トラウマ・インフォームドケアという言葉があります。
トラウマとは傷という意味らしいですが、人間は生きていれば怪我をしたり傷を負うことはあります。
しかし、怪我をして「自分はなんて不幸なのだろう」と落胆して、怪我を恐れて、行動しなくなれば、その人は怪我をする前のレベルで考えや価値観が止まってしまいます。
つまり成長が止まってしまうのです。
「怪我しなければ幸せ」「死ななければ幸せ」と考え、一生、引きこもっていても何も変わりません。
転ぶのが怖いから外出しなのなら、一生寝たきり生活になります。
社会に出ず、引きこもっていては、衣食住を満たすことすらできなくなります。
いずれ餓死するか、犯罪をして刑務所で生活するしかなくなります。
そういった固定観念を変えるために、認知行動療法やアサーショントレーニングなどが行われます。
現代では、自分の考え方の癖を直し、「このように考えると上手くいくよ」という方法をロールプレイで練習して社会スキル、対人スキルを学ぶのです。
>>>>>>>【人間は簡単に変われない】
これらのスキル練習は、ある程度の効果はありますが、実際に、人間はそう簡単に変わることはできません。
なぜでしょうか?
人間は、安定や安住を求めるため、古い考えを捨て、新しい事を始める努力を嫌がるからです。
実際、昔のファミコンゲームのスーパーマリオでは、無限増殖という裏技があります。
動画を添付しておきます。
【SUPER MARIO BROS.】WORLD 3-1 (無限増殖)
楽して点数を稼ぐという裏技ですが、今思えば時間の無駄、「単なる作業」ですね。
>>>>>>>>【勝ちパターンに拘ると研究され負ける】
人間は頭を使いたくないのです。
ほおっておけば、どんどん怠惰になり、省エネ作業のようなことしかしなくなります。
「一度上手くいったから」という理由でその方法ばかりにこだわると、通用しなくなります。その一例をご紹介いたします。
コストコが日本に初出店したのが、1999年の福岡県でしたが、それから20年以上経過しています。
COSTCOは大ロット商品を安く売ったり、陳列を倉庫のようにして品出しコスト人件費削減して経常利益があがるようにしています。
そして、作りたてのホットドッグやピザ、アイスクリームなどを激安でイートインできるサービスをして、人気を博しました。
しかし、日本のロピアやトライアル、ラムーなどのスーパーがいち早く真似し、類似商品を販売し、コストコ一強の体制は崩れました。
「コストコの5,000円近い年間会員証を買ってまで、わざわざ行くほどのことはない」
と消費者は考え始めたのだと言えるでしょう。
>>>>>>>【二郎系にみる、勝ちパターン】
池袋 郎(ちいかわカフェ)
— こ/ろ(ハイパー) (@pppc1384) June 12, 2021
ラーメン
ちいかわと一緒にコールの練習をしたものの、トッピングは無し。デフォでヤサイマシ。味付きアブラが本家の池袋リスペクトだとしたらかなりお洒落。炙り豚に微乳化スープ、ポキ麺のどれをとってもそこらのインスパイアを優に超える旨さ。#みりらーめん#こて活っ pic.twitter.com/fJDDsqVWTL
二郎系ラーメンでメガ盛りが流行しましたが、今は、コンビニ各社やファミレス、ラーメンチェーン店も、デカ盛り、メガ盛り商品を出しています。
つまり、誰かが成功したら、すぐに真似されてしまうのが、現代社会の特徴です。
そして、1回成功しても、その成功法則にしがみついていたら、先細りしていってしまいます。
まさに世の中は成長・変化しなければ、すぐに落ちぶれる、栄枯盛衰の運命を辿るのです。
>>>>>>>>【トラウマを乗り越えるには成長し、最高の今を生きること】
話を元に戻しますが、私たちも知らず知らずのうちに
「上手くいったこと」「失敗したこと」
といった過去の経験に固執して生きています。
その方法が上手くいっていれば問題ないのですが、周囲の環境や人の考えも変わるため、成功法則は通用しません。
成功法則が通用しなくなったとき、人間はショックを受けたり、挫折を味わいます。
今までの積み上げが高ければ高いほど、成功体験を捨てられず、「自尊心」「虚栄心」い押しつぶされて、「ひきこもり」「うつ病」になってしまうのです。
生きていく上で大切なことは、「成功体験にしがみつくこと」ではなく
「挫折し何度でも立ち上がること」なのです。
「失敗ではなく、経験だ!」という言葉があるくらいです。
それこそ、命尽きるまで立ち上がる、闘争心、挑戦する気持ちが大切です。
>>>>>>>> 【モチベーションが途切れない生き方とは?】
しかし「何度も立ち上がるため」のモチベーションはどこから来るのでしょうか?
それは確固たる目的を持ち、目標に向かって突き進むことによってモチベーションを高く維持できるのです。
①夢を持つことです。
②もう一つは、「モチベーションの塊のような存在と共に過ごすこと」です。
モチベーションの塊のような存在とはどのようなものを指すでしょうか?
一時流行った、松岡修造のような熱血な指導者でしょうか?
違います。
モチベーションの塊のような存在とは、天地万物を創造した「神様」のことです。
神様に近くすることで、人間に「やる気」が満ち溢れます。
「愛が溢れる」のです。
「また、1からやり直すの嫌だな」とネガティブな考え方に支配されれば人生は終わりです。
いつ初めても遅くない、毎日コツコツ続ける事で、人間は成長するのです。
ある時、スーパーヒーローに選ばれて、世界を救うようになるとか、ポケモンのような突然変異して強くなるという法則は存在しません。
>>>>>>>>【この世に楽して成功する方法はない】
結果を出した人たちが、いかにもすぐできた、簡単にできたという「楽して得する方法」を発信して、ビジネス商材にするため、「何事もすぐに結果が出ないこと」に対し、自己嫌悪して諦めてしまうのです。
聖書にもヨセフがコツコツ努力して、神様に祈り求めることで、エジプトの総理大臣にまでなる話が書かれています。
古い考えを捨て、常に新しい考えを持つことで、今日一日を全力で生きようという活力が湧いてきます。
その方法は、「神と近くすること」だと思います。
心の問題も、「毎日、神と近くすること」で、考えが一新され、古い記憶や成功体験、挫折体験に囚われず、新たな一歩を踏み出すことにより、解決していくのだと思います。
実際に神と近くして、この世で誰も成しえなかった事を成し遂げた人が日本にいます。
ラプトブログの著者である、ラプト氏です。
ラプト氏の生きざま、血のにじむような努力、神と共に生きる素晴らしさについて書かれている記事を紹介いたします。
どうか、人生の問題で行き詰まっている方はラプトブログを読み、何度でも挑戦するタフなメンタルを手に入れて、自分の人生を切り開いていけることを願います。
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