7月6日から2週間カナダを旅行してきました。
成田からエアーカナダでバンクーバーへ行き、国内線に乗り換えてエドモントン。エドモントンに二泊。そこから車でエルクアイランド国立公園を訪問し、ヒントンへ。翌日、ジャスパー国立公園、バンフ国立公園を走り回ってカルガリー。そこに5日滞在した後、国内線でバンクーバーに戻り、4日間、市内散策。PCR検査を受け、陰性が証明され無事帰国。
コロナ禍の中、かなり前からアメリカ(候補地は、イエローストーン国立公園などのロッキー山脈北部、マイアミやキーウエストの南部、あるいは、ポートランド・シアトルを中心にした西部)、およびカナダの西部を候補として旅行を計画。カナダを最終的に選んだのは、アジア人へのバッシングがなくアメリカよりも安全、為替レートからも分かるように米国よりも物価が安い、この二つの理由からでした。
7月31日現在の為替レート:カナダドル 104.14円 アメリカドル 133.25円
3月末にスケジュールを確定させ、航空券を購入。ホテルの予約を開始。カナダ入国の手続き、日本への帰国の手続きなどを並行して調査。
コロナにかかると行けなくなるので航空券の購入にはリスクが伴うが、行けなくなった場合に、購入費用の一部が返却される保険に加入。海外旅行保険等も含めて航空券は、30万円強の金額(二人分)になりました。結果的には、この時点で購入して正解。ウクライナ紛争の影響で燃料費が高騰。6月には同じ条件で、45万円を超えていました。
ホテルは最初、「泊まりたい」ホテルを予約しましたが、予算オーバーとなり、少しずつランクを落としました。ただし、多少不便でも治安の良い場所のホテルを選択。ホテルは前払いにしなかったため、円安の影響を受けて最終的には当初の予算よりも若干オーバー。
カナダに向け出発する際は、eTA申請・承認の他、ワクチンを2回接種したことを示すワクチン接種証明書を市役所で入手し、それをカナダ政府が用意したArriveCANというアプリにアップロードします。アップロードできるのは「乗る予定の飛行機が現地に到着する時間の72時間前」から。これが日本時間の何時になるかを計算(そういうWeb Siteがあります)して、入力を開始する必要があります。ちなみに現地連絡先は、最初に泊まるホテルの電話番号でOK。
カナダ大使館のホームページなどを調べて、上記の手続きが必要なことを見つけ、Yutube(Milestone CanadaのYutubeが役立ちました)で入力方法を確認。実際にやってみれば簡単ですが、結構、エネルギーを使いました。実際にArriveCANの入力結果(レシート画面)が必要になったのは、成田空港のチェックイン時のみ。バンクーバーでは、「レシート画面を見せられるようにせよ」と、掲示がありましたが、実際に見せることはありませんでした。国内線には不要。必要なのはマスクのみ。
<ArriveCANのレシート画面。画面右下にA、VまたはIと表示される必要があります>
<Self Bag Dropの前にArriveCANの確認がありました>
一方、日本に帰る際はPCR検査を受け、陰性であることを証明することが必要。という訳で、この手続きだけは個人で手配するのではなく、HIS経由にしました。これが68100円(二人分)。PCR検査機関をネットで見つけて自分で申し込むことも可能ですが、トラブった時の保険の意味でHISに依頼。ちなみにPCR検査は、「現地搭乗時間の72時間前以降に受ける必要」があります。また、陰性証明書は「日本政府が用意している書式」でなければなりません。
陰性証明書が入手できたら、それをワクチン接種証明書とともにMySOSという日本政府が用意したアプリにアップロードし、MySOSの画面が、赤→黄→青に変わったら完了。現地のチェックイン時にその青画面を見せました。なお、MySOSは、ファストトラックと言って、ディズニーランドのファストトラック同様に、成田での審査をスムースに運ぶための手段です。MySOSを使わなくとも必要書類を提示すればチェックインはできるようです。
カミさんのMySOSへの登録(iPhone使用)は問題なく進みましたが、私の分(Android)がうまくいかず3時間ほど時間を費やしてしまいました。また、バンクーバーのチェックイン・カウンターの担当者にはMySOSを知らない人もおり、トンチンカンな質問、例えば、「陰性証明書はアップロードしたか」(しなければ青になりません)など聞かれ、イラっとしました。
<成田の審査はものものしいです。写真撮影不可。イライラして切れて怒鳴っているオヤジがいました>
万一、陽性になった場合は、搭乗できないため、現地で待機となります。もちろん、ホテル代は本人負担。PCR再検査の費用もかかります。行くのは簡単ですが、帰りが非常に心配というのが実情でした。私のように自営業でない限り、日本政府が必要としているPCR検査がある間は、海外旅行はやめておいたほうがよさそうです。
上記のような手続きは、適宜、変更されていますので、行き先の国の大使館や日本の厚生労働省のホームページ、HIS等旅行会社のホームページで最新情報を確認しましょう。
前述のように、ArriveCANやMySOSは携帯電話にダウンロード。携帯なしでは、旅行は困難になりました。もし、旅行中に携帯電話が故障したら?などなど、考えたらきりがないくらい心配事の多い旅行でした。ちなみに、我が家は、カミさんとデータを共有してどちらの携帯でも必要書類を見られるようにしました。冗長構成N+1。
<GO>
