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旧精神科医療は思想警察なのか?

「マセラティに乗りたければカローラを売れ」2

2016年10月14日 | マネジメント全般

前回の続きです。

これは、現在の自己啓発、独立開業セミナーに反する内容ですから、気をつけてください。

小売業をする場合、一番儲かる、利益が上がる方法として、例に出されるのが今回の題名です。

これを「外車」と表現したりする人もいますね。

現在の健康ブームではこの真逆なのですが、それは

「短期的にブームに乗って儲けるスタイル」

他ありません。

実際の小売で大切なのは「高消耗、高頻度、低価格商品」を取り扱うことこそが大切です。

自営で小売をされている方ならわかると思いますが、

消費者は第一に「価格」

で購買判断します。

実は、POPなどでいかに小難しい情報をつけて、講釈垂れても

それを理解できる人は全体の2割いれば良い。

それならば、そういったコストを省き、価格を下げることこそが、利益を上げる最大の方法なのです。

 

単価が高いということは、それだけお客の財布を圧迫しているということ。

つまり、お客は自然に単価が安くすむお店に流れていきます。

この逆を行っているのが、ニューエイジから発信された

「オーガニック、健康食品」

などが挙げられます。

西洋医学が斜陽となり、現代はオーガニック、健康食品といった東洋医学ブーム

が来ています。

西洋も東洋も医学は同根です。

医学では健康にならないし、死にかけの人しか救えないという本質を孕んでいる。

これは、医学がいかに博打であるかを証明しています。

一時的に生きながらえさせる、例えばアドレナリンを静脈注射する、挿管してレスピレーター人工呼吸器を装着することはできます。しかしこれは生物学的に生きているだけ、つまり生命の3兆項

心臓停止、自発的呼吸停止、瞳孔散大を死の判定

をもってして判定しているだけだからです。(ここから復活、蘇生する人は稀)

前置きが長くなりましたが、ここで大切なのは、西洋医学でも東洋医学でもなく

経済状況を判断すること、お金持ち相手の商売をしてはいけないことなのです。

 

そもそも、お金持ちは外食しません。

けちだから金持ちになるのです。

ホリエモンみたいなのはどうなるんだ?

あれは、本物の金持ちではありませんね。

マスコミが作った所謂、芸能人セレブです。

本物のお金持ちは実に質素な生活をしている人が殆どです。

 

芸能人セレブに憧れている人を狙う商売をするのであれば、常にイノベーションを起こし

新商品開発をし続ける必要があるでしょう。

それこそ、マスコミを研究し、テレビCM打つくらいの資金が必要です。

 

こんな事ができるのは巨大企業だけですよね?

であれば、弱小小売はどうするか?

9割の大衆に受けるものをいかに低価格で提供するか?

が至上命題になります。

派手に広告打ったり、SNSや芸能人御用達みたいにやるには資金もいりますし、客数は麻薬のように一時的に伸びるだけ。

小売における客数とは週に2回以上通ってくださる客を指します。

「低下価格、ローコストオペレーション、高品質」

ここを目指すべきだということです。

ローコストオペレーションは大手ファミレス、外食チェーンが見事に実現してます。

ここに相当投資してますからね!

ここからは私の勝ってな意見ですが、

「であるならば、パパママストアはどうするか?」

「薄利多売ができなければ、生産者になるしかないのかな?」

なんて小売業の難しさを感じます。

 

脱線しましたが、「マセラティを売っていては、カローラにしか乗れない」

のたとえ話、少し理解してもらえたでしょうか?

マセラティもブランド力が無くなれば、機能は自動車、カローラと同じなのです。

低消耗なため、何度も購入してもらえませんから、回転率も下がり、展示車両の

品質も劣化しますよね。

そして、メーカーが常に宣伝してくれなければ、いけないし、デイリーユースでないことも致命的なのです。

高級外車が好きならばそういった小売をすればいい。

しかし、小売業の原則からは外れているんですね。

 

高級骨董品よりも100円均一のほうが利益だしてますし。

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