ザ・マイケルブログ!

Hello、皆さん、陰謀論者リチャードコシミズの無害化に成功したので、現在は司法の闇と闘ってます。応援よろしくです!

💎(株)ヒカルランドのリチャード本「 超・特効薬イベルメクチン 」出版を君はどう思うか!?

2021-12-01 20:29:50 | リチャードコシミズ



 

 Hello、皆さん、2021年の11月28日、僕は新宿区津久戸町にある(株)ヒカルランドにお邪魔しました。
 要件はむろん、リチャードコシミズ新刊本「 超・特効薬イベルメクチン 」出版に対する抗議です。
 ジャーナリスト・リチャードコシミズが今年の10月に長野県薬事課によって薬機法68条と55条違反の件で行政勧告を受けたことについては、すでに僕の過去記事にて記述済みです。

 https://blog.goo.ne.jp/iidatyann2016/e/c22cf22d742e789724960a19997cfb00

 また、海外から個人輸入した駆虫薬イベルメクチンを、Covid-19 への特効薬として希望者に無料配布していた彼のトンデモシンジゲートが、薬機法55条違反という上田保健所による行政勧告により壊滅した記録も、以下の記事にて書きました。

 https://blog.goo.ne.jp/iidatyann2016/e/c626f7d3cd5036bd50cccb2731897bc8 

 それでもイベルメクチン救世論をやめない彼は、三軒茶屋にある(株)ワンダーアイズの主催する水道橋FACTの講演( 注:これは彼が現在行っている唯一の講演です。かつて行っていた彼の全国講演は、僕等がすべて潰しました )で相も変わらぬ無責任なイベルメクチン礼賛言辞を振り撒いており、それに抗議をしに客として彼の講演を訪れた僕は、たけり狂ったリチャードコシミズ本人とワンダーの大塚社長の競合により、時代劇みたいな大立ち回りのあげく講演会場から追ん出されちゃいました(笑)

 https://blog.goo.ne.jp/iidatyann2016/e/95bec269cc15d7745c80c60e0b8a287c

 おかげで僕とあかねさんはここ2、3か月大笑いの連続ですわ。
 笑い狂って退屈する暇すらありゃしない、ま、ありがたいことです。
 しかしながら笑いは笑いという現象として置いておいて、いま現在、僕は真剣に怒っているんですね。
 なぜ、怒っているのか?
 答えは非常にシンプルです。
 
  現在も未承認薬である駆虫薬イベルメクチンをコロナへの特効薬として、リチャードコシミズがいまだ喧伝しつづけているから ―――。

 しかも、今度はいままでみたいな自費出版本じゃなくて、ヒカルランドさんという正規の出版社から新しいイベルメクチン本を出版するときた。
 これは、捨ててはおけません……。
 工作員だとかディープステイトだとかいう抽象的な陰謀論ならいいんですよ、いくらいっても誰にも被害なんてないんだから。
 けれどもね、イベルメクチンに関してはそうじゃない。
 これは幻想じゃなくて現実の問題です。実際にこの未承認の駆虫薬イベルメクチンを海外から取り寄せて、彼のようなインフルエンサーの幻言説を信じ、それをコロナの特効薬として飲んじゃっているひとがいま現在でも相当数いるんですよ……。

 周知の通り、あのトランプさんの Q 以来、イベルメクチンがコロナウイルスの特効薬である ――― といった噂話には凄い人気があります。
 しかしながら、先進国の治験では、これ、ほとんど治癒効果が認められたことがないんです。
 日本でも後援者に押された政治家が動いたかたちでこの駆虫薬の治験がもう幾度か行われているんですけど、結局ファイザーやモデルナ、アストロゼネカなんかの正規薬と比べると実験データーも実績も天文学的に少なすぎ、そもそもの勝負の土俵にすらまるきり乗れていない、といった感じです。
 一般の大衆もイベルメクチンの名前なんかまず知らないしね。
 この情報で騒いでいる90%は、うん、恐らくは陰謀論者系オンリーなんじゃないのかな?


ホームニュースCOVID-19イベルメクチン推進の医師ら...
 

イベルメクチン推進の医師ら コロナに感染

フロリダ州で開催されたコロナウイルスに関する会合に参加した複数の医師が、ウイルスに感染したことがわかった。
会合は11月6日に、オカラにある「世界馬術センター」で開催されたもので、国内中の医師が参加したという。主催者はデイリー・ビーストに、800人から900人が参加したと話している。

地元紙によると、開催趣旨は「ワクチン、すでにウイルスに感染した人々の自然免疫、ワクチン義務化、関連するトピック」について議論するというものだった。会合内では、コロナの感染を防ぐための手段としてイベルメクチンや、代替手段がさかんに宣伝されたというデイリービーストによると、出席後、7人の医師がコロナに感染した。

このうちの1人、フロリダキーズから参加したブルース・ボロス医師(71)は、会合中、妻と一緒にイベルメクチンを16ヶ月間服用していると述べ、「人生でこれほど健康を感じたことはない」などと話したという。しかし、現在は自宅で「深刻な病」に伏せているという。

