心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

京セラフィロソフィーは使えない。バーベキューがうるさくて人殺ししてしまう

2017年05月10日 | マネジメント全般
今朝久しぶりに朝刊に目を通すと、岐阜県瑞浪市で、バーベキューしていた32歳男性が、刺されて死亡したという記事がありました。刺したのは26歳男性、取り調べで意味不明な事を言い、精神科に通院歴があるという。読売新聞2017/5/10朝刊31面

お互い様でしょうね。
自宅の土地だから好き勝手何をしても良い、ばか騒ぎしても良いと勘違いしている現代人。
それに、イライラを感じ、怯え、文句を言いに行き、自宅に戻り刃物を振り回し切りつけ1人刺殺。

腹が立ったら刺してしまう時代です。
うちの近隣にも激しい痴話喧嘩をする住人がいますので、即警察に通報します。

警察はキチガイ、精神障害者を知らないため事なかれ主義でその場を収めてくれます。
精神病院に入院している人たち、これを精神障害者という言い方をしたり、精神病者という言い方をしたりしますが、どちらが正しいのでしょうか?

レッテレルを貼られて、一生お国に食わせてもらうと決断した方、もしくはディフェクション、つまり脳機能が薬で壊れた方は、家族が見てくれない限り、国の保護や政策下でしか生活できません。
こういう方は、保健所に精神障害者福祉手帳を発行してもらい、医療機関の費用全額無料措置をしてもらいます。
そして、障害者年金を受給して細々と生活していくことになります。
当然、ギリギリのラインの金額しか受給できませんが、日々ノンビリとたまに喫茶店に行ったりできる程度の支給金額はあります。
私が訪問看護をしていたときに、受給金額を見せてくれた患者がいましたが、サラリーマンをしていた時に掛け金していた人は、厚生年金保険のカテゴリーの障害年金だったため、月額8万円くらいもらっていた記憶があります。
それ以外の国民年金、つまり基礎年金、扶養などで入っていた人は6万円くらいだった気がします。
しかし、医療費や2号介護保険が免除だったので、まるまる手取りになっていたはずです。(制度が変わっていたらすみません。)
家族は持てませんね。
しかし、シンプルに生きるならそのくらいの額でもええかなと今なら思います。
精神障害者の贅沢は、タバコはわかば、缶コーヒーだけは、何故かリッチに自販機で¥120円のものを。
昼飯はデイケアで医療費助成で無料で食べる。
月末にお金が余ると、発泡酒を購入し、自宅のアパートで酒盛り。

今までは『なんてみすぼらしい』
と感じてましたが、

こんな人生もえーなー

なんて思う事もあり、羨ましく思えます。
働く事が何故か当たり前の世の中です。
私が勤めている企業では、休みの日でも電話がかかってくるような仕事をしている人がたくさんいます。
いくら、紙切れのお金を貰っても、そんな仕事を定年までしていて、何が人生なのか?何が喜びで感謝があるのか?
と普通なら気づきます。
現在の仕事は経費対策、つまり人件費対策がメインです。
大手スーパーや、コンビニが軒並み5%〜10%売価を下げました。
実は本当にデフレが進行しており、どの業界においても、激しい値下げ、ディスカウントが横行しております。
つまり、国民の大半は給料が減らされ、更にその多くを税金として搾取されるため、生活費、日常品にお金がかけれなくなってきているのが現実です。
構造的には、富裕層と貧困層が二分している感じです。
『いやいや、うちは共働きで世帯収入800万円超えてるから大丈夫だし、関係ないよ』
という方もいるかもしれませんが、では『家族の時間はどれくらいありますか?、自分の時間はどれくらいありますか?、心身共に充実した日々が過ごせておりますか?」と質問された時、答えはノーだと思います。
自分を削って行きている段階で心理的には完全に貧困層なのです。
バブル以前の企業は、時間的拘束をベラボーにしましたが、精神的、心理的拘束は緩かったかもしれません。
しかし、現代の企業は身体的拘束プラス心理的拘束の度合いが激しい。
その理由は、人件費対策、つまり経費対策で今まで三人でやっていた仕事を1人でやれという話をなのです。
物やサービスが安くないと売れないため、仕入れ値を下げる努力をするが、生産コストは下げ止まりがきている。中国産は危ないとか産地や添加物などにこだわる、警鐘を鳴らす記事や報道が後を絶たないため、では何処をけずるか?となると輸送費か、人件費なのです。
手っ取り早いのが人件費で、これからは使い捨ての時代が来ます。
マニュアルやシステムアップをしたら、誰でもそのマニュアルはプロトコルに当てはめてこなせるように、どの業界も実験を繰り返しています。
ですから、本当に無茶ばかりさせたり、ヒラ社員に責任を負わせ、潰してしまい『あ、やっぱりあかんかったか?』と管理職は言っているのです。
コストカットが得意なのが、製造業なのですが、製造業をモロに見習っている会社はカイゼンカイゼンと恐ろしいことばかりしています。
現場の無駄トリをするのが社員の仕事だと言われてますが、その実、パートやアルバイト不足のところに半ばサービス残業的に投入され、パートと同じように仕事をさせられ、その仕事が終わってから、カイゼンの仕事やらマネジメントの仕事が始まるというパターンでの仕事の仕方が増えてきています。
こんなことをしていたら、いずれ若者たちは潰れるでしょうね。
仕事が終わってから家に帰ってもクタクタ。
休みでもひっきりなしに電話がかかってくる。
末恐ろしい常態です。
経費対策ばかりで、責任と、リスク分散する対策を全くしないため、誰もマネージャーを目指さなくなりますよね?
実は本当に多くの企業がここで躓いているため、人材が伸びないのかな?と予測しています。
人を減らせ!というセオリーの逆をしないとマネージャーのやり手が見つからないという逆ざや現象が起こってしまっていると経営者は気づかねばなりません。
『企業のために死んでくれる人材を育成するために、稲盛和夫の盛和塾の京セラフィロソフィーを駆使する』悪質企業は増えてきてますが、人生は仕事だけで、お金だけで、やり甲斐だけで幸せになれるように造られてはいません。
どの業界も、マネージャー不足なのですが、その原因が分かっていないし、経営者が数値しか見ておらず、現場のマネージャーの、荒んだ生活常態を知らないため、そのような事が起こるのでしょう。
現在のサラリーマンの意識調査では、『給料が減っても構わないから仕事の時間を減らして欲しい』という意見が強くなってきています。
つまり、金や企業に対して自己犠牲したところで、対して得られないと、若者たちは悟って来たのかもしれません。
これは、非常に良い傾向だと思います。
私はある程度余裕を持って仕事をするよう現場指揮しています。
なぜならそうしないと、多くのパートが辞めてしまうからなのです。
追い込んでも仕方ない、一時的に教育訓練をして効率があがるかもしれませんが、所詮は同じ人間、1人で二人分、三人分働かせるより、仕事に熟達してもらうのを待つ事も企業における重要な人的投資になると思います。
目標は与えるべきですが、追い込むべきではない。
規律は厳しく指示すべきですが、業務じたで追い込めばやがて、辞めてしまうだけなのです。
相手のレベルに合わせて負荷をかけるしかない。
丸投げしても、潰れるだけです。
脱線したので本筋に戻します。
人生のやり甲斐、生き甲斐は仕事にない。
日々の生活が無理なく穏やかに過ごす事こそが人間の求めているところで、仕事で心身共にズタボロになることではなく、そういう考えは、長期的に次元の低い仕事の仕方となっていくのだと思います。
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