心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

結婚しても結婚しなくてもいい。年収100万以下でも自尊心を失わない方法

2018年07月26日 | 洗脳からの解放

私たちは人生に何を求めて生きるのでしょうか?

「親・友人から認められたい」

「社会から認められたい」

実は、私たちが生きる理由は知らない間に、社会とのコンセンサスを得る作業になってしまっています。

大切なことは「毎日喜びを感じ、どんな時も感謝と感激をかんじることができる日々を送ること」だと私は思います。

朝7時00分に出発

8:00に出社

8:45から朝礼

17:30まで就業

19:00まで残業

20:00に帰宅

20:30から入浴、食事

22:00 就寝

翌日 6:00起床。。。。。

7:00出発

(こんな生活を週に5、6日繰り返し、月収手取りで25万円)

人生の時間の半分を「会社のため」に使っている生活です。

会社から支給されるのは8:45~19:00までで休憩1時間を差し引いた9時間分だけです。

しかし実際はといと、会社に出勤するために6時に起床し準備している時間が1時間、出社・帰宅するまでの時間2時間の合計3時間も

「会社のために使っている3時間」です。

通勤時間を読書をしたり、独立のために勉強しているサラリーマンはまだましですが、多くのサラリーマンはスマホをいじっているだけだし、酷いと不倫相手とlineをしたりしている始末。

何も人生に楽しみもないし、目的もないため、24時間のうち実質12時間も会社に捧げる奴隷となっていることが「幸せだ」と思い込んでいるのかもしれません。

そう思わないと、「自分の人生を誰も肯定しくれないし、まともに自分と向かい合ったら、虚しくなって自殺したくなるから」かもしれません。

「低所得者は不幸なのでしょうか?」

多くの人は、低所得者やフリーターやアルバイトで生計を立てている人を「経済的にゆとりがないから結婚できないし、子供も作れない」「贅沢せずケチケチしていて不幸だ、不安定だ」と一方的に見下している傾向があります。

しかし、わたしから言わせれば「結婚したら幸せは続くのでしょうか?」「贅沢することが幸せなのでしょうか?」親戚や友人が集まった時、「僕は医者をしている、僕は弁護士をしている、僕は会社を経営している。僕は有名な会社で課長をしている」ということや「綺麗な奥さん、(素敵な旦那さん)がいて、かわいらしい子供たちがいて幸せだね」と言われることが幸せなのでしょうか?

 

実情は違いますね?

「結婚しても幸せじゃない」という理由を転載いたします。

・・・・・・・・・・・(これが現実!53.8%もの女性が結婚を後悔!?)

結婚の理由は十人十色。みなさん様々なドラマを経てめでたく結ばれたわけですが……

なんと53.8%もの女性が、今の旦那さんとの結婚を後悔したことがあるみたいです。

半数以上の女性が「旦那選びを間違えた!」「相手選び、失敗した!」と、少なくとも1回は思っている結果に。

また「生まれ変わっても今の夫と結婚したいですか?」という問いに57.8%もの女性がNO回答しているそう。

「生まれ変わっても一緒にいたいね♡」なんて言えるのは結婚前だけ?

プレジデントウーマン調べ:既婚女性500人に調査「今の夫と結婚してよかったですか?


結婚を後悔した結果、選ぶことになる離婚の道。

こちらは「ブライダル総研」が、離婚した夫婦に実施したアンケート。

「どちらが離婚を望んでいましたか?」の質問に、52%の女性が「自分が望んでいた」と回答しています。

アンケートに答えた半分の女性が、自ら離婚を選択しているんですね。

結婚 後悔 アンケート

ブライダル総研調べ:結婚に関する調査2016

【男性】

・自分が望んでいた……18.2%

・どちらかといえば自分自身が望んでいた……11.0%

・どちらも同じくらい望んでいた……25.8%

・どちらかといえば相手が望んでいた……19.2%

・相手が望んでいた……25.8%

【女性】

・自分が望んでいた……52.0%

・どちらかといえば自分自身が望んでいた……12.4%

・どちらも同じくらい望んでいた……19.8%

・どちらかといえば相手が望んでいた……7.6%

・相手が望んでいた……8.2%

想像していたより結婚を後悔してる女性が多い印象……。

結婚経験者サイドのリアルな意見を聞くと、結婚に対して少し躊躇してしまいますね。結婚後のこともしっかり考えた上で決断しないと離婚という道を選ばざるをえなくなるかも。

 

結婚を後悔した10の理由〜女性編〜

アンケート結果から、自ら望んで離婚する女性も多いということがわかりました。

それでは、そんな彼女達が結婚を後悔した理由は何だったのでしょうか?

【後悔その①】価値観が違いすぎる
「同棲してボロが出る前に結婚しろ!」なんていう方もいますが、一緒に暮らすようになってから価値観の違いに悩む人が多いみたい。男と女では脳の作りが違うもの。分かり合えなくて当たり前!?価値観の違いからイラっとした時の対処法を考えておくといいかも。

【後悔その②】相手がバツイチ・子持ち
バツイチ・子持ちの人と結婚。「愛の力があれば乗り越えていける!」と思っていても、現実はそんなに甘〜くありません!「彼はバツイチ子持ちだけど、もう歳だし」と焦りや妥協で結婚するべからず!

