「木を見て山を見ず、山を見て木を見ず」と言われますが
決算とは山全体を見ることで、
各店舗の実績の集積が決算にまとめられるのです。
店舗で 電気代や水道代が高くなったという情報はあっても
「仕方がない」と言った具合に問題視されにくいのです。
インフレ値上げは
コロナ過で生じてウクライナ侵攻で加速した
不可抗力みたいなものです。
一般的には電気代を節約しようエアコンの設定温度を２８度にしましょうなんて
公的機関のような発想をするしかありません。
ところが最近の若者に
そうした節約感覚は皆無？です
暑いので設定温度は最低にしているケースを目撃しています。
口を酸っぱくして節約しなさい。と言うべきでしょうか？
しかし必要な費用は仕方ありません、掛かるものは掛かるのです。
全体 決算では水道光熱費の計上額は
当期 3.877.7000
前期 3.400.000
前年対比114.3％の増加です。
運営コストの増加は インフレ時代には当然ですから
各企業は コスト増を商品の価格改正で転嫁するのが今の風潮です。
タイヤ業界も
タイヤ価格の値上げが
昨年２回 本年１回と ３回も原料高・輸送費高等を理由に行われました。
キーパーも
そうしたコスト高を理由に
９月から洗車料金の値上げが発表されました。
当社のキーパープロショップも
全てキーパーノウハウを取り入れ真似をさせていただいていますので
洗車料金の改正に踏み込みます。（詳細はキーパープロショップHPで確認ください）
増加する経費の内には
スタッフに対する人件費もあります。
サービス業では 労働力集約の人手によるサービス提供になるため
賃上げ・待遇改善は最重要課題です
電気代を節約しなさいと言うより 熱中症防止にどんどん冷やしなさいと言うのが正解です。
その原資を賄うためにはサービスに対する対価の見直しは必要と考えていますので
お客様にはご理解を賜りたく思います。
タイヤ専門店イマージンでも
脱着価格の見直しも議論していますが
第一に
他店購入品の持ち込み作業を行わない方向性を打ち出して
付け替え作業の絶対数の低減に取り組んでいます。
（高齢スタッフに作業増はむりです）
当店お買い上げのアフターサービスとしての脱着料は据え置きますので
今季も 以前のまま１１月中は 割引価格を適応させていただきます。
尚 １２月は今期販売品の取り換え最優先になりますので
自店販売品であっても降雪予報後には受付できない場合も増えますので
ご了承願います。
水道光熱費だけでも年間３８８万も掛かりますが 経費全体の２．３％です。
でも負担増は続きますね！
経営の采配は全体を見ながらしましょう！
暑い時には充分冷やしなさい！
でもお客様には冷え過ぎの場合もありますからゲストルームだけは
キチンと管理してください！
