お世話になっている銅鑼のハウスバンド”DORA”の面々と豊田のスナックに出かけました。
”豊田”・・・それは、なんだか分からないけど、遠い響き・・と思ったら、市営地下鉄、小田急、横浜線、中央線、と乗り継いだら、意外と最寄り駅から1時間半で着きました。
”スナック”・・・それは、なんだか分からないけど、場末の響き・・と思っていたら、カラオケを中心とした、社交場で、豊田駅前から近い”薫”さんは、比較的新しそうで、液晶モニターが、壁に幾つも掛けられ、珍しい金魚、熱帯魚の水槽が3つもあり、それなりに非日常的な雰囲気でした。ドラムとエレピが据え置かれたステージがあって、30分演奏すると、お客さんたちがカラオケに興じる、というスタイルでした。
先週たまたまテレビで「日本で一番カラオケが多い和歌山県」というのを見たけれど、それと同じ。朝から、朝食を食べれて、1曲50円で歌える”モーニング・カラオケ”に、人が集まっているそうです。
お客さんは、ラメ入りのブラウスにヒラヒラスカートなど、綺麗なお衣装で、景気づけの生演奏でウキウキして、ご自分たちの”ステージ”と社交の場を楽しんでいらっしゃるのでした。
ヒトが工夫して積極的に楽しんでいるのだから、これも”文化”なんだな~、と新鮮に思いました。
ここで、大将から”大将のコードブック”を頂きました。この写真を1度、クリックして拡大して見てみて下さい。1ページに縦6段、横3枠で18曲。後半のトラッド・ジャズのレパートリーは1ページ24曲以上、コードネームだけが書かれています。1冊で約1500曲、納められているのです。
コードは1小節1個が殆どで、横一列8個で8小節分。それが4段で32小節。典型的なスタンダード・ナンバーの長さです。小節の中でコードが変わる場合は、スラッシュ(/)を入れて、2つにします。1拍ずつ動く場合は、2階建てに細かく書かれます。何しろ、細かいです。元々A4サイズのファイルに収められていたものを、更に縮小コピーして、B5版ファイルに入れて下さったものです。
(
コンパクト)
全曲、コードネームだけの手書きのコピーで、元の資料からの写し間違えや、訂正の赤ペンを更に訂正してあったりした箇所も、今回の再コピーで修正されたようです。何年も掛けて集められたレパートリーで、とにかく数が凄い。普通の資料には絶対に載っていない曲もかなりある、貴重な労作です。しかし、何にも増して凄いのは、大将ご自身が、メロディーを全部覚えていらっしゃる事です。
私たち音符を読める者は、楽譜さえあればすぐ音に出せてしまうので、逆に覚える能力が退化しがちです。楽譜を使わない方たちは、その分、何が何でも覚える必要があって、逆に能力が開発されるんだと思います。ライブで聞き慣れた曲は、私も覚えているのですが、大将たちとやった曲は、タイトルを云われても、なかなかメロディが思い浮かびません。一旦五線紙に書くと覚えるんだけど、なんでかなあ~?
コード付け(和音づけ)は、昔から色々な趣味、楽器による都合などがあって、「これが決定版」というのは難しい部分があります。だからと云って、オリジナル譜を見てそのとおりにしているだけでは、アドリブがやりにくかったり、単純すぎて、どこかに変化を求めたくなったりもします。段落のシッポから次への繋ぎなどは、人によって千差万別。同じ人でも毎度同じとは限らない。だから、フレキシブルに対応する必要があるのですが、大将の周辺でやるには、これ1冊あればOK!
”豊田”・・・それは、なんだか分からないけど、遠い響き・・と思ったら、市営地下鉄、小田急、横浜線、中央線、と乗り継いだら、意外と最寄り駅から1時間半で着きました。

”スナック”・・・それは、なんだか分からないけど、場末の響き・・と思っていたら、カラオケを中心とした、社交場で、豊田駅前から近い”薫”さんは、比較的新しそうで、液晶モニターが、壁に幾つも掛けられ、珍しい金魚、熱帯魚の水槽が3つもあり、それなりに非日常的な雰囲気でした。ドラムとエレピが据え置かれたステージがあって、30分演奏すると、お客さんたちがカラオケに興じる、というスタイルでした。


お客さんは、ラメ入りのブラウスにヒラヒラスカートなど、綺麗なお衣装で、景気づけの生演奏でウキウキして、ご自分たちの”ステージ”と社交の場を楽しんでいらっしゃるのでした。

ここで、大将から”大将のコードブック”を頂きました。この写真を1度、クリックして拡大して見てみて下さい。1ページに縦6段、横3枠で18曲。後半のトラッド・ジャズのレパートリーは1ページ24曲以上、コードネームだけが書かれています。1冊で約1500曲、納められているのです。

コードは1小節1個が殆どで、横一列8個で8小節分。それが4段で32小節。典型的なスタンダード・ナンバーの長さです。小節の中でコードが変わる場合は、スラッシュ(/)を入れて、2つにします。1拍ずつ動く場合は、2階建てに細かく書かれます。何しろ、細かいです。元々A4サイズのファイルに収められていたものを、更に縮小コピーして、B5版ファイルに入れて下さったものです。


全曲、コードネームだけの手書きのコピーで、元の資料からの写し間違えや、訂正の赤ペンを更に訂正してあったりした箇所も、今回の再コピーで修正されたようです。何年も掛けて集められたレパートリーで、とにかく数が凄い。普通の資料には絶対に載っていない曲もかなりある、貴重な労作です。しかし、何にも増して凄いのは、大将ご自身が、メロディーを全部覚えていらっしゃる事です。

私たち音符を読める者は、楽譜さえあればすぐ音に出せてしまうので、逆に覚える能力が退化しがちです。楽譜を使わない方たちは、その分、何が何でも覚える必要があって、逆に能力が開発されるんだと思います。ライブで聞き慣れた曲は、私も覚えているのですが、大将たちとやった曲は、タイトルを云われても、なかなかメロディが思い浮かびません。一旦五線紙に書くと覚えるんだけど、なんでかなあ~?

コード付け(和音づけ)は、昔から色々な趣味、楽器による都合などがあって、「これが決定版」というのは難しい部分があります。だからと云って、オリジナル譜を見てそのとおりにしているだけでは、アドリブがやりにくかったり、単純すぎて、どこかに変化を求めたくなったりもします。段落のシッポから次への繋ぎなどは、人によって千差万別。同じ人でも毎度同じとは限らない。だから、フレキシブルに対応する必要があるのですが、大将の周辺でやるには、これ1冊あればOK!