【後悔その③】できちゃった婚
子供ができてしまったから結婚を決意。経済面のこと、2人のビジョンを全く考えていなかったため、結婚後、さまざまな問題に直面。今までとは全く違う生活をそれなりに覚悟するべき。家族を作り生活するってそんな簡単なことじゃないですよ。

【後悔その④】家事を手伝ってくれない
家事を全く手伝ってくれない旦那さん。「私は家政婦じゃないのよ!」と言いたくなりますね。結婚する前は一緒に料理をしたり、片付けを手伝ってくれていたのに……今ではテレビの前でゴロゴロ。

【後悔その⑤】生活力が低い
掃除・洗濯など家事が全くと言っていいほどできない男性もいますよね。「しない」ではなく「できない」のです。「ちょっと手伝って」といっても自分でやったほうが早かったり……。

【後悔その⑥】結婚してから態度が変わった
「結婚する前は優しかったのに……こんなはずでは……。」と思っている女性も多いみたい。態度だけでなくもちろん容姿も歳を取るごとに変わっていきます。態度も容姿も変わられたんではもう別人。

【後悔その⑦】育児を手伝ってくれない
子育ては大変なもの。それを全く手伝ってくれない旦那さんに、奥さんはガッカリ。赤ちゃんが夜泣きをしても起きない旦那さんを見ると「このまま二度と目覚めないようにしてやろうか!」とデーモン閣下のようになってしまう奥さんも。

【後悔その⑧】妥協で選んだ相手だった
「歳も歳だから早く結婚を……」と選んだ相手と結婚。焦って結婚したことを後で後悔している人も。元彼と比べてしまい、「元彼と結婚していたら……」と考えてしまう人もいるみたいですよ。

【後悔その⑨】不倫・浮気された
浮気をされたことで結婚を後悔している女性もいるみたいです。切られたという気持ちが強く、この溝は修復不可能かも。

【後悔その⑩】ギャンブルが好き
休日はパチンコや競馬三昧。「お小遣いがなくなったからもっとお金を……」なんて男性も。「生活費のやりくりでカツカツなのに……そんなお金があるなら、私にお金をかけてよ!」という妻の叫びが。

 

結婚を後悔した10の理由〜男性編〜
結婚 後悔 男

今度は、男性がどのような理由で結婚を後悔してるのか見ていきましょう。

【後悔その①】自分の親との不仲
幸せで仲のいい家庭を築きたかったはずなのに、奥さんとお姑さんの板挟みに。母親の肩を持てば奥さんに怒られ、奥さんの肩を持てば母親に嫌な顔をされる 。義両親と仲良くなれないのは結婚あるあるですね。

【後悔その②】生活の自由度が低くなった
好きな時間まで外で飲んで、好きなだけ、好きなことにお金を使っていた独身時代に比べ、結婚をするとお金や時間などの自由度は低くなるもの。「独身の頃は自由で良かったなぁ……泣」なんて自由で華々しかった(?)独身時代に思いを馳せる既婚男性も。

【後悔その③】年上すぎる女性との結婚
年上のお姉さんと聴くと、包容力・余裕・落ち着きがあって……などと想像するかもしれませんが、価値観の違いや、カルチャーのギャプに苦しむことも。価値観が合う、感覚が似ている、という方が一緒にいて楽な関係を作りやすいのでしょう。

【後悔その④】上から目線で疲れる
「なんでそんなことも分からないの?」「そんなんじゃダメよ」などと上から目線の話し方が気になることも。仕事で疲れているのに、「お前は上司かよ!」とツッコミたくなるようなキツい言葉の数々では、家から飛び出したくなってしまいそう。

【後悔その⑤】料理が下手
「男を落とすには胃袋を掴め!」というのはあながち間違っていません。ある程度の料理上手を男性は求めています。毎日の食事が「……??」なお味だったら女でも嫌ですよね(笑)。だからと言って外食ばかりでも飽きてしまいます。

【後悔その⑥】専業主婦になり働いてくれない
結婚する前、共働きをしようと約束したのに、「結婚したらこっちのもんだ!」と言わんばかりに働きに出ない。一般的な会社員をしている旦那さんで、経済的にとても余裕があるわけではない場合、旦那さんとしては少しでも働いてほしいという意見が。

【後悔その⑦】家事が手抜き
専業主婦でずっと家にいるのに家事をやってくれない。「俺は外で汗水たらして働いてるのによぉぉぉぉ」なんて旦那さんの声が聞こえてきそう。

【後悔その⑧】束縛がひどい
束縛するのは愛があるからこそ。という意見もわかりますが、度が行き過ぎると窮屈さを感じてしまいますね。お互い信頼関係が大切。

【後悔その⑨】とにかく嫁が怖い!
結婚する前はかわいかったのに、結婚後、豹変!育児疲れなどもあり、旦那さんに対する当たりが強い!育児やご近所付き合い問題、ママ友問題など様々な荒波を乗り越え、女性は強くなっていくものなのです。