マイアミヘラルドによると、ボロス氏は昨年、同紙の取材に、コロナウイルスに感染した患者にイベルメクチンを処方していると明かしていた。

主催者のジョン・リテル医師は、ボロス医師が、会合から数日のうちに、コロナの症状を訴えた医師の1人だと認めつつ、感染は会合で広がったものではないとの見方を示している。

USA Todayによると、リテル医師は「たった1人の医師が病気になったが、彼が参加する以前に、彼の父親がフロリダキーズで病を抱えていた」と説明。「いずれのケースも、全員が今は健康を回復しており、元気になった」と語り、「全員が早期治療とイベルメクチン、通常の治療法の組み合わせを受けた」と話した。

なお、リテル医師はワクチンを受けておらず、イベルメクチンがコロナウイルスの治療薬または予防に効果があると考えているという。

米食品医薬品局は、イベルメクチンについて、動物の寄生虫の治療および予防薬として承認を与えている。人体向けに、一部の寄生虫の治療を目的とした錠剤が承認を受けているほか、アタマジラミと皮膚の炎症の治療のための外用薬がある。しかしながら、コロナウイルスの治療や予防を目的とした使用については、承認を与えていない。

今年8月、動物用の薬を服用して医者にかかる患者が相次いだことを受け、ツイッターで「君たちは馬ではない。牛ではない。本気だ。止めるんだ」と呼びかけ、話題になった。( 引用以上 )


 
 上記のようなイベルメクチンの covid-19 への薬効性に疑問を呈した記事は、最近とみに大手メディアでも見られるようになってきました。
 ところがコロナの襲来後しばらくしてから、このイベルメクチンこそコロナの特効薬だと叫びだした陰謀論者があったのです。
 それが、僕等が追及しているトンデモ陰謀論者・リチャードコシミズそのひとでした!
 最初は、彼、アビガンこそコロナの特効薬だっていっていたんですよ。
 それが第4波の中途あたりから、突如としてイベルメクチン救世薬に鞍替えしたの。
 しかも、その後、イベルメクチンはコロナの治療薬であるだけじゃない、癌にも、ほかの病気にも効く万能薬だ!
 ――― なあんてことまでいいだしたんだな、これが(笑)
 
 さらにはこんなことまで最近ではいいだしています。コロナワクチンはディープステイトが世界人口削減のために作りだした出したものであり、脳 & 心血管障害・糖尿病・失明・不妊症・癌・無精子症・痴呆症を目的とした生物兵器です ――― ってね(笑)

 



 もう、笑って憐れむしかないよ ――― ここまできたら!

 ぎっしりと並べた陰謀単語のみがギラギラと悪光りしているだけで、文章としての説得力がまるでないじゃんか。
 これは、陰謀論者特有の威圧式言語であると僕は解したい。
 自身のコンプレックスが強すぎて、会話じゃなくて威圧になっちゃうんですよ、すべての言論が。
 極採色のバックの色彩すら自身の肯定のために使役されているのが、なんとも小スケールでもの哀しい限りなり。
 変わってないなあ、リチャードさんってば……。

 うん、陰謀論っていうのは、社会からはぐれてどこにも行き場を失くしてしまった淋しいひとたちが、世界に背をむけたまま生きていくための難民キャンプとして共同でむりくりこしらえた、現実否定のための夢のディストピアなんだと僕は思う。

 この地においていちばん忌まれる言葉は「 現実関連のワード 」です。
 現実世界の残り香を残したままの言辞は、ここではひたすら忌避され憎まれるハメになる。
 そんなものを塵ほども見たくないためだけに、自分たちはこんなにショボイ、よじれた場所までわざわざ堕ちてきたんだから。
 リチャードコシミズは医者じゃない。
 医学的知識も診療の経験も皆無です。
 彼はひとつの会社で長く務めた経験もないし、自分と親しかった友人の話をしたこともない。
 けれども、だからこそ非現実の世界に間借りするあまたの陰謀論者は、彼の言辞を拠りどころにできたわけです。
 彼も自分らと同様、こんなに腐りきった現実世界から弾きだされた存在だと、彼等はきっと肌で了承するんだと思う。
 彼の言辞がいかに現実離れしていようと、非科学的で野蛮な感性が剥きだしになっていようと、さらには現実的な根拠がどこを探しても皆無であろうとも、そのようなことは一切合切全然関係ないんです。
 もともと酔い痴れ、自己満の夢に浸るために設置されただけのあばら家でしかなんですから。
 彼等の陰謀論なんて所詮そんなもの……。
 自分だましの愚痴まみれのデマゴーグ子守歌じゃないですか。
 構造的には、これ、19世紀に流行った阿片窟にいちばん似てる。
 ここ4,5年かけて興隆した陰謀論の動向は、もしかして21世紀版の阿片戦争の小規模なリバイバルのようなものなのかもしれません……。




 

 ただ、それだけのことだったら、僕も傍観者の立場をしれーっと守って、連中のことを放っておいたかもしれない。
 でもね、今回のだきゃあそうはいかんのよ、正規の出版社からリチャードコシミズのイベルメクチン礼賛本が出るというのは、これはひとつの事件ですから。

 この本を読んで、コロナノイローゼにかかったひとが輸入モノのイベルメクチンを救世薬だと思いこみ、もしそれを多量に服用したとしたら・・・?

