室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

週末・体力てすと

2010-11-01 11:52:52 | Weblog
前回のブログでお知らせした『近々・・』が始まっております。

その第1弾、『サロンで聴くバイオリン協奏曲シリーズ』in 関内サロン。10/17水曜日と30日の土曜日にありました。土曜日の方は、台風注意報の中、皆さんよくぞいらして下さりました。


             


音が顔や身体に刺さりそうな近距離での メンデルスゾーンとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。お聴きになる皆さんも体力を要求されている気がします。

それにしても、小笠原伸子さんはスゴイ! 初めの頃はメンデルスゾーンだけを1日に2公演、チャイコフスキーだけを1日2回・・という感じでやっていたのが、ベートーヴェンの頃から「ブラームスもやりたい」「ブラームスは独奏とドッペルとを両方」となり、気がつくと当たり前に2曲ずつになっていました。

チャイコフスキーなんか、1楽章やるだけでも大変なのに、2曲とも全楽章暗譜です。2回のリハーサル、そして本番ごとに進化して、上達して・・。それでいて、「やらねばならぬ!」式のネガティブなところが微塵もありません。楽しく前進するのみ。だから、ご一緒していて楽しくて仕方ありません。

伴奏もそれなりに、普通ではないですが・・。
メンコンが30ページ。チャイコンは50ページで、合わせて80ページ。でも、私はオーケストラが好きなので、「ここはファゴット。ここからはホルンが出てきて、ティンパニがトントントン。こっちはストリングスが・・」などと立体的に組み立てるのが楽しいのです。まあ、チャイコフスキーは独特の転調システムで迷路の中を進むような箇所があちこちあって、気が抜けませんが。お陰様で楽しめました。


             

今回の衣装。急に冬が来たかと思った日に決めたのですっかり暖色系でした。



さて、昨日の31日は、久しぶりに銅鑼LIVEでした。

     
             

”田部雅美フレンズ” です。永谷・大将(テナーサックス) 田部さん(ギター) 大御所・白須さん(ベース) 須崎さん(ドラム)私(ピアノ) これにトランペットの菅野くんが入って6人なんですが、昨日は1セット目だけ吹いて仕事に行き、仕事帰りで2セット目だけの私とすれ違いになりました。


    


素敵な方ばかりで、毎週火曜日の練習はいつも楽しみだったのですが、リーダーの田部さんが那須にお引っ越ししてしまったので、最近は練習が頻繁にできなくなって寂しいです。11/14の新宿ジャズ・フェスティバルは、このメンバーで15時から《ひだり馬》で演奏します。よかったら見に来てください。


             


昨日は、朝から電車が「置き石があった」とかで大幅に遅れたため駆けずり回り、仕事終了後もLIVE に間に合うようにこけつまろびつ・・。地下鉄乗り換えも走り続け、良い運動になりました。お陰で今日はかるーい筋肉痛・・。

元気で有り難いっス。