【後悔その⑩】どうしても元カノと比べてしまう
どうしても今の奥さんと元カノと比べてしまい、「元カノの方が料理がうまかったな」とか「元カノの方が気が利いた」などの理由から結婚を後悔している男性もいるみたいです。「きっと元カノとの方が夫婦生活がうまくいった」なんてそんなの幻想です。何かしらの不満が出てくるのが結婚生活と思った方がいいでしょう。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

「結婚する」ということはとても怖いことです。

今まで生き方や価値観が違う人が一つ屋根の下で生活するのですから。

しかも異性ですから価値観が全く違います。

頭の良し悪し、金銭感覚、さらに「幸せの価値観」です。

「かわいい服が欲しい、週1回は外食したい、都心で暮らしたい、庭付き一戸建てに住みたい、ペットが飼いたい、子供が2人は欲しい」==「でも専業主婦したい、働きたくない」「友達に子供の学校の成績やスポーツの成績で負けたくない」「贅沢したい」=「余分なお金が必要」となるわけです。

このほかにも沢山あると思います。

「この人とこれから一緒に生きていったら辛いこともあるだろうけど、楽しいことも沢山あるだろう!」と思って結婚するには「互いが相当な人生経験を積んでいないと無理」だと思います。

「出産育児」に適した年齢は男女とも20代半ばから30代前半までかもしれませんが、人間としてその年代は全くといっていいほど成熟しているとは言えません。

「まだまだ欲まみれに生きている」年代だといえます。

ですから景気動向や生活環境が変化したりすると、たちまち夫婦間に亀裂が入ってしまうのです。

 

「結婚」も幸せの形なのかもしれませんが、現実はこうかもしれません。

夫の例です。

 

「毎朝早く出勤し、夜遅く帰宅して、休日は2時間置きに庭にタバコを吸いに出てくる。

日曜は朝からパチンコか、家族サービスでミニバンで出かける。妻は子供に無駄な習い事、学習塾ばかり行かせ、お金ばかりかかる。

4000万円の住宅ローン残りあと3000万円。月額8万円、ボーナス月は20万円待ったなしでローン返済が待っている。

俺(父親)が死ねば、家のローンは生命保険でチャラになる。

趣味をする小遣いはあるが、時間や気力は会社に奪われてない。

早く子供たちが巣立って行って、定年退職して年金暮らしがしたい。」

と30代半ばでこんなことを腹の中で考えているのです。

「今、幸せ?」だと思いますか?

これなら

「結婚しても、子供もつくらず、家も買わず、夫婦二人で生活しているほうがよっぽど幸せ」

だし、

「結婚せず、きままに独身でいたほうがお互い幸せ」

ではないでしょうか?

私たちはあまりにも「世間の常識」にしばられて生きてきました。

幸せになるために「お金を稼ぐ努力でなく、お金を稼がない努力」をされている方の記事を紹介します。

・・・・・・・・・・・(年収100万以下でも自尊心を失わない方法2018年7月6日 9時15分 プレジデントオンライン)

(大原扁理『なるべく働きたくない人のためのお金の話』より)

必要以上に働かずに生きていく。大原扁理さんは20代の頃から、東京郊外で年収100万円以下、週2日労働という「隠居」生活をしています。気楽ですが、ときには「自分は生きている価値がないんじゃないか」という気持ちになることも。そのため大原さんは「国や親には頼らないようにした」といいます。そんな暮らし方のポイントとは――。
※本稿は、大原扁理『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)の第3章「手にしたお金で、自分はどう生きたいのか?」を再編集したものです。

■「ある時払い」を利用する
必要以上に働かない生活を選ぶ場合、おそらく1番の心配事は税金・年金の支払いだと思います。

私は隠居生活に突入してから年収が100万円を切ったので、所得税・住民税が免除されていました。国民健康保険料は発生しますが、それでも年間1万2000円。

年金については、低所得の場合は免除の申請ができます。基準は非公開らしいのですが、年金事務所の審査があって、それに通れば全額から4分の1までの免除が受けられることになっています。私は全額免除になりました。

どうしてわざわざ免除の申請をしたかというと、払うつもりがあるからです。免除の申請をしておかないと、年金は通常、2年で納付期限が過ぎて払えなくなってしまいますが、免除の申請をしておけば、後納することができます(2018年6月現在)。

収入の不安定な個人事業主に多いらしいのですが、「ある時払い」というやつですね。年金や税金の話になったときに思い出すのは、「自分が何のために生きているのか」ということです。私は税金を払うために生きているわけでもないし、払わないことに命を賭けているわけでもありません。毎日を楽しく悔いなく過ごすことがいちばん大切です。その結果、払えればそれでいいし、払えない時期があったっていいんです。

■いやいや働いて払う税金は「不公平感」があった
もちろん毎月キッチリ税金を払えるのが理想だとは思いますが、私は総合点で見ることにしているのであまり焦ることもないし、そもそも人生の目的がそこにはありません。

家賃の高い都心に住んでイヤイヤ働いて払っていた税金には、まるで自分だけが割を食ってるという不公平な思いしかなかったのに、隠居してから自発的に働いて得たお金で払う税金は、同じ税金でも、なんというか、とても豊かな気持ちがします。

