室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

日蝕実験

2009-07-23 12:19:02 | Weblog
昨日の日蝕は残念でしたね。
『46年ぶりの、世紀の天体ショー!』の呼び声たかく、部分日蝕でもいいから味わいたかった・・。

関東地方での日蝕のピークだと言われた午前11:14に、MDのディスクの中央の穴を、ベランダの欄干にかざして写真を撮ってみました。もっと小さいピンホールじゃないと、意味なかったかもしれないのですが、最近はテレホンカードを使わないし、バスカードも使わなくなっちゃったし、ピンホールと言えるものが見つかりませんでした。こんな場面で、生活の変化を感じたりして。

いずれにしても、11:14は、ウチのエリアは雨は止んでいましたが、どこに太陽がいるか分からない程度でしたからねー。笑っちゃうけど、『世紀の・・』に、一応参加した気分の記念写真です。気のせいか、ピンボケ具合が、欠けているような・・わけはありませんね。

それにしてもNHKの放送は、ちょっとガッカリでした。
レポーターが「暗くなりました」と言っているのに、高感度カメラで撮影している屋久島の森の中は、ちっとも暗くなくて、何を伝えたいのか分からない状態が続きました。腹が立って来て、フジテレビに回したら、ちゃんと暗くなっている奄美大島の景色が映っていました。その場にいない人に臨場感を与えようと思うなら、フジテレビのカメラの方が正解でしょう。

NHKの超高感度カメラの最大効果は、プロミネンスが奇麗に撮影できた事です。これには「さすがNHK!」と思いました が、その直後に嘘くさい演出家が嘘くさいコメントを述べて、感動が半分に減ってしまいました。

感動は、セルフサービスに任せてよ!

それともう一つ
もう既に日蝕が始まっている時に、アナウンサーが「太陽を直接見ないで下さい。日蝕メガネをご用意ください」って、お上の通達のような冷たい言い草に、腹が立ちました。とっくにアチコチ売り切れで、日蝕メガネが手に入らないというのに、今からどうやって用意しろと言うのか!?  だからNHK見てるのに、こんな腹立つ放送しおって、ヘタクソ!

・・と、悪天候の八つ当たりも兼ねて、久しぶりにイカリのブログだ~!