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【間違った幸福論】看護師国家資格は使えない?

2023年11月09日 | 看護師・看護学生辞めたセカンドキャリア

「資格だけでも取っておけばいい」「手に職をつけるべき」

このブログでは、こういった情報が嘘であることを度々発信しています。

例に漏れず、資格と言えば「看護師」というくらい、高校の進路指導の先生や親が、将来の進路について

「看護系大学や専門学校を勧める傾向がある」と感じています。

「介護福祉士は安月給だから、医療系の看護師」という誤った情報も氾濫しています。

今回はそのことについて、「国家試験合格率」「国家試験合格者数」という数値的な視点で説明していきたいと思います。

(社会福祉士試験の難易度や合格率、合格点や合格基準2023 https://www.agaroot.jp/shakaifukushi/column/difficulty-level/#:~:text=%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82-,%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%A6%8F%E7%A5%89%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%90%88%E6%A0%BC%E7%8E%87%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB,%E8%A1%A8%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」と呼ばれる福祉3職があります。

それぞれ、特に合格率が低いのが「社会福祉士」で直近で4.5万人受験して、1.5万人の合格です。例年はもっと合格者数が低くなっています。44%程度と言われており、毎年平均して30%程度です。

(厚労省データ https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12004000-Shakaiengokyoku-Shakai-Fukushikibanka/0000039790.pdf

看護師は、6.6万人受験して、5.9万人合格します。実に合格率は90%近いです。

点数にばらつきがでるようにすることで、合格者数の調整が効かせやすくなります。

ですから、これらの国家資格は前例踏襲しながらも、毎年難易度を上げていくようにします。

国家資格の合格者数は、需要と供給で決められます。

なぜならば、「資格試験に合格しても仕事がない」ならば「資格の価値が下がるから」なのです。

社会福祉士と看護師を比較すると、受験者数は2万人しか差がないですが、合格者数は4.5万人も看護師が多いことが分かります。

なぜでしょうか?

需要があるからです。

しかし、病床数と看護師免許保有者数の関係を見ていくと、

病床数は1993年(平成5)168万床をピークに、2021(令和3)に150万床まで低下し続けています。

(厚労省病床数の推移 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001029753.pdf

一方、病院で働く事がメインの看護師の免許保有者数については

1990年には約42万人 2020年には132万人となり、30年の間で看護師の数は増え続けてきました。

(看護師の数は30年間で3倍以上増加 医療現場での業務の多様化で人手不足は続く 2023/8/29(火) https://www.youtube.com/watch?v=zbZAK0oIElw   https://news.yahoo.co.jp/articles/7226f3d47916aa0ae30dcbe4718ec468667c46fd

これだけの数値を比較してみても、「社会福祉士」は需要と供給のバランスがとれているように思えます。

しかし、看護師は病床数が減ってきているのに、資格者数が30年で3倍にも増えています。

これは一体何を表しているのでしょうか?

一言で言ってしまえば、「就職してもすぐ辞める」「看護師として復職しない」ということで、「使えない国家資格だ」ということです。

看護の仕事、医療の仕事が悪い仕事だとかブラックだとかという話ではありません。

人間にはそれぞれ個性があるのと同じように、仕事内容にも「向き不向きがある」という話なのです。

「不向きな人が、免許だけ取りに来ている」というのが実態なのです。

これは、日本看護協会が政治的発言力を強めるために、「とにかく看護師数を増やすことで、発言力を高めよう」という安易な作戦が失敗したことを意味します。

 

なぜ失敗かというと、看護師の待遇は改善されるどころか、年を追うごとに悪化しているため、毎年6万人近く、新規に国家資試験合格していても、現場では万年人出不足だからです。

数だけ増えても烏合の衆、「安定や手に職つけたい」という安易な考えで集まってきた集団に結束力があるわけがないのです。

結果として「数だけ増やしても、需要と供給バランスが取れていない」ことから、政策反映されていない業界なのです。

1990年、看護師は80万人、ベッド数は168万床で、今のように社会問題になっていませんでした。

つまりは看護師養成大学や学校は「現場で使える知識や技術を学ぶ場所」ではなく「ライセンス発行ビジネス」レベルでしかないのです。

以上のように、「とりあえず資格だけとっておく」とか「手に職つける」という考えは間違っています。

医療・看護以外の、職業は沢山あります。

営業職や小売業、販売の仕事も、10年続ければ、経験知識を重ねるため、十分手に職になっています。

一度社会にでれば分かりますが、資格なんかよりも知識経験がものを言います。

大切なことは、自分が本当に興味があること、好きなことを見つけ、その職種に関する仕事を始めることです。

そして、単に生活していくためにお金を稼ぐだけでは虚しくなってしまいますので、世のためになることは一体何なのか?についてRAPTブログを読むことで知って、趣味を個性才能まで高めることで、幸福な人生を送ることができるのです。

「とりあえず、看護学校」という安易な選択肢に疑問や不安を感じる人は、「どう生きればいいのか?」について正しく知るために、ラプトブログを読むことをお勧めしたいと思います。

『受験戦争や学歴社会は、イルミナティが国民を都合のよい奴隷に仕立てるためのシステム(十二弟子・ミナさんの証)ライフ2023年7月11日 https://rapt-plusalpha.com/78914/

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