アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

このブログについて

ここは私「まつやまいぐさ」のブログです。ブログ内のテキスト及び画像などの著作権はまつやまいぐさ、あるいは併記の企業・個人に帰属します。 画像や文章などの無断使用、無断転載は御遠慮下さい。 管理人とカメとイヌについてはこちら。 管理人の主な仕事についてはこちら。 リンクについてはこちら。 連絡先はこちら。

最近見た映画

2011-01-31 11:05:45 | 日常
『デイウォッチ』
ロシア産ファンタジー小説の映画化作品で、『ナイトウォッチ』に続くシリーズ第2作目です。
原作では3作目の『ダスクウォッチ』を含めて「シリーズ三部作」なのだそうですが、その後さらに続編となる『ファイナルウォーズ』というのがあるそうで・・・どこまで映画化されるのかな?
内容的には映像はすごいものの、話の中身は「超」がつくほどのB級的展開なので、好き嫌いは大きく分かれるだろうな~。
私は結構好きなんですけどね。(^^;)
監督は前作に引き続き、ティムール・ベクマンベトフさん。
この監督さんの作品は、独特の「間」で見せる笑いの演出がとても好きです。
ぜひとも、残る2作も同監督に映画化していただきたいものです。

『センチュリオン』
ニール・マーシャル監督といえば、世間的にはホラー映画『ディセント』が有名ですが、私的にはその前に作られた『ドッグソルジャー』が大好きなんですよね。
どちらも血みどろなホラー作品なのですが、違いは「笑い」が入っているところ。
で、本作は?というと、ローマ軍が各地に遠征し続けていた頃の歴史劇・・・なんですが、とても『ドッグソルジャー』な匂いがプンプンしてくる、悲惨な状況下にあるはずなのに笑いが入る、そんな私好みな作品でした。
『007 慰めの報酬』で注目された女優、オルガ・キュリレンコ嬢が野蛮な女戦士を演じているのですが、とても存在感があっていいなぁ~。
とても面白い作品なのに、日本じゃ劇場未公開だったそうで・・・う~ん、もったいない。
まぁ、「どうせDVDで買うから」って理由で劇場にあまり足を運ばなくなった私が、言うことじゃないですけどね。(汗)

『コレラの時代の愛』
コレラを治療する医師の話?とか思って見たら全く違って、コレラが蔓延していた19世紀後半のコロンビアを舞台にした、51年間一人の女性を愛し続けた男!という一風変わった主人公の物語でした。
序盤はとにかく笑える演出が盛りだくさんで、これってもしかしてコメディ作品?とか思ってたら、ちゃんと後半はしんみりとした「良い話」へとなっていきます。
主演のハビエル・バルデムさんがメチャクチャ良い!
日本人から見る「イケメン」とはほど遠い顔つきながら、「味のある顔」って言うのかな、とにかく一度見ると忘れられない良い顔してます。(もちろん、演技力も素晴らしいですよ!)

『デッド・アライブ』
『ロード・オブ・ザ・リング』でも有名なピーター・ジャクソン監督が、若かりし頃に低予算で作ったスプラッター・コメディーです。
「ピーター・ジャクソンは知ってるけど、こんなタイトルの作品は聞いたことないけど?」と思われたチョイ映画通な方、実は本作、日本劇場公開時のタイトルは『ブレインデッド』でした。
じゃあ、何故に今回『デッド・アライブ』と書いたのか?と言いますと、現在日本では『ブレインデッド』DVDは廃盤となっているため入手は不可能なものの、アメリカでの劇場公開用に編集されたバージョンであれば『デッドアライブ』というタイトルで販売されてるんですよね。(アメリカ公開時のタイトルは『DEAD ALIVE』でした。)
今回購入したDVDはもちろん正規品ではあるものの、大手映画会社からのリリースではないため、版権的な問題を裏技使って販売にこぎ着けたってとこかな?
ちなみに内容は?といいますと・・・とにかく、スプラッター作品は苦手って方は絶対に見ちゃダメ!
それと、下品なネタも満載なので、そういったことが理解できない人も見るべきではないと思います。
下品なゲテモノ作品でも、面白けりゃOKって方になら「傑作」と呼ばれている理由が見ればきっと分かる、そんなハイテンションムービーです。
私は過去に一度『ブレインデッド』としても本作を見ているのですが、何度見ても低予算でよくもまぁ~ここまでのものを作ったものだと感心させられます。
まさに「情熱のこもりまくった一作」って感じ。
ただ、ゲテモノ作品であるのには変わりないですけどね。(笑)