<「バーバリー」のバレンタインキャンペーンのイベントに登場した成宮寛貴(左)と西山茉希=29日、東京都内>
インチキをしたり、実際100円の価値しかないものを5000円で販売して暴利をむさぼっているのが皇族や大企業のやり方です。
芸能人や有名スポーツ選手を広告塔にして
「物の価値基準をイメージ戦略、イメージ操作を駆使して狂わし、ぼろ儲けする」
のが、悪人たち、イルミナティ企業のやり方であることはこのブログの読者の皆様ならご存知かと思います。
結局、本当に良い物、価値あるものが産み出せないため、リストラという人員整理によってでしか、利益を出せなくなる、メッキがはがれると落ち込みが早いのがこういった悪徳企業の特徴なのかもしれません。
大手アパレルメーカーの三陽商会が250人のリストラを敢行するそうです。
まずはその記事をご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・(三陽商会が約250人の希望退職者を募集 利益体質強化へ 9/21(金) 16:14配信 FASHIONSNAP.COM)
三陽商会が約250人の希望退職者を募集 利益体質強化へ
三陽商会の公式サイトより
三陽商会が9月21日の今日、約250人の希望退職者を募集することを発表した。募集期間は10月29日から11月26日までで、退職日は12月31日としている。
これまで同社は、収益確保のために新規事業および基幹事業の拡大に取り組んできたが、事業環境において急速な市場や消費動向などの変化、競争の激化といった厳しい状況が続いているという。環境変化に対応し利益体質を強化するため、更なる構造改革施策推進の一環として希望退職者の募集を決めた。
退職者には、所定の退職金に加え特別退職金を支給するほか、希望者に対しては再就職支援を提供する。希望退職者募集に伴い発生する特別退職金と再就職支援に係る費用は、2018年度12月期決算において特別損失として計上する予定。なお、特別損失の計上見込み額は現在精査中で、第3四半期決算発表時に発表される。
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
早い話、株主様のための人件費削減ですね。
こちらの会社が取り扱っていたのが、「バーバリー」でした。
2016年の記事を転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・(バーバリー看板なき三陽商会、年間売上が1000億円の大台割り込む 2016年02月12日 12:35 JST)
三陽商会の年間売上高(連結)が1,000億円を下回るのは、1985年12月期以来 30年ぶり。(2月15日 更新)
三陽商会が2月12日、2015年12月期の通期業績(連結)を発表した。年間の売上高は1,000億円を下回り、974億1,500万円と前期から12.2%減少。
同社は、この年の春夏シーズンでバーバリーブランドのライセンス事業を終了し、新たな柱として「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」を秋冬シーズンから立ち上げている。
三陽商会では、期初に年間売上高960億円を計画していたが、上期(1〜6月)にバーバリーブランドの駆け込み需要や急増するインバウンド効果が予想を上回ったことなどから、期の中盤には1,000億円に修正。だが下期は、夏セール商戦の不振や11〜12月の暖冬の影響等で勢いを落とし、結果的に1,000億円の大台を割り込んだ。
本業の儲けを示す営業利益は、前期比35.6%減の65億7,700万円だったが、当初の予想を大幅に上回り、修正後の計画もクリアしている。純利益は同58.9%減の25億9,500万円となった。
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
純利益、25億も出しているのですから、アパレル業界は当たるとでかい業界だと思いますが。。。。
2018年は落ち込みが激しいことが予測され、株主に申し立てができないため、首切り、リストラを敢行するのでしょう。
本来なら経営陣が退陣することが先決だと思うのですが、大企業であればあるほど、経営陣は一族で占有されているので、そんな気サラサラないのでしょうね。
ですから、平気でリストラを敢行できるのだと思います。
引き続き、「三陽商会」について見ていきましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・(株式会社三陽商会 SANYO SHOKAI Ltd.)
代表者 岩田功(代表取締役社長兼社長執行役員 )
松浦薫(代表取締役兼専務執行役員)
(2017年1月1日現在)資本金 150億200万円
経常利益 連結:70億36百万円
主要株主
三菱商事株式会社 3.54%
株式会社三越伊勢丹 3.30%
株式会社三菱東京UFJ銀行 2.86%
三井住友信託銀行株式会社 2.38%
明治安田生命保険相互会社 2.14%
八木通商株式会社 2.02%
三井物産株式会社 1.75%(2015年12月31日現在)
株式会社三陽商会(さんようしょうかい)は、東京都新宿区に本社を置くアパレルメーカーである。販売網は百貨店が主体であり、自社ブランドに加え、海外の様々なブランドともライセンス契約を結び販売している。
概要
創業者の吉原信之が、戦時下の1943年(昭和18年)に電気関係各種工業用品及び繊維製品の製造販売を目的として、東京都板橋区にて工作機械工具の修理加工、販売をおこなうべく同社を設立する。
社名の由来は「三井」「三菱」など有力財閥の「三」と、創業者である吉原の父、「陽」に因んでつけられた。
1965年(昭和40年)からは、英・バーバリー社製のコートの販売をおこなうようになると共に、1969年(昭和44年)以降はバーバリー他海外のコートメーカーとの技術提携により、各メーカーの製品の国内ライセンス生産へと移行する。
