人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

二番鳥が鳴きだして  成長の幕が上がる!

2014年06月17日 | 戦略
『戦の成功は「勢い」に乗ることが重要で 個人の力に頼ることではない』
「孫子の兵法」の一節です。
「善戦者求之勢不責於人」

商売にも当てはまります。
タイヤの非繁忙期に「売れ」「売れ」と檄を飛ばしても 
マーケットに勢いがありませんから
虚しく空回りします。
ところがスタッドレスシーズンが来ると状況は一変します。
この時の勢いに乗ることが重要なのです。
勢いの乗るとは人の集中です。
「閑な時期には最低限の人数で 繁忙期には人手の集中投入」というのが
スモールタイヤ商売の要諦です。


もっと大きな視点ではどうでしょうか。
今 当社は上記のタイヤ商売を活かすことが出来て補完関係を見い出した 
車美容業に進出し三年を過ぎようとしています。
この三年 一番鳥の役割りとしてTOPである私が
「この仕事はいいよ 成功するよ」「若者がイキイキ働くよ」などと
吠えまく言いまくり書きまくりました。
責任者が吠えて吠えてみんなを乗せていかねばなりません。
言葉で求心力を生むために 実績がありませんから吠える以外ないのです。
スタッフは当初口にこそ出しませんが半信半疑といった感じでしょう。
親方が進むから付いていくけれど大丈夫かな~・・・って具合です。

しかし三年を迎える頃から 
誰の目にも「キーパープロショップ岐阜店」の活況と
ビジネスの成功が目に見えてきました。
売上げが立ち上がり 来店台数が飛躍的に増加してきたのです。
それを目の当たりにする社内は
「いけるぞ~」「乗り遅れるな~」っていう感じです。
そこで私は 今まで牽引してきた人間学勉強会とかこれから始まる座学とか
参加をやめて 当社の二番手メンバー達に託す事にしました。
本部黒子役のベテラン3名と主役店長2名で構成する 
ミドルマネジメント=二番鳥です。
一番鳥の社長は大法螺を吹いてタイヤ商売から未知の車美容業ビジネスへ進出させました。
海のものとも山のものともわからない業界へ進出ですから
大法螺を吹いて吹いて吹きまくる以外ありません。

そして二番鳥が夜明けだ~儲かるぞ~いい商売だぞ~とオヤジの陰から飛び出して
自己の言葉でもって後に続く若者を感化して乗せていく役割りを与えられています。
それが『勢い』なのです。
私は二番鳥たちに「言葉」を出させるように仕向ける=人間学勉強会に不参加などを通じて
仕向け始めました!


さてさて当社の二番鳥集団はどれだけの法螺を吹くか見ものです!
「孫子」を知っていたお陰で 次の一手が打てたのです。
中国古典は学びの教科書です。
是非 一冊座右の銘に。
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「タイヤ再編前夜」  日経ビジネス誌を読む!

2014年06月17日 | タイヤビジネス
スモールタイヤ商売を「地域の毛細血管」と認識して
小さなタイヤ屋を運営していますが 
タイヤの心臓にあたる タイヤメーカーの動向について
日経ビジネス誌が取材を重ね特集を組んでいました。

世界的な再編があるという見方ですから 興味が湧きます。
スモールタイヤ商売として 
二番手戦略の相方の変更を考えるのか?
お客様に提案する価格政策をどうして行くのか?

 









家電製品や携帯電話では 日本メーカーは高機能高価格といった政策が
新興国のメーカーによる価格攻勢によって価値が薄れ 「ガラパゴス化」という
レッテルがはられましたが 
タイヤも そういった流れに飲み込まれるのか?


「上に政策あれば下に対策あり」
雑草のような末端毛細血管型販売店の我々は興味津々として眺めましょう。

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