室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

なかのZERO大ホール 6月7日

2008-06-04 02:40:26 | Weblog
今度の土曜、6月7日中野の”なかのZERO大ホールで、私がお世話になっている東京室内管弦楽団の演奏会”The ファンタジー オブ クラシック Part2”が催されます。「珠玉の名曲 オペラ・アリア集」・・とタイトルは長いですが、14:30開場 15:00開演です。指揮は橘直貴氏。ゲストはソプラノのサイ・イェングァンさん、テノールの中鉢聡さん。

メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢 序曲」の後、オペラ「椿姫」から第1幕前奏曲に続いて「乾杯の歌」「そは彼の人か」などアリア4曲。休憩を挟んで、ヘンデルの「ア・ラ・ホーンパイプ」と「オンブラ・マイ・フ」をオーケストラで演奏して、色んなオペラ・アリアをまた5曲。「ムゼッタのワルツ」「歌に生き恋に生き」「女心の歌」「夜の女王のアリア」最後にチャイコフスキーの三大バレエ「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」から抜粋で演奏。

ここまでは私の出番はありません。アンコールで演奏される予定のサイさんの中国語の歌「愛する小鳥よ」の伴奏を一人で弾くのと、オーケストラで「ヴィオレッタに捧げし歌」というコンチネンタル・タンゴに参加します。

それと、当日配られるパンフレットの中の”プログラム・ノート”つまり曲目解説などを書きました。今夜が原稿の締め切りだったので、昨夜はほぼ徹夜。今日も予定をキャンセルして、何とか間に合わせました。限られた紙面の中で、全体のバランスを見て、すべて均一でも面白くないし、解説し過ぎない程度に、読み手が知りたいだろうと思うことを想像し、集めた資料と格闘。小難しい専門知識より、親しみの持てる内容になるよう心懸け、なるべく自分らしいコメントも入れるよう、というご要望もあり、挨拶文もまとめ・・。

どうせ、捨てられるんだろうな・・。開場内か電車に乗る前の駅ホームのゴミ箱行きかもしれない。あんまりジックリ読まれても困るので、「今の曲はどれ?」「休憩はあるの?」「あとどの位で終わり?」など、途中で飽きた方達の指標くらいでいいかもしれない。中には、どれか言葉に引っかかって「ふ~ん」と思って下さる方も千人のうち、10人位いればいいかな~。

まだ券は残っていますから、今からでも土曜日の午後、ご予定の無い方、宜しかったらいらして下さい。入場料はS席¥4500が¥4000になります。サイさんの歌う「夜の女王のアリア」は天下一品ですよ。