アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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映画

2010-07-31 22:45:15 | 日常
短期間のうちに、すでに4本の映画を見ました。

『五線譜のラブレター』
作曲家コール・ポーターとその妻の(ちょっぴり風変わりな)ラブストーリー。
演出が凝っているので、ただの伝記映画とは違った楽しみ方の出来る作品でした。
それにしても老けメイクの担当さんが、とっても良い仕事してます。
久しぶりに特殊メイキャップにときめきました。
その昔、ディック・スミス氏による映画『アマデウス』の自然な特殊メイクに感動したことを、ふと思い出しました。(ディック・スミス氏は『エクソシスト』のメイキャップアーティストとしても知られる、この業界の超~有名人です。)

『デッドサイレンス』
『ソウ』シリーズで有名なジェームズ・ワン監督によるホラー作品。
実は私にとっては腹話術人形って、「かわいい」ではなく「不気味」な存在なんですよね。
マネキンや、めちゃくちゃリアルに作られたCGの人間や人間型ロボットとかもそうですが、突然目だけがギョロリと動くんじゃないか?って、ついつい想像しちゃうんですよね。
そんな「不気味な腹話術人形」がたっぷりと堪能できちゃう作品です。(^^;)

『団塊ボーイズ』
家族からは「うざい存在」と見られる、悲しきオヤジ世代の仲良し4人組がハーレーに乗って自由な旅に出発!といった作品です。
内容は?といいますと『シティ・スリッカーズ』と『サボテンブラザース』を合体させたような作品で、邦題で損してる感は非常~にありますが、見ればとても楽しめます。
主人公4人組以上に輝きまくってたのは、悪役のはずのレイ・リオッタ。
彼が悪役をやると本気でムカつくぐらいに腹が立つ作品が多いのですが(それだけ、彼の悪役演技がすごすぎるって意味です)、本作ではなぜか憎めない・・・どころか、エンドテロップ見る頃には全観客にとって最愛のキャラになってると思います。(笑)

『皇帝の鶯(うぐいす)』
チェコの実写+人形アニメーション作品です。
全編サイレント、つまり全くセリフも効果音も無しですが、音楽が映像とシンクロしているのでミュージカル作品を見ているような感じです。
監督はチェコアニメ界の巨匠イジー・トルンカ氏。
アンデルセン童話の「ナイチンゲール」が原作と聞き、映画を見た後でネットで原作のあらすじを見ましたが、確かに!って納得しました。
それにしても、こういった手作りの人形アニメを見ると、未だに「すごい!」って感心させられます。
人形アニメにはCGアニメを見ても感じ取ることはできない、手作りならではのあたたかさやアイデアが感じられるのが何より魅力的です。