払う・払わないということに、基本的な幸せが左右されない税金との付き合い方があるというのは、予想外の発見でした。

この先どうなるかはわかりません。でもこれからも、税金や年金を払うことが、人生の最優先事項にならないのは確かです。もしかしたら来年は私の興味が、お金の発生しないほうに移っていくかもしれないし、余暇活動をしても思ったよりお金にならないかもしれない。それでももしかしたら、私が死ぬとき、払った税金の総額が、人より多い可能性だって十分あると思うと、それも悪くないような気がします。

日常生活のなかで自分でできることを増やし、お金への依存度が減ったんだから、貯金はなくてもいい、とは思いません。不測の事態に備えて、多少の貯えはあったほうがいいに決まっています。私も少ないながらも貯金があったことで、屈託なく隠居生活を楽しむことができました。

経済的な不安を軽減する方法が複数あるなら、どれかじゃなくて、自分にできるものは全部選べばいいと思います。でも、貯金っていくらあればいいでしょうか。

これは最低生活費を目安にすると便利です。私の場合はひと月6万円あればOK。

何カ月ぶん貯金しておくかについては、不測の事態の内容によります。これは予測できないから不測の事態なので、すべてに対応するのはムリです。なのでとりあえず、このご時世、現実に起こり得ることを何かひとつだけ想定しておくといいです。たとえば突然アルバイト先の店がつぶれて、収入が途絶えたとか。

過去の経験から、新しいアルバイトを探して、面接に行き、採用され、働き始めるまで私は最短1週間、平均では3、4週間くらいです。なのでうまくいけば2カ月目には働き始め、3カ月目に初めての給料がもらえる。ただし、初めの1カ月は研修だったりして時給も安いし、本格的に働けるのはその次の月からという場合が多い。すると解雇されてから4カ月目にはきちんと収入が立て直せそう。では最低生活費の4カ月ぶん、でもギリギリでは怖いので半年分くらいの貯金があるといいかも。とすると6万円×6カ月で36万円。

こんな感じでけっこう適当に決めたのですが、6年間の東京での隠居生活のあいだはおかげさまで、半年ぶんの貯金で困ったことはありませんでした。

■必要な金額がわかっていれば不安にならない
自分に必要な金額がハッキリしていると、いたずらに不安にならずに済みます。そして最低生活費が低ければ低いほど貯めるのが簡単になるので、普段からお金がかからないに越したことはありません。

いずれにしても、欲を言えばキリがないので、私が貯めるべき貯金のラインはここまでと決めたら、あとは仕方ないと割り切ることにしています。

では、どのように貯金をしたかというと、実は貯金をしようとがんばったことがありません。なのでコツを聞かれたら困ってしまうのですが、貯金は結果的に貯める、というのがストレスもなくて、ラクな方法だと思います。

私の場合、貯金のために何か特別なことをするというよりは、ひたすら自分の快適な生活を固めていったら、余剰金が貯金になってちまちま増えた、というのが実情でした。

なので私の貯金のコツがあるとしたら、貯金を目的にするよりも先に、自分にとってのよりよい生活を追求していくこと。すると、何かを犠牲にしたり、我慢したりすることなく、生活の副産物として貯金が増えている。目標貯金より結果貯金、という感じでしょうか。

私は東京で隠居していた6年間、民間の保険には入っていませんでした。

はじめこそ、やはりケガや病気のときなど、保険に入ってないと生きていけないんじゃないかと思っていましたが、はたして本当に生きていけないのか、いろいろ調べてみたんです。

仮に病気になり、治療費が100万円かかったとします。

まず日本には国民皆保険がありますし、私も加入していますから、かかった医療費の3割の負担で治療が受けられます。ですから自己負担額は30万円。30万円といえば、私の貯金のほぼ全部です。払ったらその後の生活ができません。

そこで、高額療養費制度も使うことにします。これは標準報酬月額という所得区分によって自己負担限度額が決まっていて、それを超えたぶんの治療費はあとから払い戻しをしてもらえる、という制度です。

東京時代の私の月収は7、8万円ですから「低所得者」で、年齢的には「70歳未満」の区分に入ります。この場合は、自己負担限度額は3万5400円。

これなら少ない隠居の貯えでも、民間の保険に入らずになんとかやっていけそうです。

■「保険がなければ生きていけない」不安は本当か
ただし、認められるのは同1月(1日~末日)にかかった医療費ですから、入院や通院が月をまたぐと2カ月ぶんの自己負担額を払う必要があります。

また、利用するには役所での手続きがありますし、払い戻しまでに審査で3カ月程度待たなければなりません。その間、お金が足りなければまた別の貸付制度を借りる必要もあり、正直かなり面倒くさいです。

緊急時にキャッシュレスで治療を受け、万全なサポートを受けるなら、民間の保険には遠く及びませんが、私はそんな贅沢をできるほどの収入がありません。しかし公的な保険だけでも、あると知っているだけで安心感が上がります。

だからといって、毎日飲み歩いて身体を壊しても保険を使いまくればいいとは思わないので、自助努力で維持できる健康は、自分で維持するのは基本的な話ですが。生きていけないという不安が本当に当たっているのか、時には疑ってみることも必要です。

