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小論文対策 福祉の目的とは?

2016年12月10日 | 社会人から看護師を目指す人たちへ
看護学校の小論文対策とは直接関係はありませんが、福祉の目的について説明します。
読者の皆さんは意外に感じられるかもしれませんが
福祉論は本当に沢山の良い理論があるため、正直これ!という答えはありません!

なのでこの場では主観的に述べていきます。
実は福祉の方が学問として、社会学の側面を含めると医学、看護学よりも進んでいると思います。

その最たる理由として
福祉の目的とは、常に変化していく時代の価値観を捉えて

『社会を変えること』

だからなのです。
残念ながら福祉学科は偏差値があまり高くないですし、肉まみれで世俗的で真っ黒なこの時代を生きてきた高校生が社会に問題を持ち、解決していこうと考え、福祉学科を専攻することは少ないと思います。
社会構造を変えたければ兎に角まなび、知識をつけること。お金、権力、異性、地位を求めているようでは、変えられない。


医療の主体とは、
人命救助、医療技術の発展

看護の主体とは、
患者の健康促進

福祉の主体とは、
生活障害を抱えながらもその人らしく生きられる世の中作り

と私は解釈しています。

この様に列挙すると、看護の主体は曖昧であり、役割も釈然としません。
医者から見れば看護師はヘルパーと同じです。
医療代行者なのです。
そんなことない!と怒る現役看護師さんがおられると思います。
ですが、看護業務の殆どは、医師法に違反しており、保健師助産師看護師法を拡大解釈しているだけなのです。

いやいや、名称独占と業務独占があるぞ!?という方。
名称独占はできます。
勝手に名乗ることはできません。
業務独占の業務とは??

結局、医者の指示による処置、医療行為なのです。やっぱり代行者なのです。

『ICUの患者さんのシーツ交換やら、レスピレータの管理は専門知識がないとできないだろがー?』と聞こえてきそうですが、こんなもん、在宅で家族がやってます。
病棟よりも貧相な設備環境で。

体温、血圧、脈だって別に素人でも測れるし。
異常を発見し報告するのが仕事。
というか、正常な人は入院しないし、その必要もありません。

こんな言い方は失礼ですが
『病人の監視係』
という表現がぴったりかなと思います。
ウォッチャーですね。
命令があれば刑の執行もできます。
しかし、勝手に執行してはいけない。

『国家資格のお手伝いさん』といつ表現をされた先輩がおり、言い得て妙たど得心しました。
医療産業、機器メーカー、スポンサーがさも凄いことをしているように権威付けしているだけなのですね。

話が逸れました。
おさらいすると

福祉の目的は、
障害者、高齢者が社会の仕組みに合わせるのでなく、社会がそういった弱者に合わせていくことを大切にする価値観作り、社会作り
です。そういった社会の中の人的環境に医療や看護や介護があるのだと理解してもらえれば良いと思います。
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