アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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最近観た映画

2023-06-05 16:43:49 | 日常
相変わらずです!
(青字Amazonプライム・ビデオ 赤字ディズニープラス


『タミー・フェイの瞳』(2021・アメリカ)
アメリカで1970〜80年代にテレビ伝道師として名を馳せた実在の人物を描いた作品。
テレビ伝道師ってあちらでは相当な人気や影響力があるんですね。
神様大好き少女が大学で出合った男性と信仰の面で意気投合し結婚、
その後二人で子供向けに人形を使った布教を開始、それがテレビ業界の目に留まり
その後はテレビ伝道師としてスター街道まっしぐら!
人気集まるところお金も集まり、気がつけば欲に溺れて・・・という流れ。
でもこの女性、憎めない人なんですよ。
神様のことは本当に大好きで、誰にでも分け隔てなく愛を注ぐ姿は本物だし、
贅沢に憧れるところだって人間らしいし。
それにしても宗教による金や政治介入等々、綿々と続くこの図式にはうんざりします。

『ピザ!』(2014年・インド)
スラムに暮らす、貧しくて幼い兄弟が主人公。
子供らしい視点で描かれているし、粋な演出で構成された大変楽しい映画です。
しかし本当のテーマは痛烈な社会批判。
それをこのように料理してしまうなんてもうお見事!の一言。
原題は『Kaaka Muttai(カラスの卵)』。
断然『ピザ!』よりも、このタイトルの方が映画にぴったり!
どうしてカラスの卵なのか?ぜひご覧になって確かめていただきたい超オススメ作品です。

『華麗なるリベンジ』(2016年・韓国)
最後はスッキリ恨みを晴らせる、楽しい復讐映画でした。

『NOPE/ノープ』(2022年・アメリカ)
とても面白かったです!(ただしクセは強目。)
あらすじでは良さが伝わりにくい作品なので省略です〜。
色々と考察しがいのある内容なので、何度も見たらまた違う発見ができそう。

『ラ・ジュテ』(1962年・フランス)
モノクロの静止画とナレーションで構成された短編映画です。
これをリメイクしたのが『12モンキーズ』。
とある規則的な効果音が私の体調に合わないせいか、
だんだん気持ちが悪くなってしまいました。(^^;)

『オン・ザ・ミルキー・ロード』(2016年・セルビア/イギリス/アメリカ)
とても風変わりな愛の物語。
常に戦争と隣り合わせの毎日、個性的な人々、
野生動物や家畜たちとの共生・・・それらが恐ろしくエネルギッシュに描かれています。
殺伐とした世界なのに、やたら生活感にあふれていて、それらをファンタジックに
そしてコメディとしても描いてしまう。
主演も務めた監督さんの、他の作品もぜひ観てみたいです!

『リベンジャー 復讐のドレス』(2015年・オーストラリア)
ブラックコメディとめっちゃおしゃれなファッションが、素敵楽しい映画です。
現実的に考えたら怖い田舎町なんですけどね、そうは見せない作りがとてもいい♪
ヒューゴ・ウィーヴィング氏のキャラが特に面白かった〜。

『AIR/エア』(2023年・アメリカ)
今では超有名メーカーである『NIKE』が、バスケシューズで苦戦していた1980年代前半に
『エア・ジョーダン』を生み出すまでの物語です。
とてもテンポよく面白い作品でした!
個人的に主人公とマイケル・ジョーダンのエージェントが、電話で罵り合うシーンが好きです。
とにかくセリフ回しが楽しい映画でした。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023・アメリカ・マーベル系)
世界観やエイリアンのようなキャラクターたちはとても良い♪
しかしマーベルは映画もテレビシリーズも、どちらもクロスオーバーをやりすぎていて
食傷気味になりつつあります。
以前はワクワクできたのになあ〜。

『幸せへのキセキ』(2011・アメリカ)
妻を亡くした主人公が、子供二人連れで引っ越したのは動物園の中の家!
という、ノンフィクションの小説を基に作られた作品です。
モデルになったのはイングランドのダートムーア動物園とのこと。
作品も面白かったけれど、実話も気になります〜。(BBCでドキュメンタリーシリーズがあったようです。)


トップの写真は、砂鉄の入った砂時計。
台座の中央にマグネットが入っているので、落ちた砂鉄が
ハリネズミのような形にまとまっていく様が楽しい♪
以前手に入れたアワグラスと一緒にトイレの棚に並べているので
トイレに入るたび、両方をひっくり返して眺めて和んでいます。