※数字や区分は2018年6月現在のものです。「高額療養費制度」については、私がここ数年観察しているかぎりでも、区分が多様化し、低所得者の自己負担額は下がっています。ありがたいことです。

低収入生活をしていると、納める税金が少なくなるし、どちらかというと使う局面のほうが多いですから、とかく自尊心を保つのが難しく、自分を卑下しがちになります。「自分なんて生きてる価値ないんじゃないか」という気持ちになることって、よくありますよね。

でも私は低収入でも自尊心を保ち、明るく生きていくことは大事なことだと思います。私が東京で暮らした6年間で、それを可能にしたのは、国や親に頼らなかったということでした。

少ないながらも自分で稼いだお金でご飯を食べ、自分で稼いだお金で遊ぶ。

こんな単純なことですが、同じ7万円でひと月生活するのでも、人からもらった7万円ではなく、自分の手で稼いだ7万円だということが、確実に明るい低収入生活の支えになっていました。

経済的に自立して生きることで得られる自尊心は、お金では買えないありがたいものです。

■なんでも自分で決められる自由と緊張感
私が子どものころに戻りたいと一瞬も思わない理由は、全部を自分で決める緊張感があるほうが好きだからです。親に食わせてもらってるうちは、働かなくてもいいかもしれないけど、その代わり親が認めるだけの自由しか与えられません。何を買うか、どこに住むか、誰と付き合うか、そういったことを親とはいえ他人に干渉されるのは窮屈だし、今のほうがよっぽど自由で楽しく生きています。

国や親に頼らないのが偉いとか当たり前とか、頭ごなしのことを言いたいわけではないし、絶対に頼ってはいけないということでもありません。

ただ、自立することで自分の生活を額面以上の価値あるものにできるなら、やらない手はないと思います。あの満足感やありがたみは、人からもらったお金で生きていたら味わえない。だから、あくまで自分のためにそうしてよかったなあ、という話です。いますぐ完璧にやらなくてもいいんです。いま置かれた環境で、自分でできることは何か考えること。それをひとつずつ増やしていくこと。低収入でも自尊心を失わず明るく生きていくために、このことを覚えておいて損はないと思います。

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大原扁理(おおはら・へんり)
1985年、愛知県生まれ。高校卒業後、3年間の引きこもりと海外一人旅を経て上京。東京で隠居生活を送った後、現在は台湾で生活。著書に『20代で隠居 週休5日の快適生活』(K&Bパブリッシャーズ)、『年収90万円で東京ハッピーライフ』(太田出版)がある。ツイッター:@oharahenri

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

非常に賢い人だと思います。

メディアから押し付けられている欲望から離れ、幸せに生きることを追求している方だと思います。

そして、こういう人は「相当悩んでいる」と思います。

多くのサラリーマンは「自分の人生について」どこか他人事で「深く悩んでいない」ように思います。

友人、同僚、上司、両親に相談しても「今、そんなこと悩んでも答えが出ないぞ」「とにかく今、一生懸命(仕事)頑張れ」しか言ってくれませんね。

結局「あんた以外の人はあなたの人生なんてなんとも思っていない」のです。

他人は他人なのです。

そのくせ、結婚したり、子供ができたり、就職したり、会社で昇進したりすると

「おめでとう!やったじゃん!?」

と自分の価値観を押し付けてくるのです。

「結婚したり、子供ができたり、就職したり、会社で昇進できても」

「喜びが一過性のもので、幸せな状態が続かなければ」その人は地獄なのです。

そして、盛和塾・稲盛和夫が「働いて社会貢献する」社会貢献とは「納税である」とあほなことを言っています。

脱税や申告漏れはいけません。

しかし、強制徴収される税金年金、保険税を官僚や政治家、公務員が適正に運用しているでしょうか?

弱者や貧困者に税金は回っているでしょうか?

もし私たちの支払っている税金が適正に運用されているのであれば

なぜ年間3万人以上の自殺者が出るのでしょうか?

毎年、10万件以上も事件が起き、凶悪犯罪(殺人、強盗、強姦、放火)は毎年5,000件以上発生し、泥棒、窃盗犯は毎年72万件以上起こっています。

私たちが真面目に額に汗水ながして働いて稼いだお金から支払っている(強制徴収されている)税金は適正に使われているどころか、政治家や一部の役人の私利私欲のために使われているということは、昨今のニュースを見ればお判りでしょう。

ですから、マスコミが庶民を

「沢山お金を稼がないと生きていけない」

「老後が不安だ」

「惨めな人生を生きることになる」と煽って不安をあおり、欲望を満たす生き方が幸せだよと誤誘導し労働力を大企業に提供させる。

そして、累進課税により高い税率をかけて、市県民税や年金、健康保険などの保険税をぼったくる仕組みを作っています。

そして、稲盛和夫のような悪徳経営者を使って「納税=社会貢献」という短絡的な歪んだ論理を植え付けているのです。

「何を言っているんだ?小学校や中学校なんかも税金で賄われているんじゃないか?」

と言われるかもしれません。

その点について異論がありますので以下の記事を読んでみてください。

・・・・・・・・・・・(株式日記 日本でも仮に第1子に対する子育て支援として1000万円を 供与すれば、5兆円の予算で新生児が約50万人増える。2016年2月24日 水曜日)

