室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

副都心線

2008-06-18 22:47:57 | Weblog
来週6/25のミントンハウスでの”アストロノーツ”LIVEのためのリハーサルをしに、新宿三丁目に行きました。
 帰り道は、つい先日開通したばかりの「副都心線」に乗ってみました。開通以来、遅延してばかり、とニュースになっていましたが、今日は大丈夫のようでした。

新宿三丁目の丸の内線改札付近からJR新宿駅までの地下道は、ずうっっっっっと、いつ果てるとも知れない年月の間、工事中でした。天井はグリーンのネットが垂れ下がり、靴を履いて160cm少々の私でさえ圧迫感を感じる鬱陶しさでしたが、伊勢丹の地下入り口が斜めのエスカレーターで入れるようになり、都営新宿線へ下りるエスカレーターも出来て、やっと天井もふさがりました。

丸の内線改札に向かって左奧が、スパッと開いて、その先が「副都心線」に続いています。エスカレーターで1階分下りて、更に緩やかな下り坂。JR新宿駅まで歩くのに比べれば、近いものです。大江戸線の飯田橋駅の通路みたいだな・・とか、南北線の白金台駅を思い出すな・・とか、この車両の連結部ドアは有楽町線にもあったな・・とか、似ているもの探しをしてしまいましたが、関係ないかと思っていたこの地下鉄、意外にも使えるかもしれません。渋谷で、どこから地上に出られるのだろ~、と少し不安に思いましたが大丈夫。宮益坂交差点側の東急デパート前に出られます。便利かもしれない・・。

しか~し! 名前がダサ~イ!
副都心って何? さいたまアリーナ? シンボルカラーも茶色だし。 
営団なのだから、もう少しこなれた”宮益坂線”とか、”ハチ公線”とか、渋谷を意識した名前にすれば良かったのに。

昨日のミントン

2008-06-18 03:11:37 | Weblog
昨日は、恒例月一の阿部寛トリオのLIVEを聴きに西荻窪ミントンハウスへ行きました。
今月のゲストは、クラリネットの清水万紀夫さん。サックス、バス・クラリネット、フルート・・と沢山の楽器の持ち替えをこなすマルチ・プレイヤーで、ペギー・リー、クリス・コナー、マリーネ・デイドリッヒ、フランク・シナトラ等、有名な歌手の来日公演でも沢山演奏をなさっている大ベテランです。

清水さんの演奏を聴くのは3月にあった新宿トラッド・ジャズ祭り以来。太っとい、堂々たる清水節。普段は、穏やかにニコニコしてらして、礼儀正しい紳士だけれど、クラリネットを吹き始めると、左肩が上がって、ややガニ股の、いかにも”ただ者”ではない雰囲気が魅力的。

そんな清水さんに、阿部さんが「こんなの知ってます?知らないでしょう?じゃあ、やってみよう」と次々とくすぐりを入れながら、進めます。そんな中で、1曲だけ、清水さんの方から「これやってみてよ」と出てきたのが”リバーボート・シャッフル” 典型的なデキシーランド・ジャズの曲で、後藤雅広さんのクラリネットでは何度も聴いているけれど、清水さんの演奏では、全く別の曲になるから面白い。色んなものがブレンドされて醸し出される清水さん独特の個性。大人の雰囲気の中にも、無邪気さが顔をのぞかせる清水節を堪能しました。

私は行くといつも”飛び入り”参加をさせて頂くのが恒例になっているのですが、この日はギター・マニア系のお客さんが多そうな雰囲気だったので、ソロはやめて、”サマータイム”1曲にしました。この曲でアドリブをしたのは初めてでした。

ところで、来週の水曜日は、同じミントンハウスで”アストロノーツ”が「タンゴ&ジャズ」で出演いたします。奮ってご来場のほど、宜しくお願い致します。

このところ、プリンターが調子が悪く、ついにヨドバシカメラへ修理に出しに持って行きました。重たい、というより、箱が大きくて持ちにくくて、腕がぶらぶらになりました。戻って来るまでは、5年前に買ったモバイル用、BJプリンターを1枚ずつ手差しで使わなくてはなりません。

関係ないけど、今朝は総理大臣になった夢を見ました。総理大臣なのに、寝坊して「あと5分で国際会議です。早く着替えてください。」と言われていて、「何を着ようかな・・」とクロ-ゼットを開けてみて決まらなくて、呉服店に行き、「こちらは七百万円でございます」と言われていました。いったい何の暗示でしょうか? 幸い、「買います」と言う前に目が覚めました。