遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

ちょっと行き詰まりつつ

2016-11-12 22:15:36 | PARAGLIDER
朝起きたら、エラい調子悪くて身体が起きてこない。昨夜眠るのに失敗したんだ。こういう日は気をつけないと何かやらかす。

まずは大学で実験。ちょっと行き詰まりつつある・・・独りでやってると、こういう局面が辛い。研究だけやってたときは、プロジェクトを3つ4つ持ってて、どれかの進展が遅れてもどれかは進んでるという状況が作れたんだけど、今は講義やら講義やら講義で、なかなかそうもいかない。ソロでやるってきついなぁ。

獅子吼エリアには10時すぎに到着。出来れば朝から離陸場にいたかったが、メールボックスを開けると上司からメールがきていて返信の締め切りが日曜日の朝9時という素敵条件♪ もちろん上司も忙しくてそうなっちまってるんだろう。たいへんだ。添付された書類を読んで返信を送信。

風は北東(裏風)。時々止まるので、その瞬間に離陸。校長の飛ばすタンデム機が揺れる。タンデム講習を受けた講習生達に『高級車の乗り心地』といわれるくらい揺らさないのに・・・

送迎車が出るまでの間、Rーカスさんと大統領選の話。彼はトランプ氏の勝利がショックだったらしい。なんとかジョークを言ってなごませようとするが、まあ、なかなか上手いこと伝わらん。もうあっしの英語は完全に錆び付いてどーしょーもなくなってるんだが、それでも使わないと維持できない。今の大学に移ってから職場で英語を使わなくなったので、どちらかというと獅子吼エリアで英語を使うことの方が多いのだ。

離陸場では、皆のテイクオフをみているだけで、翼を広げることさえ躊躇してました。テイクオフに対するある種のトラウマというか、苦手意識というか、自信の無さというか、この夏からいろいろあって冒険する気が起きなかったのです。前の白馬五竜でもやらかしてしまったし・・・・。やっと離陸する気持ちになったのは2時間経ってから。安定はしてないが、後ろの吹き流しとレストハウスの上の風速計とゴンドラ駅の上の風速計が3つとも北西を向くタイミングが出だしてたからだ。
空に出るとすぐにサーマル。意外だった。もっと山から離れたところにあると思ってたから。それで、南に流しながらソアリング。上げすぎないようにした。南高圧線上空あたりに行けば、稜線上に楽に出られるとふんでいたからだ。ところが状況が変わってた。稜線の高さになったら頭を抑えられる。軽くローターになってやがる・・・・。20分ほど粘ってみたが、らちがあかないし、誰もここまで来ない。先に南に行った人たちはもうすでにもどったようだ。南の空に機影がない。
帰路はヘッドウインドになるので、さすがに遅かった。進みのいいコースを選んで、高度をおろせる空域を見つけて左ターンしながら高度処理をこなして着地。

毎年のことだが、南高圧線のかかる稜線の紅葉はきれいだった。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り 石川づくり + 立山 特別本醸造
コメント
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