◆少子化対策 第1子に1000万円支援を 5兆円で新生児約50万人増の試算 2月23日 歳川隆雄 ZAKZAK

2月20日夜のNHKスペシャル「私たちのこれから」で、筆者インタビューが放映された。テーマは日本が直面する超少子化問題。政治取材が本業の筆者が、なぜ「少子化問題」なのかと不思議に思う向きが少なくないはずだ。

 実は昨年11月、講談社のウェブマガジン「現代ビジネス」の連載コラムが大きな反響を呼んだ。ヤフーの週間アクセスランキング第1位。

 では、同コラムで何を取り上げたのか。

 《「第1子に1000万円支給」少子化問題はこれで解決する!予算的には問題なし。問われるのは安倍総理の本気度だ》これがタイトルだった。

 フランスは1990年代半ば「国が子供を育てる」という画期的な少子化対策を打ち出し、「女性活躍」社会を制度化して出生率2・0を達成した。

 ところが、現下の日本は出生率1・5以下の超少子化に直面している。

 そこで荒っぽい試算ではあるが、日本でも仮に第1子に対する子育て支援として1000万円を供与すれば、5兆円の予算で新生児が約50万人増える。

 3年間続ければ、15兆円で150万人の人口増加が見込め、「第3次ベビーブーム」が到来する、と書いたのだ。ちなみに筆者は「第1次ベビーブーム」の団塊の世代だ。NHKのディレクターがその記事を読み、アプローチしてきたのである。

不徳の致すことだが、実は、産経新聞論説委員の河合雅司氏ははるか5カ月前に「少子化対策-第3子に1000万円支援を」と書いていたのだ。友人から指摘されて初めて知った。

 同氏は『日本の少子化百年の迷走-人口をめぐる「静かな戦争」』(新潮選書)を著した人口問題プロフェッショナルである。同紙の「日曜講座」に「第3子以降が増えない限り人口が増加に転じることはない」としたうえで「第3子に1000万円支援を」と書いておられる。

 それはともかく、件のNHK番組は、以下のような内容であった。

 日本がなぜ超少子化に陥ってしまったのか、時代を振り返りながらこれまでの対策を検証し、フランスの子育て支援の詳細を紹介した。

 さらにスタジオ出演の大学教授などの専門家、非正規社員、学生らが、若者が結婚できない、そして結婚していても子供をつくれない「経済的理由」について論議を重ねた。

 アベノミクスの「新・三本の矢」に希望出生率1・8%とある。しかし、その実現にはまだ時間を要する。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

 

(私のコメント)

現代社会における少子化問題は、子供を育てるには非常にカネがかかるようになり、大人になるまでには養育費や教育費などに1人につき3000万円はかかるだろう。1年に150万円もかかっては夫婦が子供一人を育てるのがやっとではないだろうか。ならば国が100万円を補助すれば夫婦は50万円の負担で子供を育てることが出来る。

「株式日記」では子供一人生まれたら毎年100万円配れと書いてきましたが、歳川隆雄氏の案では一時金で一人生まれたら1000万円と言う案だ。民主党のマニフェストでも子供一人につき月額23000円の案は、年に直せば276000円であり、私も賛成したがあっと言う間に財務省に潰された。

財務省は財源が無いと言うが、公務員の給料値上げ法案には財源は問題にならなかった。橋や道路を作る公共投資を子供に予算を付けるだけであり、補正予算などでは10兆円の規模の予算は決して多くは無い。だから1兆円あれば100万人の子供に年100万円給付できる。

子供を作るには結婚して作るからブライダル産業も盛んになるし、結婚すれば住宅も確保しなければならない。産院や保育所も忙しくなるし幼稚園なども数を増やさなくてはならず、小学校の廃校問題もどこかに吹き飛ぶだろう。それで経済が活発になれば景気対策にもなるし、少子化問題は一気に吹き飛ぶ。

自民党は財務省の言いなり政党であり、消費税増税と言う最悪の法案を推進している。かといって民主党も政権を取る前は威勢の良い事を言っていたが政権を取るや財務省の言いなりになってしまって、当初は消費税の増税はやらないと言っていたのに野田内閣は増税を決めてしまった。

現在では年金の特別会計で毎年200兆円の予算が使われていますが、65歳以上の老人にそれだけの予算が使われている。この一部を子供に給付に回すと言う発想ですが、年金の予算を子ども手当に回せばいいだけの話だ。それだけ年金がカットになりますが、子供に配った方が使うから景気対策になる。それが難しければ国債で賄えばいい。

民主党政権時の子ども手当の経緯から見ても、財務省の抵抗で難しい事は分かりますが、日本の政治家の地位は役人よりも下であり、各省の大臣はお客様であり大臣には人事権も無く1年持たずに代わる事が多い。失言などを見ても大臣には政策に通じていなくて、役人を説得することが出来ない。

