2022年にアメリカの自殺者数が4.9万人になり過去最高となりました。
ニュース元はこちらです。
2023.08.13 13:00 米国の自殺者、2022年は過去最多に 65歳以上で最も増加 https://forbesjapan.com/articles/detail/65232
アメリカの昨年の自殺者数は過去最悪の4万9000人超 11月 30, 2023 20:17
『CDCが10日公開したデータによると、2022年には4万9449人が自殺によって死亡。21年の4万8183人を2.6%上回った。』
現在アメリカの人口が3.3億人と言われており、日本が1.2億人ですから、単純に3倍の人口です。
自殺の原因は様々ですが、一番は「希望や夢を失うこと」つまり人生に絶望することにあります。
金持ちでも貧乏でも自殺をします。
所得別自殺割合調査を見たことがないため、収入や所得による自殺率の違いについては分かりません。
しかし、人生に悩みや不安を抱えながら生きることは正常なのでしょうか?
2021年日本医師会調査(https://www.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20210120_1.pdf)
では、日本の精神科病床数は32.9万床に対して、アメリカの精神病床数は8.2万床です。
アメリカは日本の約4分の1の精神科ベッドしか持っていません。
日本 人口1.2億人 自殺者数 2万人 精神病床数 32.9万床
米国 人口3.3億人 自殺者数 4.9万人 精神病床数 8.2万床
このことから、精神科病院があるから、自殺者数を抑制できるわけではないことが分かります。
統計の数値だけ見ると、精神科医療は少なくとも自殺対策に役に立っていません。
では、精神科病院は何の役に立っているのでしょうか?
「世界と日本のホームレス状態の人々における問題点の違いとは? https://gooddo.jp/magazine/poverty/homeless/10450/』
日本のホームレス調査では、2019年で4655人となっています。
一方、アメリカのホームレス調査では、2019年で56万人となっています。
人口比でホームレスの割合を比較すると、
日本:2019年の総人口1億2,614万4千人、ホームレス4655人 割合約0.003%。
米国:2019年 3億2千万以上 ホームレス56万人 割合約0.17%。
となります。
人口 日本:米国=1:3
精神病床数 日本:米国=4:1
自殺者数 日本:米国=1:3
ホームレス数 日本:米国=1:17
この数字から見ても、精神科病院が多い日本はホームレスが圧倒的に少ない事が分かります。
つづいて、日本のホームレスとアメリカのホームレスの決定的違いを見ていきましょう。
アメリカのホームレスの多くは、薬物依存、アルコール依存によって家を失っています。
また、『米オピオイド危機、ホームレスの薬物中毒死が急増 https://diamond.jp/articles/-/320258』では、アメリカのホームレスがオピオイドという麻薬の中毒症状で多数死亡している報告があることを示唆しています。
貧困が先か?薬物汚染が先か?は不明ですが、麻薬ビジネスの社会的受け皿として、刑務所や精神病院が必要となってくるのは明白です。
薬物中毒によって、心臓発作を起こしたり、脳卒中を起こして死に至ります。
このようなデータから、日本ではホームレス予備軍を精神病院に収容する代わりに、薬漬けにして管理しやすくします。
アメリカ社会が良いのか?日本社会が良いのか?
どちらも社会システムとしては欠陥だらけであることは間違いありません。
社会システムは誰が作っているのでしょうか?
政治です。
政治がルールを作り、経済や教育を通して形成しています。
日本の政治家はどんな思想、価値観を持っているでしょうか?
「天皇家を中心とした悪魔崇拝」なのです。
詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
RAPT×読者対談122 現代日本の支配構造は、安土桃山時代と全く同じ。
社会が正常化していくことで、自殺やホームレスと言った問題が解決していくのです。
大学などの研究機関は、政府から研究資金を得て活動しているため、こうした社会問題を解決しようとしても反体制的な結論に至るためできないのです。
自殺やホームレスといった精神科医療の関わる問題は、病気や医療が問題なのではなく、社会の問題であることを理解していただければ幸いです。
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