成田からエアーカナダでバンクーバーへ行き、国内線に乗り換えてエドモントン。エドモントンに二泊。そこから車でエルクアイランド国立公園を訪問し、ヒントンへ。翌日、ジャスパー国立公園、バンフ国立公園を走り回ってカルガリー。そこに5日滞在した後、国内線でバンクーバーに戻り、4日間、市内散策。PCR検査を受け、陰性が証明され無事帰国。
コロナ禍の中、かなり前からアメリカ(候補地は、イエローストーン国立公園などのロッキー山脈北部、マイアミやキーウエストの南部、あるいは、ポートランド・シアトルを中心にした西部)、およびカナダの西部を候補として旅行を計画。カナダを最終的に選んだのは、アジア人へのバッシングがなくアメリカよりも安全、為替レートからも分かるように米国よりも物価が安い、この二つの理由からでした。
7月31日現在の為替レート:カナダドル 104.14円 アメリカドル 133.25円
3月末にスケジュールを確定させ、航空券を購入。ホテルの予約を開始。カナダ入国の手続き、日本への帰国の手続きなどを並行して調査。
コロナにかかると行けなくなるので航空券の購入にはリスクが伴うが、行けなくなった場合に、購入費用の一部が返却される保険に加入。海外旅行保険等も含めて航空券は、30万円強の金額(二人分)になりました。結果的には、この時点で購入して正解。ウクライナ紛争の影響で燃料費が高騰。6月には同じ条件で、45万円を超えていました。
ホテルは最初、「泊まりたい」ホテルを予約しましたが、予算オーバーとなり、少しずつランクを落としました。ただし、多少不便でも治安の良い場所のホテルを選択。ホテルは前払いにしなかったため、円安の影響を受けて最終的には当初の予算よりも若干オーバー。
カナダに向け出発する際は、eTA申請・承認の他、ワクチンを2回接種したことを示すワクチン接種証明書を市役所で入手し、それをカナダ政府が用意したArriveCANというアプリにアップロードします。アップロードできるのは「乗る予定の飛行機が現地に到着する時間の72時間前」から。これが日本時間の何時になるかを計算(そういうWeb Siteがあります)して、入力を開始する必要があります。ちなみに現地連絡先は、最初に泊まるホテルの電話番号でOK。
カナダ大使館のホームページなどを調べて、上記の手続きが必要なことを見つけ、Yutube(Milestone CanadaのYutubeが役立ちました)で入力方法を確認。実際にやってみれば簡単ですが、結構、エネルギーを使いました。実際にArriveCANの入力結果(レシート画面)が必要になったのは、成田空港のチェックイン時のみ。バンクーバーでは、「レシート画面を見せられるようにせよ」と、掲示がありましたが、実際に見せることはありませんでした。国内線には不要。必要なのはマスクのみ。
<ArriveCANのレシート画面。画面右下にA、VまたはIと表示される必要があります>
<Self Bag Dropの前にArriveCANの確認がありました>
一方、日本に帰る際はPCR検査を受け、陰性であることを証明することが必要。という訳で、この手続きだけは個人で手配するのではなく、HIS経由にしました。これが68100円(二人分)。PCR検査機関をネットで見つけて自分で申し込むことも可能ですが、トラブった時の保険の意味でHISに依頼。ちなみにPCR検査は、「現地搭乗時間の72時間前以降に受ける必要」があります。また、陰性証明書は「日本政府が用意している書式」でなければなりません。
陰性証明書が入手できたら、それをワクチン接種証明書とともにMySOSという日本政府が用意したアプリにアップロードし、MySOSの画面が、赤→黄→青に変わったら完了。現地のチェックイン時にその青画面を見せました。なお、MySOSは、ファストトラックと言って、ディズニーランドのファストトラック同様に、成田での審査をスムースに運ぶための手段です。MySOSを使わなくとも必要書類を提示すればチェックインはできるようです。
カミさんのMySOSへの登録(iPhone使用)は問題なく進みましたが、私の分(Android)がうまくいかず3時間ほど時間を費やしてしまいました。また、バンクーバーのチェックイン・カウンターの担当者にはMySOSを知らない人もおり、トンチンカンな質問、例えば、「陰性証明書はアップロードしたか」(しなければ青になりません)など聞かれ、イラっとしました。
<成田の審査はものものしいです。写真撮影不可。イライラして切れて怒鳴っているオヤジがいました>
万一、陽性になった場合は、搭乗できないため、現地で待機となります。もちろん、ホテル代は本人負担。PCR再検査の費用もかかります。行くのは簡単ですが、帰りが非常に心配というのが実情でした。私のように自営業でない限り、日本政府が必要としているPCR検査がある間は、海外旅行はやめておいたほうがよさそうです。
上記のような手続きは、適宜、変更されていますので、行き先の国の大使館や日本の厚生労働省のホームページ、HIS等旅行会社のホームページで最新情報を確認しましょう。
前述のように、ArriveCANやMySOSは携帯電話にダウンロード。携帯なしでは、旅行は困難になりました。もし、旅行中に携帯電話が故障したら?などなど、考えたらきりがないくらい心配事の多い旅行でした。ちなみに、我が家は、カミさんとデータを共有してどちらの携帯でも必要書類を見られるようにしました。冗長構成N+1。
<GO>
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