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「心神喪失の状態だった」と大阪高裁 大阪府吹田市の交番襲撃事件で「逆転無罪」判決 2023/03/20

2023年03月21日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

男性に逆転無罪判決…4年前に警察官が刺された事件 高裁「心神喪失の状態にあった」(2023年3月20日)

2023/03/20  #MBSニュース #毎日放送 #無罪判決
4年前の交番襲撃事件について、3月20日に大阪高裁が無罪判決を言い渡しました。

 大阪高裁が無罪判決を言い渡したのは強盗殺人未遂などの罪に問われた被告の男性(36)です。事件は、2019年、大阪府吹田市の交番前で警察官が胸などを何度も包丁で刺され、実弾の入った拳銃を奪われたものです。男性が犯行当時に精神疾患を患っていたことから、裁判の争点は「刑事責任能力の有無」でした。

 1審の大阪地裁の判決は「統合失調症の影響抜きに説明できないところもあるものの計画性があり、善悪を判断できる能力を全く欠いた状態ではなかった」などとして、限定的に責任能力を認め、懲役12年を言い渡していました。その後、弁護側が判決を不服として控訴。

 3月20日、2審の判決が言い渡されました。大阪高裁は「1審判決は統合失調症の影響を大きく受けた犯行であると認めながら、どの程度影響したのかについて何ら判断を示していない」とした上で、「拳銃を奪うなどの行動自体が統合失調症の影響が増す中で行われたもので、犯行前後を総合的に鑑定すれば心神喪失の状態にあった」として、1審判決を破棄し、被告の男性に無罪を言い渡しました。

 大阪高等検察庁は「判決内容を精査した上で適切に対応する」としています。

 

【速報】大阪府吹田市の交番襲撃事件で「逆転無罪」判決 警察官を刺し拳銃を奪った罪に問われた36歳の被告男性の裁判 「心神喪失の状態だった」と大阪高裁
2023/3/20(月) https://news.yahoo.co.jp/articles/c1e6443a0f002b9d607141c1c64711f5061aa27b


大阪府吹田市の交番で警察官を刃物で刺し拳銃を奪った罪に問われた被告の男性の控訴審で、大阪高等裁判所は1審判決を破棄し、無罪判決を言い渡しました。

被告の男性(36)は、4年前に吹田市の千里山交番で警察官を包丁で刺して拳銃を奪った、強盗殺人未遂などの罪に問われていました。

1審判決で大阪地裁は、「犯行前後に合理的な行動を取っていて、全く責任能力を欠いていたとは言えない」として、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

弁護側は控訴し、これまでの裁判で「責任能力について事実誤認があり、量刑も不当だ」として、1審判決の破棄を求めてきました。

20日の判決で、大阪高裁は1審の有罪判決を破棄し、無罪を言い渡しました。

判決で大阪高裁は「警察官から拳銃を奪った目的は幻覚や妄想を基盤とした指示性を伴う幻聴などの病的体験に基づく極めて唐突かつ奇異なもの」「被告人には相応に高い精神機能が残されていたと認められるが、それは統合失調症に基づいて形成された動機や目的と一体化し、これを実現するための推進力として作用した」と指摘。

その上で「重い統合失調症による病的体験に直接支配されて行動制御能力を喪失していて、心神喪失の状態だった」として、責任能力がなかったと認めました。

大阪地裁・高裁

一般に、心神喪失などの状態で重大な他害行為を行い、不起訴処分となるか無罪等が確定した人に対しては、検察官は「医療観察法」による医療及び観察を受けさせるべきかどうか地方裁判所に申立てを行います。

申立てにより、鑑定を行う医療機関での入院等が行われるとともに、裁判官と精神保健審判員(必要な学識経験を有する医師)の2人からなる合議体による審判で、「医療観察法の入院による医療」などの処遇について決定が行われます。

無罪判決後、申し立てまでの期間は、措置入院となるケースが一般的です。

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「拳銃を奪うなどの行動自体が統合失調症の影響が増す中で行われたもので、犯行前後を総合的に鑑定すれば心神喪失の状態にあった」

この大阪高裁の裁判官の指摘を矛盾なく説明できますか?

私にはできません。

歴史上かつて警察官の拳銃を奪った人は、全員が統合失調症だったならまだしも、まして全国の統合失調症患者、精神障害者のことも調査しないで、鑑定した精神科医の意見や被告と弁護士の言い分を裁判官が鵜呑みにしているだけにすぎなません。

もっと科学的な話をしないと、「精神障害者は危険だ」という意味不明のレッテル貼りだけが進み、予防拘禁や治安維持、公安目的の精神科病院が許容されてしまいます。

危険なのは、レッテル貼りをしている精神科医、精神医学です。

彼らにモラルや道徳はなく、当然、正義もありません。

心の問題は医学では解決できません。

医療観察法NET

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