遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

逃げるが勝ち

2012-06-03 21:49:33 | PARAGLIDER
朝、獅子吼エリアは飛べそうな天気。車を駐車場から出して道路に出るところで獅子吼に行くか先に仕事を済ませておくか迷ってしまった。時刻が9時半。西向き斜面の獅子吼では、まだ熱上昇風(サーマル)が出るには早いだろうし・・・仕事に行ったら出遅れそうだし・・・。結局、獅子吼へ車を走らせた。午後には天候が崩れる可能性もあったから、それから仕事に出ても遅くないだろう。

エリアに着くと、もうすでにサーマルが涌いてやがる。w みんなの獲得高度はそうでもなさそうだけど、タンデム機が翼を折って下りてくるよ。入山してすぐに離陸。テイクオフ前は渋い。北へ行かんと高度がとれなさそうで、行ってみると危険を感じるほどの形の悪くて強い上昇風。適当に高度をもらったら、さっさと撤退するが、上昇風帯を受けるだけでも愛機曲久郎は七転八倒。テイクオフ前に戻ると平凡な高度になってしまって、なんか怖い思いした割りには不毛な努力。それでもなんだかんだで頑張ってナベさんの駆る白いO8を追いかけようとするけども、どうにも届きそうにない(いつものことなんだが・・・)。南の空域に移ってもなんとなくサーマルがいびつでどうにもこうにも巧くいかんかった。着陸してからナベさんと話をしたら、穏やかなサーマルだったとのこと。こ、こ、こ、これだからオメガ乗りは・・・・反則だ。こっちは動き回る翼を歯を食いしばって操ってついてってんのにぃ。w
白いO8が去った南高圧線丘かる丘の斜面で上昇風を捕まえて高度を稼ごうととしたけども、あんましうまくいかないんで離脱してテイクオフ方向へ。南では少しやばいくらいに高度を失ってたんだけど、テイクオフ前に戻る頃にはしっかり高度を回復していた・・・いた・・・あれ? バリオの鳴り方がけたたましい・・・頭上の黒い雲って・・・絶賛発達ちう??・・・・に、に、に、逃げるるう~。両翼端を折って山から離脱。舟岡山に届いたところで翼を戻すと上昇風にかち上げられて、そこでもマジやばい。街の上空でやりたくないんだが、しょうがなく道路の上空を滑空しながらもう一度両翼端折り。海抜高度を400メートルきるまで我慢。気持ち悪いくらい迎え角が上がってる気がしたが我慢。その頃に他のグライダーも着陸しようと高度処理空域に集まってきだした・・・真夏の積乱雲だったら、それでは遅いよん。今のEN-D機は簡単に下りてくれないからねー。w

2本目はテイクオフ裏で発達した雲が衰退した2時すぎに。何にもないコンディションで、ただ滑空して下りただけになってしまいました。下りてグライダーをたたみ終えてからコンディションが上がってきたんですが、仕事があったんでエリアを離脱。帰宅途中で買ったたこ焼きが一番大きな収穫の日曜でした。

上の写真は、グライダーの輸入販売ディーラーのチャオさん。今回も注文をゲットしはったようです。よかったね。また来たら一緒に散歩してな♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする