室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

負われた父にまた負われ

2006-01-16 18:50:34 | Weblog
 保育園の卒園式に歌われる、卒園児一人一人の歌の作曲をしていた訳ですが、1曲できあがり、保育園へ届けに行きました。保育園の職員皆さんで作詞されたものに、何人かの作曲者がメロディを付けるのです。いつもの事ながら、職員の皆さんがお子さん達一人一人を実に良く視ていて感心させられます。そして”感動のてんこ盛り”の歌が出来るのです。
 私は比較的近いので車でお届けします。行くと「弾いて聴かせて下さい」と言われ、ピアノを弾きながら歌ってみせます。皆さん、喜んで下さって「ありがとうございました。また次の曲、お願いします」「ハイ、頑張ります」と応えながら門の階段を下りてきたら、最後の段を踏み外し、グニャ。
「アハハ、捻挫したかな?」と取り繕って帰ってきましたが、念のため、病院へ行ったら、足の甲の一番上の骨が、剥離骨折してると言われ、ギブスを巻かれました。玄関の階段を登れないのを見て、父が「どれっおんぶしてやるよ」世間ではよく「負うた子に負われ」というのを聞きますが、うちは「負われた父に、また負われ」
 元気な父でありがたい一方、自分の情けない姿を一瞬、どう考えたらよいか分からず、「へへへへ・・・」でも、笑ってる場合じゃないよ!痛い・・。