3時頃には帝国ホテルに到着したのですが、演奏会場のチャペルは、このイブの日に結婚式を挙げたいカップルが急に入った、ということで、「そりゃあ、ホテルには有り難いお申し出よね。仕方ないでしょうねー。」などと、一同、妙に納得して、《特別ミュージック・ルーム》なるお部屋へ行かされました。
大きなブラウン管のテレビやオーディオ・セットなどが置かれた、さほど広くはないけれど、VIP が来ても一応困らないお部屋のようでした。ピアノは程度の良いアップライトでしたが。
そこで、1曲合わせたかどうかくらいで、すぐにチャペルに移動。
「移動ばっかし・・」と文句を言うのも体力、気力の温存には不利に思われ、何も言わずに、全荷物をまとめてコロコロ荷物を転がします。
今年、1月に来てすでにお馴染みのチャペル。
確か、ここは寒かったような・・。そうでした。何処からともなく冷風がやって来るのです。
写真のとおり、正面に立派なオルガンがあり、高い天井は、中世ヨーロッパの物語に登場しそうな、十字軍の騎士や、その時代の女性像などステンドグラスに囲まれています。ピアノはハーフサイズのスタインウェイで、響きはリッチです。
お通夜の準備を済まされた畑さんも到着。プログラムを一通り確認する時間はたっぷりありましたが、どんどん冷えました。
アンコール用の“アディオス・パンパミーア”は、音域がハイテンションになるので取りやめ。アルティコス・トリオも思わぬ譜面の不整備があって曲目を変更。ヤンネが紹介披露したい、フィンランドのクリスマス・ソングを入れました。物悲しげな美しい旋律で、プログラムの良いアクセントになりました。
畑さんは、いつもの《底なしのパワー》とはいかず、控えめの雰囲気でしたが、お客様には全く悲しみを感じさせないで、頑張っていらっしゃいました。この後、まだまだ29日まで本番があるそうでした。
お客様は、「こんなに喜んで頂いて良いのか?」と思うほど、心の底から喜んで下さったようなお顔ばかりでした。ゲネプロに比べると、全くと言っていい程、残響が無くなり、気温も後半になって上がっていました。お客様をお見送りした後、プロデューサーから即、「来年も頼んますわー」
丹波篠山から、私も消しゴムはんこを創って頂いた、アーティストの加藤さんご夫妻も見えていて、嬉しい再会を果たしました。ヤンネのサポーターで私も度々お世話になっている高井さんもお元気なお姿を見せてくださり、皆さんとまたの再会を約束しました。とっても暖かい気持ちに包まれて、至福の時・パート2となりました。

大きなブラウン管のテレビやオーディオ・セットなどが置かれた、さほど広くはないけれど、VIP が来ても一応困らないお部屋のようでした。ピアノは程度の良いアップライトでしたが。

そこで、1曲合わせたかどうかくらいで、すぐにチャペルに移動。
「移動ばっかし・・」と文句を言うのも体力、気力の温存には不利に思われ、何も言わずに、全荷物をまとめてコロコロ荷物を転がします。
今年、1月に来てすでにお馴染みのチャペル。
確か、ここは寒かったような・・。そうでした。何処からともなく冷風がやって来るのです。

写真のとおり、正面に立派なオルガンがあり、高い天井は、中世ヨーロッパの物語に登場しそうな、十字軍の騎士や、その時代の女性像などステンドグラスに囲まれています。ピアノはハーフサイズのスタインウェイで、響きはリッチです。

お通夜の準備を済まされた畑さんも到着。プログラムを一通り確認する時間はたっぷりありましたが、どんどん冷えました。
アンコール用の“アディオス・パンパミーア”は、音域がハイテンションになるので取りやめ。アルティコス・トリオも思わぬ譜面の不整備があって曲目を変更。ヤンネが紹介披露したい、フィンランドのクリスマス・ソングを入れました。物悲しげな美しい旋律で、プログラムの良いアクセントになりました。

畑さんは、いつもの《底なしのパワー》とはいかず、控えめの雰囲気でしたが、お客様には全く悲しみを感じさせないで、頑張っていらっしゃいました。この後、まだまだ29日まで本番があるそうでした。

お客様は、「こんなに喜んで頂いて良いのか?」と思うほど、心の底から喜んで下さったようなお顔ばかりでした。ゲネプロに比べると、全くと言っていい程、残響が無くなり、気温も後半になって上がっていました。お客様をお見送りした後、プロデューサーから即、「来年も頼んますわー」

丹波篠山から、私も消しゴムはんこを創って頂いた、アーティストの加藤さんご夫妻も見えていて、嬉しい再会を果たしました。ヤンネのサポーターで私も度々お世話になっている高井さんもお元気なお姿を見せてくださり、皆さんとまたの再会を約束しました。とっても暖かい気持ちに包まれて、至福の時・パート2となりました。
