自分の中で
いろいろにな役目にどういう序列をつけているかと 自分自身に問えば
タイヤ屋のオヤジ<経営者<商人<人間という順序だろうか。
タイヤのオヤジ稼業は
好き好んで自ら飛び込んだ役回りなのでほぼ毎日これを演じています。
しかし重要さと言えば経営者であることが優先されるときは こちらを優先します。
それは好きな事より責任のあることを優先する当然の事です。
今期は 寒さと降雪に恵まれタイヤ商売は繁盛しましたので
売れ残りは少なく多少は利益も出ていると思います。
しかし 暖冬で雪も降らず仕入れたスタッドレスタイヤが全く売れないとしたら
「悪いのは暖冬で給料が払えないのは仕方がない」なんて言ったとしても
従業員さんは「給料が無くても仕方ありませんね」とは 絶対言わないでしょう。
雪が降らんことも想定してリスク管理をするのが経営者でしょう。 となるので
タイヤ屋のオヤジ<経営者は 当たり前の事となります。
タイヤ屋のオヤジ>経営者となるのは それは道楽となるはずです。
資産があって売れなくても食っていける立場の人が その道楽が出来る人の候補になります。
私自身は 会社のする借金全てに個人保証をして
会社と一蓮托生の運命を背負っているので
やってくる変化に対応する必要(生き延びる)があり いつもその覚悟だけは持っているつもりです。
ある意味 小売業は見込み商売的な要素があって
売れると思って沢山仕入れても
暖冬でまったく売れなかったケースもままあるものです。
そうなると現金が不足することとなり
給料や諸経費の支払いは現金であることから
資金繰りに苦労することは明白です。
そのうえ見込み違いはけっこうあるのは凡人の性です、仕方ありません。
だから 如何したら出来るか?どうやって資金を集めるか?
出来る可能性を目を皿のようにして探す習い性が身に付いています。
自分の持ち金がなければ
他人の財布(融資)からぴっぱってくるなど 出来る方法を考えて
出来ませんとは 絶対言えないのです。
そうした事態に陥らないため アリさんのようにせっせと少しづつ蓄えを増やすのが任務です。
地道な積み重ねと 先行きにレーダーやソナーをを張り巡らすのが経営者でしょうか。
タイヤ屋オヤジ<経営者は間違いありません。
経営者のカネ勘定は
商売でたえずキャッシュフローを回すことが大事であって
先行投資などで不足するときは融資で対応しますが
商売が黒字であれば 融資で対応する必要が無いので
経営者<商売人という感覚が 小さな商売では優先すると考えます。
商売上手であることが重要です。
ローコスト経営が基本になります、
現在の当社は事務員さんがいなくて
タイヤ屋のオヤジ三人衆が社長・総務・経理を分担することでそれが実現しています。
単純工ではなく一人二役三役を兼ねることが 商売上手と言える所以です。
商売人<人間・イマージンというのは
ネットデジタル分野でなく アナログ分野のサービスビジネスに基盤を置いていることを指します。
今のデジタル分野では少数の支配層が利益を総取りして
利益配分が極めていびつになっています。
我々のアナログ商売は 配分の格差がほぼなく差がほとんどありません。
ある意味で理想の状態だと考えています。
儲けの上手い人や一握りの勝ち組など
格差が大きすぎる社会は
不安定になると言われるのはデジタル社会の行き過ぎであり
アナログの良さや価値が見直される
アナログの復元もありゆるというのが
商売人<人間・イマージンの示す考え方です。
タイヤもキーパーも
アナログの価値に重きを置くスモールな専門店ビジネス
これからもよろしくお願いいたします。