遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

街の良さと田舎の良さ

2011-12-25 21:08:10 | たわごと
朝起きても体調は不調。外は銀世界♪ とうとう来たんだね、冬将軍様。それでも午前中に1000メートル泳。やりたいことやってると体調いいんだよねぇ。高い金払ってスプポーツクラブに入らなくても、350円で泳ぎ放題なのだ。水泳の後、近くのショッピングモールでプリンターの補充インクと昼食用にレトルトのカレーを買って帰宅。昼食後、年賀状を作りました。今日で今年中に出すものを全部作って投函しましたよ。

福岡の屋台、経済波及効果は年間53億円と試算(読売新聞) - goo ニュース
来年の生化学会と分子生物学会は福岡で開かれるんですよね。やっぱ屋台がないとつまんないから、残す方向で進めてほしいな。『屋台村』のようなところに押し込めて残すんじゃなくて、街のあちこちに点在させる形で残ってほしい。店舗を構えて営業している店にとっては邪魔なだけだろうけど、いいバランスを保つことで福岡の個性としてアピール出来ると思うんよ。アジアの混沌が感じられる大都市が福岡の魅力なんだ。

生活保護の急増は本当に“不正受給”が原因か?蔓延する「受給者悪玉論」の死角と真に論ずべき課題(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
年金をまじめに払ってる人の割合が高くないことを考え合わせると『生活保護』制度に関してはまじめに議論した方がいいと思う。年金よりも生活保護を受けた方が割に合う時代がくるかもしれない。団塊の世代がすべてをむさぼり尽くしてこの世を去った時に何が残っているか想像するだに恐ろしい。
今朝、フジ系の番組『報道2001』に橋下大阪市長が出ていました。大阪市は生活保護受給者が日本で一番多いらしい。暴論と承知の上で提案させてもらうと、大阪市をはじめとする大都市では生活保護をだすことを止めてはどうだろうか。なんでわざわざ生活費が余計にかかる都市部に稼ぐ能力のない人が住み続けるのか・・・まあ、都会に住みたい気持ちはわかるが、身体に問題なくて稼げないのに街に住みたいってのはゼータクってもんでしょう。もう少し安い費用で暮らせる土地はあるのですよ。大阪を離れて奈良や滋賀や和歌山に移ってもらって、休耕田や耕作放棄地を与えて耕作に必要なものを貸して「商品になるようなものが作れなくてもええから、自分が喰う分くらいは作れ」といってはどうだろうか。まあ、収穫のある時期は限られるし農業の方がよっぽど難しいので返って支援の費用がかかるかもしれないけど、社会でなんの役にも立たない技能訓練を受けるよりもずっとマシだと思う。なんでこんなこと考えるかというと、金を与える制度の限界があちこちの先進国で見えてきたと思うんよ。欧州で窮地に立たされている国々の一部は福祉では先進的(?)で、むしろそれが国を窮地に立たせている原因だったりするからだ。今の経済トレンドが崩れて円安・金利高・インフレにシフトした場合、最初に窮地に立たされるのが生活保護や年金や預貯金で食べてる人たちですよ。貨幣価値を国がコントロール出来ると思ってたら甘いよ。実際、出来たためしがない。w 逆にハイパーインフレに陥ったら、農家が最強なのだ。貨幣の価値が落ちて現物の価値が上がるのだからね。日本の農業はほっとくとやる人がいなくなってこのまま衰退していくだけだし、社会のために金を稼ぎだせる都市部の足かせを少しでも軽くする工夫も必要だと思う。
『報道2001』で出てきた格差問題では『世代間格差』が問題として取り上げられていました。日本は年寄りに対する福祉が手厚いために、福祉を充実すればするほど格差が広がる珍しい国だそうです。国民の金融資産の6割強を高齢者が持ってるわけですから、現役世代の稼ぎを吸い上げて年寄りに配ったら格差が増大するわけです。その一方で、地域間格差が僕は問題だと思って番組を見ていました。ただ、田舎に金を配ればいいとは思いません。田舎の人って、金の使い方わかってないもん。(笑) 格差をなくすんじゃなくて、生活費はかかるが生産性の高い都市と人が減り土地が余ってるけど生活にそれほどお金がかからない田舎の間で機能や役割をトレードしたらあかんのやろかと思ったのです。そうしないで格差をなくそうとすると共倒れになるのではないかと。上でも書きましたが、経済動向次第で田舎にもいい面があるのかもと思っているし。

本日のお酒:日栄 山廃造り + 立山 本醸造 + 鹿児島芋焼酎 白金酒造 本にごり
コメント
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