遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

リャマに期待

2018-11-06 23:57:19 | BIONEWS
雨のち曇りで暖かかったですねー
立冬のあす 汗ばむ陽気の所も 季節足踏み
立冬を過ぎてもしばらく暖かいみたいです。

暖かくても季節はやってきてますよん
カニ、初物水揚げ(北國新聞)
「越前がに」初競り最高値は1匹42万円 福井 越前町 (NHK NEWS WEB)
ズワイガニも少子化? 日本海水揚げ、3年後半減の予測
今年5、6月に能登沖から山陰沖までの137調査地点でズワイガニの資源量を測定したところ、国の基準で漁獲可能な大人のカニは例年並みの数がいたが、未成熟の稚ガニの数は極めて少なかったそうです。だいたい漁獲可能な大きさになるのに7〜8年かかるんだって、きびしいねぇ。日本海区水産研究所によるとズワイガニの資源量は2016年から増加しているが、18年の約2万2千トンから、20年に約1万5千トン、21年には約1万2千トンまで減ると推定しています。今シーズンの越前がに最高値42万円は、将来ご祝儀じゃなくなるかもなー。

今日、市立病院でインフルエンザの予防接種を受けてきました。
インフル薬「ゾフルーザ」シェア1位に 負担軽く人気(産経新聞)
インフル患者の異常行動95件 19歳以下が94件
今年3月に発売された塩野義製薬の「ゾフルーザ」の売り上げが4月からの半年間で抗インフル薬市場の65%を占めたそうです。1回の服用で済むことから、複数回服用のタミフルや吸引式のイナビルなどの定番薬を抑え、一気にシェアを拡大したとのこと。そして、タミフルはジェネリックが出たそうです。インフルに感染しても薬で治せる時代なのかなぁ・・・まあ、感染しないのに越したことは・・・あーワクチンでは感染自体は防げないんだった。重篤化を防ぐだけ。でも、その方がマシかな。

とりあえず、リャマに期待。
リャマの血がインフルエンザに効く? 米で新研究 (BBC)
リャマの抗体は人間の作る抗体よりもずっと小さいので深くもぐりこみ、インフルエンザウィルスが表面タンパク質の変異させられない部分を攻撃できるんだそうだ。スクリプス研究所の研究チームがリャマをさまざまな型のインフルエンザに感染させ、リャマの血を調べて幅広いインフルエンザを攻撃できる可能性のある抗体を見つけ出しました。さらに研究チームはリャマから4つの抗体を採取し、それぞれの特徴を融合させた新しい抗体を作り出そうとしているとのこと。リャマは南米のアンデスにいるラクダ科の動物でアルパカは近縁種。家畜として飼われているそうです。

本日のお酒:なし
コメント
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