皆様こんにちは。
今回は、部下とのコミュニケーションについてお話します。
管理職は、部下と雑談する時間はありません。
もしあるならば、それは管理職失格です。
管理職の仕事は常に「部下を会社色に染めること」
の一点です。
「会社のために自己犠牲できる人をいかに一人でも多く育てるか?」
なのです。
ですから、管理職の人間性とは
プライベートなど関係ない。
趣味なんて知らなくてもいいし、生い立ちだって話す必要がない。
それを話して、部下は会社のために死んでくれる覚悟を持つ人間になりますか?
あなたの人間性が高くても、「あなたのためにしか死んでくれません」よね?
上司が他の人に代わった瞬間、その組織は崩壊します。
ではどう、管理するか?
あなたが、会社の話、仕事の話を伝え続けるしかないのです。
会社のことを詳しく勉強し、そこで働けるメリット、誇りを伝え続けるのです。
NGワードをひとつだけ。
「考えが合わないなら、辞めろ」
「嫌なら辞めろ」
です。
実は私もこの言葉を聴き続けました。
そして言われ続けていたのですね。
もし上司がこんな発言をするのであれば、その人は組織が根本的にわかっていません。
日本の組織は、「契約」でなりたっていません。
「情」でなりたっているのです。
ですからむしろ、
「あなたの勤務態度や考え方に対して、『嫌なら辞めろ』という人がいるかもしれないが
私は、もっとあなたにこの組織で活躍して欲しいと思っている。だから『考え方を変えて欲しい』
24時間といわない。せめて8時間は会社のためにと考えられるように成長して欲しい」
と伝えるのです。
言い方悪いですが、こうやって、日本の企業は「情」によりサービス残業をさせているんです。(笑
そして、もう一つ、公平性について。
部下と何気なく話しているとき、話していない部下はそ知らぬふりして、その人との会話をきいています 。
そしてAさんとは30分も話しているくせに、私には1分も話してくれない。
Aさんはシフトが18時間、沢山入れてもらえるのに、私は今週6時間。
主任はAさんのことが好きなのかな?えこひいきしているよね?
という噂がすぐに広がります。
とくに女性ばかりの組織は。
そういう視点でしか、部下はものを見ていません。
そこで管理職のあなたはどちらの公平性をとりますか?
①30人全員と5分づつ話す。
②パートのリーダー数名と毎週1回30分づつ話す。
効率性から言って、②です。
①ができる組織は相当暇なのでおそらく倒産します。(汗
パートのリーダーは組織への忠誠心が高い人のはずです。
そしてあなたの意見にイエスマンでいてくれる人のはずです。
というか、あなたにイエスマンで無い人は、リーダーから外してください。
そして、能力は低くてもあなたにイエスマンの人をリーダーにしてください。
話を元に戻しますが、公平な組織はありません。
リーダー以外とは、仕事以外の話はしてはならないし、そんな雑談する必要、時間もいりません。
あなたは、常に部下から言動を見張られており、常に弱みに付込むことを狙われている立場なのです。
実際私も平社員だったころは、上司や組織の悪口しかいっていませんでしたから。
部下は文句言っていればいいのです。
成長したくないひとが、平社員でい続けるのですから。
文句、不平不満しか言わない人は成長しません。
そんな人と話しても生産性がない。
組織を良くしていこう、改善していこうという人だけと生産性ある時間を過ごすこと、コミュニケーションをとることが大切なのです。
そういう人と話す内容は必然的に仕事の話だけになります。
それだけで良いのです。
それが組織の人間であり、組織維持をすることにつながります。
1日8時間、週40時間で30人の心全てをつかむのは無理ですよね。
それではこのあたりで。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます