昨日付で ブリジストン社がタイヤの値上げを発表しました。
今年2度目の値上げです。
今年の4月から値上げが行われましたが
需要期前にタイヤを仕込むことが出来て
春需に交換をされたお客様の多くに 値上げ前の価格で提供させてもらうことも出来ました。
今回は9月1日出荷分から値上げということで
夏タイヤの需要期ではなく 冬タイヤの需要期になる為
値上げ前に仕込めるのは一部スタッドレスタイヤしかありません。
しかし購入は買い置きなんて芸当は出来ず 仕入れイコール入庫となるので
タイヤ保管場の関係でこれもなかなか難しいのです。
願わくば 今年の値上げはブリジストン社だけで
他メーカーさんが値上げに追随するにしても 来年からにしてくれればとってもありがたい。
お客様にも
「ブリジストンを購入候補から外して ヨコハマタイヤにした方が有利ですよ!」
なんてセールストークも効き目が絶大になるかもしれません。
1年で それも前回値上げから5か月後の再値上げは
色々な事情があるにせよ大手メーカーの横暴と お客様の目には映る可能性があります。
追随を来年以降に遅らせるメーカーがあれば お客様の目にユーザーに寄り添う会社だと映り
ナンバーワンメーカーの横暴が顧客離れを起こし
値上げしなかった二番手メーカーの好感度はめちゃ上昇し
追い抜くチャンスになるかもしれません。
しばらく他メーカーの動向に注意を払います。
我々のような弱者は
最大手メーカーの施策がずっこけて
二番手メーカーの好感度が上がるのは歓迎します。
食料や燃料・エネルギー等 何もかもが値上がりしていく時代です。
値上げの時期をズラスだけでも
最大手タイヤメーカーの牙城を崩すチャンスだと 二番手メーカーの経営陣は考えるか?
最大手が値上げなら我々もすぐ値上げして追随だと考えるか?
そういった目で メーカーの動向を見ると
またスモールタイヤ商売も面白味が増してきます。
原材料価格の上昇を理由にした値上げ
輸出したタイヤが生み出す為替益には触れることはありません。
今の時代 ユーザーも多くの情報に触れれます、
まさかブリジストンタイヤ不買運動なんてことにはならないでしょうが、
最大手に傲慢さを感じればそうした流れも出てくるかもしれません。
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