政府は少子化対策と言っても担当大臣を作るくらいで何も出来ない。経済が豊かになれば少子化になるのは世界のどの国でも同じですが、教育費に非常にカネがかかるようになるからだ。公教育の無償化などもありますが問題があり、親たちは私学校に子供をやりたがる。

公教育は荒れる教育の巣窟であり、不良生徒の受け皿になってしまっている。私立学校なら規則を守らない不良生徒は退学させられるが、義務教育の公立学校では退学させることが難しい。公立学校の教師たちは私学に比べるとしょせん公務員だからやる気が無い先生が多いようだ。やる気のない教師を首にする事も難しい。

だから義務教育は廃止にして私学だけにして、その教育費を家庭に配って、学校を自由に選択できるようにすれば、問題生徒の多い学校は誰も通わなくなって廃校になる。つまり学校を無料化するのではなくて、家庭に学校を選ばせるようにすれば競争原理が働く。しかしこれは文部官僚が反対するだろう。

子供は家庭だけではなく学校などの団体教育の場でも育てなければなりませんが、その学校が荒れまくっている。子供の親も学校教師も子供の面倒を見る事を嫌がるようになり荒れまくっているのだ。子供に年に100万円給付して親の負担を軽くして学校を選べるようにすれば環境も変わるだろう。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

私からすれば、「義務教育が悪の根本だ」と思っていますから、教師に税金から高い給料を支払うくらいないら、その分のお金、税金を各家庭に支給してくれて、「家庭教育したほうがましだ」と考えています。

そして私たちの税金はなんと、大学にも使われています。

そして、大学生はというと遊んでいるだけ。

そして、その大学には高級官僚がどんどん天下りしています。

・・・・・・・・・・(大学院の定員急増で民間企業等に就職できないレベルの教員の受け皿として作られた大学。そのような大学にほぼ無試験で入学してくる学生。2017年6月15日 木曜日)

◆大学の「選択と集中」こそが急務 6月15日 荘司雅彦
昨今、高等教育の無償化が話題になっています。しかし、大学の学費無償化については各方面から反対意見が続出しています。その根拠として、「勉強する意欲のない子供」たちを無償で大学に進ませても有害無益であるという指摘があります。

2014年度の高校中退者は、全体の1.5%にあたる5万3403人に上っています。その中で、「学業不振」「授業に興味がわかない」「もともと高校生活に熱意がない」という理由で”私立高校”を中退する人数が4449人もいます。

ちなみに、「経済的理由」を理由とする”私立高校”の中退者は957人です。つまり、授業料が高い”私立高校”で、「経済的理由」で中退する生徒の4倍以上の生徒が「学業不振」「授業に興味がわかない」「もともと高校生活に熱意がない」という理由で中退しているのです。

このように、高等学校の段階で、「勉強する意欲のない子供」の中退者の方が「貧困」を理由とする中退者より遥かに多いのが実情なのです。国公立高校は授業料無償化がすすんでいますから。このように、授業料無償や授業料補助があっても、高等学校の勉強をする意欲のない生徒がたくさんいるのです。

ところで、大学の学費無償化を進めようとする背景には、次のような事情があるものと推測されます。
1990年以降、大学院重点化政策が実施され、大学院の定員が大幅に増加しました。その結果、就職すらできない修士や博士が大量に生み出され、受け皿として新設大学が大量に作られました。

監督官庁である文科省としても”天下り先”が増えるので、大学側との利害が一致したのです。更に、従来なら大学に進学する学力のない子供を持つ親も喜びました。

しかしながら、その反動で国公立大学の学費は急騰してしまいました。予算に限りがある以上、多くの大学や大学院に補助金をバラ撒いた分、国公立大学の学費値上げで補填する必要があったのです。一昔前であれば、それほど裕福な家庭でなくとも、地方から都市部の大学に子供を進学させることができました。広く浅くという補助金のバラ撒きがなかったので、私立大学の授業料もかなり安く抑えられていました。

その結果、英語を「be動詞」から教えなければならない大学生が増えているようです。少し前、「分数ができない大学生」が話題になりましたが、今や分数のできる大学生の方が少数派ではないかと思ってしまいます。
「大卒」という条件を子供に与えて喜んでいた親たちも、大学名で門前払いをする”学歴フィルター”によって子供の就職がうまくいかず、かえって悩みが深くなっています。

「商業高校や工業高校を卒業して地元の信金や大企業の工場に就職した方が、下手に大学生活を送らせるより良かった」と悔やんでいる人たちもいます(今では、信金や工場も大卒が多いのかもしれませんが…)。

教育費や医療費が無料で有名なオランダでも、高等教育に進むには一定の学力が必要で、学業に向かない生徒は職業訓練校に行きます。

大学教育の質の低下も、学費無償化を無意味なものにしている大きな原因です。例えば、法科大学院よりも予備試験対策の資格試験予備校の方が、概ね良質な教育サービスを提供しています。受講生に不人気であれば次の講座が持てないので、講師が必死になるからです。身分保障をされた大学院の教授とは緊張感が全く違うのです。