 この想像は僕を非常にナーパスにします。
 いやいや、そんなことがあってはいけないと思い、僕は2021年の11月28日、新宿津久戸にある(株)ヒカルランドにお邪魔したわけです。
 三軒茶屋にあったFACTのワンダーアイズさんとちがって、非常に新しい、小奇麗なビルディングにあったのが印象的でした。
 場所もすぐ隣りがあの神楽坂ですからね ――― 環境的にもこれは素晴らしい。
 ちょうど占い関係のセミナーが午前からはじまるというので、僕も客のひとりを装って、スタッフが訪れるのを待っていました。
 そして、1FのEVHで待っていた僕ににこやかに挨拶をしていった男性スタッフがEVを7Fで降りたから、ああ、こりゃスタッフさんだ、と追っかけて7Fにいってみると、案の定彼はスタッフさんでした。
 そこで僕は彼に以下の手紙を手渡したわけです ――― 石井社長さんにこれをって言伝てね。








 そしたら翌日29日の夜8時すぎ、ヒカルランドのリチャード本担当のK氏より電話がありました。
 おなじ陰謀論系でも電話には一切出ないわ、会えば意味不明の主催者権限での出入り禁止としか叫ばない(株)ワンダーアイズの大塚社長とは別人みたいな丁寧な対応でねえ、こっちが思わず恐縮しちゃうくらいのものでした。
 大塚さんのこともあって陰謀論者はつい色眼鏡で見るクセがついていたから、これは新鮮な驚きでしたね。
 録音もあるけど、失礼ですのでそれは公開しません。
 ただ、話は平行線だったな。
 上田保健所からのリチャードコシミズ薬機法68条55条違反の行政勧告のことも、厚労省の薬機の定例報告でリチャードコシミズの名が報告されていることも、直接お話したのだけれど、話は平行線のまま最後まで交わることはありませんでした。

―――― お話は分かりましたが、12月16日には、この本は販売されますので……。ただ、今日のことはリチャードコシミズ先生にもお話しておきます……。
 
 うーん、そういう話じゃないんだけどな、と思ったけど、この夜の電話はそれで終い。
 ま、ヒカルランドさんはもともとスピ系というか、淡い陰謀論というか、そっち系で商売されている民間の出版社ですからね。
 少しでも売れ線の新作が出版できればそれでよし、みたいな生き残りのほうがモラルより優先されるのはある意味仕方ないのかもしれない。












 しかし、こんなんで納得できるわきゃないですからね……。
 そんなわけで久々の休日である今日の午前9時、僕は東京都福祉保健局健康安全部薬務課に再び通報の電話を入れたのでありました。
 Sさんって方がまず出られて、話が弾んでそれから監視指導担当の方に電話を繋いでいただいて……。
 驚いたことにこちらの担当のX氏は、リチャードコシミズのことをすでに知ってられました。
 いくらか苦笑いしながら、ああ、彼のことなら知ってますよって。
 これにはびっくりしましたねえ! いままで彼の名を最初から知っていたのは横浜港北警察の若い警官さんだけでしたから(笑)
 いやいや、ブログ人気は落ちているものの、ある方面では知名度上がっているじゃありませんか、大将ったら!
 ただ、結論から先述べさせていただくと、法律的にはこれはもうどうにもならない問題だそうです。
 リチャードコシミズが薬機のイベルメクチンを自分で輸入販売していて、それの効能をどうこういうのは問題だけど、それを自分で扱わないで、第三者の視点からそれを語るのは言論の自由であり、行政がそれを妨げる行為はできないんだそうです。

 あらららら、とがっくりきましたが、ま、仕方ねえ、法律なんぞ所詮その程度のものでしょう。

 ただ、このX氏、非常に侠気に溢れた熱い方で、自分がいかにいま現在のデマゴーグ陰謀論のブームに憤っているかっていうのが、受話器越しにびんびん伝わってくるんですよ。
 
―――― ただ、これは、マジで薬害被害が発生しかねない問題ですよ……。こんなん許して本当にいいんでしょうか……?

―――― それは私もそう考えています。イベルメクチンはなんといっても、そう……

―――― ええ、駆虫薬ですからね…。 行政での出版阻止はどうにもむりですか……?

―――― ええ、残念ながら……。

―――― なら、僕がいまここで電話で話しているようなことを、僕の記事にして発信しても構いませんか…?

―――― ええ、もちろん…。そんなことができるなら、是非お願いします……。


 なんと東京都福祉保健局健康安全部薬務課の監視指導の職員の方から、なぜかお願いされてしまった(笑)
 といったような依頼もあって、今回のヒカルランドさん事件の一連の流れを記事にまとめてみた次第です。
 今日の僕の記事は以上です ――― お休みなさい。( 了 )
 
 
 

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