心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

社会的入院の原因となる施設症はどのように生み出されるのか?

2023年06月20日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

#社会的入院 #施設症 #ホスピタリズム #インスティチューショナリズム #人間らしさ #自立 #自律 #人生の答え #成長発達 #hsp #社会不適合者 #raptブログ #精神科実習 #看護実習 #子育て #大人の成長 #ラプトブログ #人生の取説 #トリセツ

人間は自由意志を持って生まれてきます。

人間は他の動物と違って、生理的早産と呼ばれるような、生まれてきて、母親のような誰かから、栄養、排泄、清潔とよばれる生命維持の安全保障や世話を受けないと生命維持すらできず、かつ情緒が発達せず人間らしく育つことができません。

ですから

乳幼児は「お世話されて生きる」

成長発達し大人になるにしたがって「お世話して喜びを感じる」

ことを本能として持っていると思います。

人間は成長に従って

「①一方的に世話されて生きる」

→「②自分で何かしたくなる」

→「③誰かを何かを世話したくなる」

と成長発達していきます。

人間の成長発達とは単に身体が大きくなっていくだけではありません。

脳機能がより高度に発達していき様々なことができるようになっていくことを指します

ですから、①②③という経過をたどることで「人間性が成熟」していくと表現します。

人間は死ぬまで成長する、どのように成長していけばよいのか?について正しく、詳しく解説されているのはRAPTブログ御言葉です。(興味のある方は是非読んでみてください。リンクを貼っておきます。)

『RAPT有料記事322(2018年10月27日)男は神様のように男らしく、女は聖霊様のように女らしく生きることが、人間にとって真に幸福な生き方だ。https://rapt-neo.com/?p=49055』

逆に年を取っていて、年齢だけ重ねていても、「①人から世話されていきる」ことしかできない人は「精神的に幼い」つまり脳機能が発達していない、

「人間性が低い」と言えます。

他人に関心が低い、社会に関心が低いひとも、同様なことが言えます。

社会的入院とは、まさに大人が、①をされ続けることや

②③を否定されたり、禁止され続けることで、結果的に脳機能がどんどん低下していき、怠惰になってしまうことで、意欲がなくなる無気力感性だと言い換えることができると思います。

ここで、精神科病院の入院生活を見てみましょう。

大きな枠組みからみると

経済面:①家族による支払い②公費:障害者年金、生活保護で全額

(社会面)労働していない、家族は面倒見たくない、関わりたくない社会的孤立状態

生活面:ADL ①食事 ②清潔 ③排泄 ④活動 IADL (買い物、金銭管理、掃除)

    看護師、看護補助者による全面的な援助がある

身体面:薬物療法による向精神薬の継続内服

   →①鎮静による意欲低下、思考能力低下 ②薬剤性の運動障害 

    ③薬剤性副作用による幻覚、妄想体験

このような生活環境下、療養環境下にあります。

おやつの時間や遠足など、季節の行事があり「飴と鞭」を巧みに使い分け管理するのです。

ですから、社会的入院における、施設症、2次的陰性症状、インスティチューショナリズム、ホスピタリズムとは、以下の通り表すことができるのです。

 

①入院することで身の回りのことをある程度やってもらえる環境であること

②未婚、離婚しており、家族親戚が疎遠であり重要他者と関係が切れてしまっている状態であること

③労働しなくても経済的に問題がないため社会参加する必要性が低い生活環境で長期間生活してきていること

④薬物療法の副作用による鎮静から脳機能全般の機能低下、思考力、想像力が低下していること

⑤薬物療法の副作用による錐体外路症状から運動障害(パーキソニズム、アカシジア、ジスキネジア)から活動がしづらく筋力低下が起こっている事、疲労感を感じやすい状況であること

⑥対人関係においても変化が少なく、誰とも話さなくても一日過ごすことができる刺激がない生活を続けており、ストレス耐性が低下していること

#に関連した「無気力の状態」「意欲が低下した状態」

 

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