遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

ハロウィンは子供達のお祭

2016-11-01 22:54:40 | たわごと
冷たい雨が降りました。
兼六園に「大三角形」 雪づり始まる
11月に入ればいつ雪が降ってもおかしくなくなります。まあ、雪づりが必要なほどは降りませんが、観光客向けでもあります。それだけに、すんごい気合い入れてきれいに雪づりを張ります。雪が積もったらとてもきれいな景色になりますです。

ばか騒ぎもいいですが、ハロウィンは子供達のお祭なんですよ。
車椅子ならではのかっこいいハロウィーン・コスチューム色々 (BBC)
オレゴン州に住むワイマーさん家には子供が5人います。そのうち、脊髄性筋萎縮症(SMA)のため車椅子を使う3人の息子に、ハロウィーンの衣装を作り始めたのがきっかけだったそうです。その車椅子の子供用の特別なコスチュームの話題が広まると共に、「うちの子にも」というリクエストが次々に舞い込みました。そしてワイマーさん家族は2015年、非営利慈善団体「Magic Wheelchair(魔法の車椅子)」を設立。コスチュームの製造費は寄付で賄いデザインと製作はボランティアが担当します。
記事の写真で紹介されているコスチュームはみているだけで楽しい気分になります。そう、ハロウィンは子供達のお祭なんですよ。子供たちはどうして特注衣装が欲しいのか、どういう衣装が欲しいのか説明する短いビデオを提出して、それに大人達(ボランティア)が応える。素敵じゃないですか。

ハロウィンで一儲けしようって、浅知恵使うからこうなる↓
欅坂46のナチス酷似衣装、所属会社と秋元康さん謝罪(朝日新聞)
ナチスの軍服をアイドルグループに着せてハロウィンイベントやったら、英国のタブロイド紙に取り上げられて、米国のユダヤ系人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターに「この不適切かつ深刻に侮辱的な呈示に対して、ソニーミュージックとグループのプロデューサー秋元康に謝罪を求める」と声明を発表されてしまいました。頭悪いったらありゃしない。
サイモン・ウィーゼンタール・センター副館長クーパー氏のコメント↓
「10代の若者がステージと観客席でナチス風のユニフォームで踊っていることは、ナチスによる虐殺の被害者にとって多大なる苦痛だ」
「仮に危害を加えるつもりでなかったとしても、あの上演はナチスの被害者の記憶を安っぽくするものだ。ネオナチスの感情が高まっているドイツや他の国にいる若者に、間違ったメッセージを発信していることになる。国際的なブランドであるソニーは日本に恥をかかせており、もっと良いものを出すことを期待している」
秋元氏の仕事のマーケットはそんなに知性豊かな層ではないから大丈夫と思ったんかもしれんが(『お子様』のお祭ということでは正解なんだけど)、世界中にやったことが流布される時代だと覚悟してないとあかんです。所詮、昭和世代のおじさんだったんだな。残念です。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り 取れ立てホップ + 農口 純米 無濾過生原酒 + 天狗舞 純米 旨醇
コメント
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