大学院の定員急増で広き門をくぐった挙句、民間企業等に就職できないレベルの教員の受け皿として作られた大学。そのような大学にほぼ無試験で入学してくる学生。4年間のレジャーランドのために血税を投入するのは大間違いです。

学費無償化にするのであれば、大学数と学生数を大幅に絞り込む「選択と集中」を行い、意欲と能力のある学生たちだけのために実施すべきでしょう。

更に、意欲と能力のある学生のニーズに応えるべく、大学教員の強力な身分保障をなくし、2年契約くらいで実業界等からもどんどん有能な教員を採用すべきです。もちろん、相応のスキルと学識があり有意義な教育ができる教員については(出自を問わず)契約更新をすればいいのです。

日本の大学のランキングの低下傾向を止めるには、大胆な改革をするしかありません。授業料無償化の前提として、「選択と集中」は欠かすことのできないプロセスだと思うのですが、みなさんいかがお考えでしょう?

 

(私のコメント)

18歳から22歳の年齢は、一番体力もあり知識欲も旺盛で環境に適応しやすく一番大事な年齢です。女性なら結婚適齢期で妊娠して子供も作りやすい年齢であり、その時期に4年間のレジャーランド化した大学で過ごしてしまうことは、学費と時間の無駄使いでしょう。

もちろん学習意欲が有り、大学を出ないと就職できない職業などを希望する場合は別ですが、Fラン大学に行くくらいなら職業専門校や就職して早く技術を身につけたほうが、2流以下の大学を出て就職に苦労するよりもいいでしょう。高校ですら学業についていけずに退学する人が私立だけでも4449人もいます。

今では大学受験勉強しなくても願書さえ出せば入学できる定員割れ大学が多くなっています。高校すらトコロテン式に卒業して大学に入ってくるのですから、改めて中学レベルから授業しなければならないほどの体たらくになっているそうです。分数の計算ができない、be動詞から教えなければならない大学生が卒業しても、就職先は従来の高卒者がつく職業でしょう。

大学卒業生は、昔はホワイトカラーの職業についていましたが、今ではIT化が進んでホワイトカラーの求人は少なくなってきています。増えているのはサービス業の求人であり、特に文化系の大学で教えている講義とはだいぶ離れた内容の職業が多くなっています。

1990年以降、大学院重点化政策が実施されて、大学院が増えて大学院生が大量生産されていますが、彼らの就職先としてFラン大学が大増設された。それは文部科学省の官僚の天下り先となり、落選した国会議員の就職先ともなり、大学の増設は利害関係でなされたのだ。大学は卒業証書の発行所となり大学生が大量生産された。

しかし大学を出たからといって学力が向上したわけでもなく、教養が身に付いたとも思えない大学生が大量生産されている。理系の大学なら大学で習ったことが役に立つことも多いが、経済学部や法学部を出ても経理士や弁護士になれるわけではない。むしろ大学を出てブラック企業に就職してショックを受けて引きこもりになってしまう。

企業が求めている実力と大学新卒者の実力に大きな差が出来てしまって、企業で再教育しても使えない新卒者が増えて、特に女子職員などは大卒で就職して使いものになる頃になると30歳過ぎてしまって、婚期を逸したOLが大量生産されて少子化が進んだ。最近ではそのような女性をキャリアウーマンと呼ばれていますが、日本のような年功序列社会では出世するほど居づらくなって辞めてしまう。

このように大学と社会のミスマッチが起きて、若い労働者の低賃金化が進んでいる。大学新卒者が本当に能力のある人材なら企業は高給を出すはずですが、結局は高卒並みの給料しか出さなくなっている。高卒者なら若くて体力もあるが大卒では4年間遊んでしまっているからそれがハンデとなってしまう。

学費の無償化は好ましいことですがその費用はどこから出すのだろうか。最近では大学生向けの奨学金ローンが社会問題になっていますが、大学を出るだけでも500万円の借金をしなければならない。そこまでして大学を出て見返りが得られるのだろうか。最近ではAO入試で大学に入れるようになり、受験勉強そのものが死語になりつつあるようだ。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

大学生は勉強しようがAOで入学しようが、「恋人づくり」つまり異性との遊びか「自分探し」に呆けています。

「己の承認欲求のためだけに嫌々苦行とも呼べる大学入試のために勉強してきた」だけでは「異性と仲良くしたい」に勝てないのです。

<日本の大学は中身は専門学校以下、税金を使って学士発行のライセンスビジネスと官僚の天下りの受け皿でしかしない有害施設?>

 

結局、税金は悪人に使われてしまっているのです。

ですから、贅沢しなければ、沢山稼ぐ必要がない、節税になる、

フリーターやパートなど、拘束時間が短く、責任、心理的負担が少ない仕事が自由に選べる、

悪人たちのために多額な納税をしなくなる、

会社の利益のために生きるのでなく、自分の幸せのために生きることができる

のではないでしょうか?

もっと私たちは「幸せとは何か?」さらに「心の幸せとは何か?」について知る必要があるように思います。

年収も肩書も、車も家も名誉も、100年後は何も残っていませんから。

もし「会社や家族のためだけに働いている」のが「幸せなのだ」と思っているのであれば、

「今、本当に幸せですか?」と自問自答してください。

 

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