またこれと共に、各世代をターゲットにしたファッションブランドの開発も積極的におこない、現在も女性向けブランド「EPOCA」や「FRAGILE」に代表される多数のファッションブランドを展開してきた[3][4][5]。
しかしバーバリー社とのライセンス契約を2015年(平成27年)6月30日で終了し[6]、これにより日本におけるバーバリーの販売は英国本社が日本法人を通じて直営展開することとなった[7][8]。 以後は「バーバリー・ロンドン」の後継ブランドとして、スコットランド発祥の防水コートの老舗として知られる衣料会社マッキントッシュ(2007年に八木通商が買収)[9]と提携した「マッキントッシュ・ロンドン」を立ち上げ、約350の旧バーバリーの店舗のうち約260店を切り替えるとともに[10]、若者向け婦人服「バーバリー・ブルーレーベル」、紳士服「バーバリー・ブラックレーベル」についても、新デザイナーを起用しそれぞれ後継ブランドとして「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」に転換した[11]。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
筆頭株主からも、「三菱、三井のアパレルメーカー」ですね。
そして、バーバリーの国内生産を受注し、後に、正規代理店になっています。
この創始者である「吉原信之」についても見ていきましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・(吉原 信之(よしはら のぶゆき、1916年11月5日 - 2007年3月15日)
日本の実業家。アパレルメーカー三陽商会の創業者。
略歴
1916年 四人兄妹の次男として東京府(現・東京都)に生まれる。
1934年 東京府立第六中学校、現東京都立新宿高等学校卒業
1937年 早稲田大学専門部商科卒業、石油会社の大田信良商店に入社。
1942年 三陽商会を創業。最初に売った品物は切断砥石。
1943年 株式会社三陽商会設立、取締役に就任。
1945年 代表取締役社長に就任。
1946年 戦争後に残っていた軍用落下傘の絹に油を引き、「オイルシルク・レインコート」として売り出す。
1951年 サンヨーレインコートを商標登録。
1964年 イギリスのバーバリー社からコートの輸入販売を開始。
1970年 バーバリー社とのライセンス契約。
1971年 東京証券取引所市場第2部に上場。
1977年 東京証券取引所市場第1部に指定替え。
1983年 代表取締役会長に就任。
2000年 代表取締役相談役に就任。
2001年 代表取締役相談役退任、最高顧問に。
2007年 3月15日午前0時35分、心不全のため90歳にて死亡。
家族・親族
兄は信之が創業した三陽商会の会長や取締役相談役を歴任した吉原敬一[1]、
末妹は詩人の吉原幸子[1]。
敬一の長女、すなわち信之の姪は音楽プロデューサーの下河辺晴三に嫁ぎ1女をもうけた
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
兄である「吉原敬一」は、吉原信之が創業した三陽商会の会長などを歴任して、長女を下河辺晴三に嫁がせています。
出てきましたね。
下河辺一族です。
解説が長くなるので、家系図を転載いたします。
下河辺一族はもともと「藤原秀郷流閨閥図」では太田氏から派生しています。
太田行義=下河辺行義となります。
平安時代までそのルーツは遡ってしまいます。
・・・・・・・・・・・・・・・(下河辺 行義(しもこうべ ゆきよし)
平安時代末期の武将。名は行吉とも。下河辺庄司行義と称す。八条院領である下総国下河辺荘の荘官。
略歴
藤原秀郷の流れを汲む太田行政の子として誕生。兄に小山政光。
『平治物語』に源頼政の郎党として見え、頼政と共に治承4年(1180年)の以仁王の挙兵に従った。頼政の父・源仲政が下総守であり、頼政も任地に下向していた事から主従関係を結んだと見られる。下河辺荘は頼政の仲介により鳥羽院から美福門院に寄進され、さらにその皇女暲子内親王に伝領されて八条院領となったと考えられる。行義は荘官として下総国古河[3]に住み、下河辺荘を管理した。
『平家物語』巻四で頼政とその一族が敗死した時、頼政の子・仲綱(または頼政)の首を「下河辺藤三郎清親」が大床に投げ入れて隠したとあり、茨城県古河市の頼政神社には、頼政の郎党が主人の首を持って逃げ、この地に葬ったとする伝承がある。
その後の消息は不明だが、子の行平・政義は源頼朝の挙兵に従い、鎌倉幕府創設期の功臣として活躍した
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
<藤原 秀郷のムカデ退治>
藤原 秀郷(ふじわら の ひでさと)の末裔というわけです。
藤原氏はご存知の通り、天皇家と摂関政治をしいているため親戚です。
つまり、三陽商会の兄・吉原敬一は長女を下河辺家に嫁がせ、ちゃっかり天皇家と親戚関係を結んでいたということになります。
ですから、英国王室御用達のバーバーリーのライセンスも取得でき、販売できていたのでしょう。
そして、筆頭株主もこれまた天皇家とのご親戚の三菱、三井と来ていますから、まさにロイヤル系アパレル企業にふさわしいですね。
しかし、彼らはコネと人脈だけでえげつない商売をしてきましたから、天皇家が弱体化してくると、商売も思わしくなくなってくるのかもしれません。
そして、結果的に、250人のリストラを敢行するしかなくなったのではないでしょうか?
こういった大企業は一族が経営しているので一見、巨大に見えて、超安定株だと考えがちです。
しかし、巨大に見える企業も「実はコネと人脈だけでしか成り立っておらず」針のひと突きで崩れさってしまう、砂上の楼閣なのです。
大企業の容赦ないリストラのニュースを見ると、私たちは、こういったハリボテに騙されないよう、真実を見極める力、そして自分の実力を磨く人生を歩むべきなのだと考えさせられます。
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