕作は蕎麦畑を除いて終わっているので、遠くに行っても降りるところはいくらでもあります。クロカンシーズンなのです。
普段なら11時過ぎまでテイクオフで状況を見るのですが、10時半過ぎたら出る気になってしまった・・・なんでかというと、Y下兄弟も黒毒さんも飛びにきてなかったから。時間を潰すおしゃべり相手がいなかったのである。(笑) なんでか知らんけど、今日はテイクオフでタスクが出た。北高圧→南高圧→北高圧→南高圧→朝日小学校→テイクオフ→ランディング。
そんなわけで、11時になる前に離陸! 獅子吼は西を向いたエリアなので、午前中に日射を受ける東斜面は裏になる。そんなわけで、獅子吼は『昼からエリア』なのだ。10時台だと稜線を越えて裏側斜面から出る上昇風をつかまえなあかん。街側に出るという手もあるけど、なーんもなく撃沈してしまうリスク高い。まあ、なんとかかんとか稜線上に出ることは出来たので北高圧線はゲット。そっから北の稜線上をたどってテイクオフ前に戻って上げ直そうとしたけど上手くいかんので北の稜線上に戻ったら、みーんな南に行ってしまった。「出遅れたっ!」と思ったけど、なんか空の様子がおかしい。どんどん講習生達が着陸していってしまう。コンディションが萎えたんだ。獅子吼の中休みだ。こうなったらトップアウトした状態を維持するだけでも大変。とにかく試行錯誤を繰り返して、この時の北の稜線上の上昇風はパワーはそこそこあるけどエライ細いと判断。もう上昇風に翼を突っ込んだらバンクをつけてブレーキを引き込んで小さく小さく旋回。これが功を奏して調子良く上げてると、南から帰ってきたテイクオフ上空で上げていた連中がやってきた!
「こんでええのにぃ~!」
どう見てもあっちの方がいいのにな。今度は僕の方が離脱してがら空きになったテイクオフ前に移動して上げ直してテイクオフ後ろの丘でトップアウト。楽々南高圧線をとって北へ。南の稜線上は素晴らしいリフト帯になっていて高度ロスなく移動できた。それからまた北高圧線へ。またまた南へ。今度も高度獲得は楽だったけど、やや南西の風がやたらに強くPOISONが進まない。どえらいのろのろスピードで南高圧線上空に到達した。岩S君のMAGUSがぐんぐん高度を上げて南に向うのが見えた。K谷さんのOBSESSIONがついて行く。後から思えば、条件的にタスクなんかほっぽり出してここから僕も南に向った方が面白かったかもしれないけど・・・・膀胱の方も危険水域に達しそうだったんでタスク通りに朝日小学校をとりに帰還。テイクオフ前はもはや高度を下ろすのが難しいくらいに条件が良くなっていた。朝日小、テイクオフのパイロンをとって手取川上空に出て高度処理。着陸は風向きの読みが悪くてグダグダのファイナルグライドからケツからスライディング~。

着陸して一緒に飛んでいたWさん達とおしゃべりしてから昼食の買い物。エリアに戻るとIさんが不時着したので回収に行ってくれとの依頼があったので、昼飯を大急ぎで胃にかき込んで林道ドライブ。詳細は知らないけどもIさんは営林業のプロだそうで、木にひっかかったフライヤーが出るといつも頼りにしているお方だ。こういう時に恩返ししないでどうする! しかーし、彼はサクサクっとグライダーを回収してさっさと林道歩いてテイクオフに行ってしまってた。(笑)
空振りして獅子吼に戻ってからは、送迎車の運転やらテイクオフディレクターやってました。紅葉はまだですが獅子吼の秋の夕景はきれいでしたよ。

本日のお酒:菊姫 鶴乃里
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする